エプスタインズ、創刊10周年を迎えました

 

祝え、エプスタ10周年。

 

2010年7月24日に創刊した、エプスタインズ。
四の五の言いながら、10周年を迎えました。

本当はその日に特集記事を編みたかったんですが、ありがたいことに別の執筆依頼がありまして、もう忙しいの忙しくないのって。こんなに遅くなっちゃいました。

10年の中で、たっくさんの記事を、多くの人を巻き込んで、掲載してきました。
最初の頃は、「若女将けい子」に人気があって、一方で「cao no cafe」が我が道を疾走なことになって、辺野古基地移転問題が勃発して、沖縄の方とずーっと対談を続けて。

CD・DVD・書籍などの通販もできるようにシステムを組んで下さったのは、オーツカさんとタカツカアキオさんです。ウェブ制作会社に発注したら、数百万円もかかるそうです。心の底から感謝しております。おかげさまで、舞天(ブーテン)のみならず、様々な作り手の作品を販売できました。

 


10のロゴを探していたら…、これいいじゃん!

 

放映開始時には全く人気がなく、視聴率もジリ貧だった「深夜食堂」が面白くって始めた記事が、今や世界各国からアクセスされるようになって。あの頃は、とにかく誰も観ていなかったです。映画化されるなど、ゆめゆめ思わなかったです。

その翌年に東日本大震災と原発事故があって、僕の愛猫が亡くなって、毎週金曜の首相官邸前反原発デモを毎回取材して、デモへ参加できない遠くの方からアクセスがあって。

「福島・相馬に行く」大阪ロードショウをご覧いただいた、キム・ホンソンさん。彼女の自伝について書かせていただいたら、大学の教え子たちから沢山アクセスされるようになって。どうも、大学のレポートの参考にしているそうで。

長野県川上村を旅して、たまたま撮った駅の便所の落書きの記事が、ひょっとしたらレタス畑で働く海外からの技能実習生の方々が、苦しみを訴えていらっしゃるんじゃないかとアクセスが集まって。

中学の時お世話になった塾の先生の事を書いて、あちこちにいる教え子の方々からお便りをいただいて、いまだに先生とはお会いできなくって。

長野県小諸市にある「渥美清こもろ寅さん会館」再開運動にも携わり、毎月開催される35㎜フィルム上映会(フィルム上映って貴重)もレポートしたんですよ。高速バスで通ってました。楽しかったのお。

近年は、映画評論家・名無シーさんとの対論が楽しいです。この広場で、いろんな人に遊んでもらえれば嬉しいです。我が家のこたつは、宇宙につながっています。

 

 

そこで、アクセス数の多かった記事をランキングしようと思ったんですが、グーグル・アナリティクスがきちんと作動してくれないんです。なので、冷やかし程度にご覧いただけたらと思います。

(2010年から2012年のデータが、はっきり出てこないんです。古すぎると、分析不可になるのでしょうか。ないしは、システムに負荷がかかりすぎるのか…)

どの記事も可愛い子供たちなので、どの子に人気があったのかというよりは、こんな記事もあったなあと思い出してもらえれば嬉しいです。

なお、1日辺りのアクセス数でダントツに多かったのは、第4位の記事です。「あまちゃん」の本放送終了直後に記事を掲載したんですが、あっちゅー間に驚くほどアクセスされました。今でも、あまちゃん大好きです。

 

 

1位は「あまちゃん」だと思ってたんですが、「深夜食堂」ですね。
中西俊夫さんも、ジョージ・ハリスンも、バラカンさんも、入ってます。
※数字は、アクセス数です。

第1位
第十一話「再び赤いウインナー」
7097

第2位
第十四話「煮こごり」
4608

第3位
ヤツのオデコに一文字くれろ!第14回「沢田研二」
4164

第4位
東北の人と「あまちゃん」を語る
3937

第5位
官公庁のトイレの落書きを探して第15便「標高1135.3mの村のトイレ」
3415

第6位
清志郎行きつけの店で献杯する
3263

第7位
第十二話「唐揚げとハイボール」
2780

第8位
私によるYMOベストテン/しょの1
2724

第9位
第七話「タマゴサンド」 <前編>
2706

第10位
第二十八話「きんぴらごぼう」
2578

第11位
エプスタ編集長による『箱入り息子の恋』
2514

第12位
映画「鎌田浩宮 福島・相馬に行く」公式サイト
2471

第13位
第二十話「ギョーザ」
2313

第14位
第十九話「肉じゃが」
2299

第15位
玉音ちゃんradio 第17回「高橋幸宏 60th anniversary」
2184

第16位
第一話「赤いウインナーと卵焼き」
2160

第17位
渥美清こもろ寅さん会館は。
2148

第18位
ポール・マッカートニーに会いに行く
2070

第19位
第三話「お茶漬け」
2014

第20位
第五話「バターライス」
1956

第21位
第九話「アジの開き」 <前編>
1931

第22位
小諸なら星雲館に泊まる
1867

第23位
第十三話「あさりの酒蒸し」
1829

第24位
通勤の音楽1985年12月24日(火) きよしこの夜
1783

第25位
第十五話「缶詰」
1762

第26位
第二十四話「紅しょうがの天ぷら」
1748

第27位
「キム・ホンソンという生き方」を読んで
1751

第28位
第三十話「年越しそば」
1668

第29位
第二十二話「豚バラトマト巻き」
1665

第30位
第二十三話「里いもとイカの煮もの」
1606

第31位
第二十一話「メンチカツ」
1569

第32位
さよなら三軒茶屋シネマ
1506

第33位
第二十九話「レバにらとにらレバ」
1488

第34位
関西私鉄最王手・阪急電鉄発車チャイムの怖恐(フキョー)!
1456

第35位
映画「深夜食堂」
1449

第36位
第八話「ソース焼きそば」 <前編>
1467

第37位
玉音ちゃんradio 第8回「仲井戸“CHABO”麗市特集」
1403

第38位
緊急連載「有志連合と協力して」①
1395

第39位
無縁坂の尋ね人
1373

第40位
玉音ちゃんradio 第15回「忌野清志郎ロックン・ロール・ショー」
1318

第41位
第二十七話「しじみ汁」
1274

第42位
第四話「ポテトサラダ」
1271

第43位
第二十六話「ロールキャベツ」
1186

第44位
2001年11月29日(木) Never Without You
1154

第45位
若女将けい子の“いまさら純潔など…”
1086

第46位
浪日記㉙ずっと、ウチのハナちゃん
1075

第47位
長野県川上村・続報
1022

第48位
忌野清志郎ロックン・ロール・ショー渋谷公会堂2015
959

第49位
映画「マラソン・マン」公式HP
959

第50位
god save the TO$H
899

第51位
barakan morning
851

第52位
MY NAME IS CHABO
824

 

やっぱし、楽しいわあ。
似非隠居の初老が、いろんな人に書いてもらいながら、
これからも続けていきますので、どうぞよろしくお願いします。



2020.08.07

ご報告です What the Lord Has Done in Me

 

熊本県へ
集まったお金を
お送りしました。

 

 

長野県小諸市に拠点を置く「ゴスペるん♪こもろと、
へっぽこヴォーカリスト鎌田浩宮の共作によるゴスペル
「What the Lord Has Done in Me」。

偶然なのかどうなのか?
メロディーの一部が、フォスター作曲
「Hard Times Come Again No More」
に似てるんですよね。

どちらも、
コロナウイルスで疲弊している心持ちを
慰め、穏やかにしてくれます。

「Hard Times Come Again No More」は
アッコちゃんこと矢野顕子さんのカヴァーもすんばらしい。
dip in the pool・甲田益也子さんによるカヴァーは、映画「日本人の忘れもの」で聴くことができます。
映画そのものも、すんごくいいです。
現在上映中なので、ぜひご覧下さいね。

さてさて。
この共作「What the Lord Has Done in Me」
のYouTubeを投げ銭制にしました。

集まったお金を、
2020年7月の熊本南部豪雨への義援金にしようと、
呼びかけさせていただきました。
(その記事はこちらです)

現時点で4名の方々から
合計で9000円の投げ銭をいただきました。

そこで昨日2020年8月4日(火)に
第一弾として9000円を
熊本県に寄付させていただきました。
ゆうちょ銀行を利用したので
手数料はかかりませんでした。

ちなみに、
こちらが熊本県のHPです。
こちらに書かれてある口座に
振り込みを行いました。

豪雨から1カ月経ちましたが
コロナウイルスの影響により
県外からボランティアを
受け入れられないこともあり
今なお復旧に至っていないようです。
自衛隊の救援活動については
西日本新聞の、この記事
分かりやすく報道しています。

このような状況もあるので
今後も投げ銭の募集を続けていこうと思っています。
ゴスペるん♪こもろによるこの曲を
より沢山の方々に聴いていただけるよう
頑張っていきたいと思います。

今後ともよろしくお願いいたします。


2020.08.05

反響です What the Lord Has Done in Me

先日公開された、
ゴスペるん♪こもろによる
「What the Lord Has Done in Me」と、
投げ銭制による
2020年7月の熊本南部豪雨への支援
(こちらをクリックくださいね)
について、
さまざまなメッセージが
届きましたよ。

投げ銭は今なお受け付けています。
みなさま、
よろしくお願いいたします…。

それでは!
以下、お読み下さい…。

 

素敵な曲でした。
自然な響きはその場所の響きなのでしょうか。
熊本の災害はまだ続いていますが、少しでも役に立てればと思います。
(東京都・女性)

 

ステキな音源に、思わず誰々?となりました。誰かの心に留まって、元気を届けられたら素敵だなと、シェアしまくってます!
(長野県小諸市・女性)

 

素晴らしいコラボですね!
聞かせていただきありがとうごさいました!
(東京都・女性)

 

ゴスペるん♪こもろさんの素晴らしい歌声が大好きです
ゴスペルの素晴らしいハーモニー?それに乗せた鎌田さんのヴォーカルがまた凄い
リモートセッション?こんな事ができるんですね 感動しました
(東京都・女性)


2020.07.16

「東京大改革 小池百合子の戦い」一部を担当しました

文・鎌田浩宮

東京大改革 小池百合子の戦い (別冊宝島 2595)

2017年7月2日に行われる注目の東京都議会議員選挙。2月の千代田区長選で大敗した都議会の重鎮・「ドン」内田氏が引退に追い込まれるほど、小池百合子陣営は勢力を強化。新党を立ち上げる予定の小池氏は、公明党との密接な連携でさらなる勢力拡大を図ることだろう。本誌は、小池氏が掲げるスローガン「東京大改革」をテーマに、これからの小池新党と都議会議員選挙、「東京の敵」との戦い、築地移転問題などを取り上げ、小池氏の本質に迫ります。
(宝島社サイトより)

2017年6月15日発売
宝島社
A4版 全111ページ

980円+税

最近のキャマダゆーたらダラダラふて寝ばっかししくさって「やすらぎの郷」の録画を繰り返し観ては体重200kgの巨漢を震わせ泣いてるだけっつーじゃないの、7月29日(土)には下北沢モナレコードで舞天(ブーテン)のライヴ「越静寂」も控えてるのに、もーあれじゃ廃人ね、と訝しげな貴殿に、ご報告。

この本で、猪瀬直樹元東京都知事へのインタビュー記事
「都議会の完全正常化を行ない、都政ビジョンを示してもらいたい!」(30P~33P)
「1934年に開設された古い築地市場に居続けるのはもう限界だ!」(53P~54P)
の取材・執筆を担当しましたど。

最近はウェブ媒体への書き散らしばっかしだったので、署名記事は久しぶり。
これも、編集を担当された游学社・久野勇さんのおかげです。
久野さんは、インタビューもご同行いただき、全てのセッティングもして下さいました。
ありがとうございます。

すごいよなあ。
発売して半月後には、都議会選挙があって。
現時点ではコンビニでも見かけられるほど絶賛発売中のこの書籍だけど、いつまで見かけられるかな。
「やすらぎの郷」同様、フォーエヴァーでお願いします。

「やすらぎの郷」、昨日2017年6月27日放送分では百田尚樹をモデルにした脚本家を小馬鹿にする場面があり、相変わらずぶっちぎってて楽しい。
もう、何クールでも放映し続けてほしいです。


2017.06.28

下北沢mona recordsへの道程(みち)

写真/文・鎌田浩宮

2016年11月26日(土)に、
下北沢モナ・レコードにて
あのへっぽこバンド・
舞天(ブーテン)

が、ライヴを催す。

下北沢駅から徒歩1分
という近さなのだが
道に迷う人、
ヒジョーに、多く。

なので、
下北沢駅南口から
モナレコードまでの
行き方、おさらいします。

 

お父ちゃんお父ちゃん、モナどこさあるだい?
息子よ息子馬鹿息子、それはお父ちゃんぢゃなくて人さらいぢゃ。
嗚呼都会の衆は皆足早で、モナの場所すら聞き出せず。
いっそのこと、お月様に聞こか、お星様に聞こか。
ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん。ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん。

迷子になる人が多いので、すんごく細かく、ご説明。


ここ、下北沢駅南口です。駅側から逆に外を見ると…。


こう見えるはずです。マクドナルド右手の、下北沢南口商店街を進んでね。


右にマック。左にスタ丼。この道ではありません。間違える人、多いんです。


左にマック。上に下北沢南口商店街のアーチ。こちらを歩いて下さい。


マックから1軒挟んで左手にすぐ現れるゲームセンター。
現れなかったら、今進んでいる道は間違いだと思って下さい。

お父ちゃん嗚呼お父ちゃん、おいらもう眠いだよ、寒くて寒くて眠いだよ。
息子よ息子馬鹿息子、そげな所で寝ちゃ駄目ぢゃ。
お前の寝た隙に異人さん、へそをば盗って行っちまうぢゃ。
それさ見てクラムボンはわらったよ。クラムボンはかぷかぷわらったよ。

 


ゲームセンターの次は左手にラーメン屋「頭」。
そしてdocomoショップです。


そして左手にソフトバンクショップ。

お父ちゃんお父ちゃん、あの自転車乗りはどこの誰だい。
息子よ息子馬鹿息子、あれは柄本明ぢゃ。
お父ちゃんお父ちゃん、あの痩せこけた兄者は誰だい。
息子よ息子馬鹿息子、あれはヒロトとマーシーぢゃ。
お父ちゃんお父ちゃん、あの白髪のルンペン誰なんだい。
息子よ息子馬鹿息子、あれは鈴木慶一ぢゃ。
皆下北が好きなんぢゃ。皆下北闊歩するぢゃ。
よだかは、実にみにくい鳥です。そしてよだかの星は燃えつづけました。

 


そのまま直進すると、モナ・レコードが左手に見えます。

1階、今は長崎とんこつラーメンではないのでご注意を。
この3階です。2階では鎌田浩宮のCDも売っちょります。

この看板、見つけてね。

道すがら、迷っている人いたら、あすこがモナよと、教えたらん。
あの人この人声かけて、無理矢理モナへ、連れてからん。
あめゆじゅとてちてけんじゃ。わたくしのすべてのさいわひをかけてねがふ。

舞天「不忘年会」
2016年11月26日(土)
東京都世田谷区北沢2-13-5
下北沢モナ・レコードにて
開場18時 開演18時30分
前売2000円 当日2300円
前売券の発売は
モナ・レコードの店頭及び電話・メールにて受け付けています。
電話 03-5787-3326 / 12:00~24:00
メールはこちらにて

the Booten are…
Akio Takatsuka (G)
Paco (D)
Shin Deguchi (B)
Hironomiya Kamada (V)

 


2016.11.18

舞天(ブーテン)ライヴ「不忘年会」やるど!

文・鎌田浩宮

ガンガンニン
ガガニコニンニン!
あのうるさいバンドが
帰ってくるど。

緊急ミーチングを中継するテレビ東京

リードギターにして舞天創設者・山中清紫郎が一時活動休止、
ベース・今泉見海が脱退と、バンド崩壊の危機に直面した舞天。
タカツカアキオ・Paco・鎌田浩宮は三軒茶屋の極楽老舗酒場・味とめにて
緊急ミーチングを決行した。
呑む。
話す。
呑む。
話す。
食べる。
話す。
呑む。
呑む。
お代わりする。
酔う。
笑う。
ミーチングにはほど遠い、ど阿呆な酒飲み会になっておった。
ただ呑みたかっただけなのか、俺。
呑めればなんでもええのか、俺。
そんなぽわ~んとしたその時だった。

♪たたたたたーたたたたたたー

タ「なんだこの音は?」
P「もしかして?」
鎌「新しいベーシストの奏でる音色?」
3人「マジすかマジすかマジすか学園!」

タ「馬鹿野郎小松政夫の声色じゃねえか!」
P「伊東四朗とのコントサイコーじゃねえか!」

♪つんつくつくつくつん べんべらべんべらべんべらべんべら

タ「お、おい、なんだこの音は?」
P「もしかして?」
鎌「スラップさえしてるぞ、新しいベーシストだ!」


(待ちきれないヤツぁ2分10秒から見れや!)

タ「馬鹿野郎小松政夫の声色じゃねえか!」
P「キャンディーズのボケも可愛いじゃねえか!」
鎌「キャンディーズ解散前のラストコントじゃねえか!」

ドリフもいいが、この2人のコントはすごい。
70年代後半のコントがこんなに面白いとは思わなかった。
子供の頃も観ていたが、こんなに面白いとは感じなかった。
作家は誰なんだろう?
キャンディーズもすごく勘のいい娘たちだったんだなあ。
スーちゃんに、会いたい。
ああ、悲しい。

♪がんがんにんががにこにんにん 

タ「なんだこの音は?」
P「もしかして?」
鎌「新しいベーシストが遂に登場か?」

そこに現れたのは、トランキル・オーヴァー、ザ・グレート・ローリングフラワーの天才ベーシスト・出口信一だった。

この点数、高いのか低いのか。

デグチさん、リッケンバッカーの赤いベースがサイキョーにカッコE。
デ「僕でよければ、舞天のベース、やりますよ」
3人「マジすかマジすかマジすかマジすか大学!」
あまりの嬉しさにPacoが窓ガラスを割ってしまった。
鎌「尾崎豊かよ!自由をはき違えて26歳で死去かよ!」
タ「社会に順応してるエリートサラリーマンほど尾崎豊好きだよな!」
Pacoは不良少年がまだヤンキーとは呼ばれずツッパリと呼ばれていた頃、世田谷区立駒沢中学校で番長だった。
愛聴していたのは尾崎豊ではなくカジャグーグーだった。
家の天井にはリマールのポスターが貼ってあった。
今もなおPacoは酔っ払うとこのアイドルグループのフレットレスベースが素晴らしいと言いだし、他のメンバーの失笑を買う。
兄の鎌田浩宮は当時YMOにイカレておるヘンタイよい子だった。
タカツカアキオは当時YMOを聴きつつハードロックのギターフレーズもコピーしていた偏差値85というあり得ない数値の天才だった。
普通、偏差値というのは75までしかないのだから。

4人になった、舞天。
今年も、やります、不忘年会。
新曲だらけでお送りするぜ。
新しくなったサウンドを、聴きに来て下さいね。

舞天「不忘年会」
2016年11月26日(土)
東京都世田谷区北沢2-13-5
下北沢モナ・レコードにて
開場18時 開演18時30分
前売2000円 当日2300円
前売券の発売開始は10/26(水)より
モナ・レコードの店頭及び電話・メールにて受け付けます。
電話 03-5787-3326 / 12:00~24:00
メールはこちらにて(10/26よりアドレス解禁になります)

the Booten are…
Akio Takatsuka (G)
Paco (D)
Shin Deguchi (B)
Hironomiya Kamada (V)


2016.10.09

長野県小諸にて「男はつらいよ」23作上映迫る

構成・鎌田浩宮

式場から
飛び出したって…
上出来だよ
花婿さん
どんな
顔してた?

 

 

上映が、
1日2回
となります。

 

4月。
寒い信州にも、春が来る。
懐古園の桜祭りも、始まる。
去年の4月は、東京からバスツアーが出たんだよなあ。
あの時お越しいただいたお客様には、今でも感謝し続けております。
いやあ、あの時はツアー客を集めるの、大変だった…。
定員に達しないとツアーは中止になる、ということになり、そうすると、既に参加表明下さっている方々に、中止とお詫びの連絡を入れないといけない。
てんやわんや、だった。
何とか、50人弱集められたんだよなあ。
僕なんか、母と母の友達にまで参加をお願いしたりして。

あれから、1年か…。

2014年6月14日から始まった、「寅さん全作フィルムで観よう会」。
あれから、どんなに集客が少なくっても、毎月開催してきた。
僕も、親族が死去した時を除けば、ほぼ毎回、東京からスタッフとして駆けつけてきた。
その際の交通費と宿泊費を数えてみただけで…浅間山の山頂まで札束が積み上がるだろう?

そして、今回から遂に、この上映は
昼2時半開場 昼3時開映
夜6時半開場 夜7時開映
の2回上映となります。

また、3時の回終映後には、おまけのトークショウ
園(その)まち講座」が開講されます。
県内外で活躍している人をお招きし、30分ほどお喋りしてもらいます。
記念すべき第1回は、「千曲の桜並木を生き返らせた男」NPO法人千曲環境緑化協力会・堀内太一さんがゲストです。
枯れ木を生き返らすって、どういう事?
私の家の植木に役立つヒントも、得られそう。
ぜひ、お楽しみにしていて下さい。

 

セカイ
の、
モモイ。

今回、2016年4月9日の昼3時と夜7時に上映するのは、「男はつらいよ 翔んでる寅次郎」(1979年)。
まずは、マドンナ役の桃井かおりさんを紹介しよう。

1971年にATG映画『あらかじめ失われた恋人たちよ』で、本格的に映画デビュー。

1975年、倉本聰脚本による日本テレビ系列『前略おふくろ様』の海役が当たり役となりお茶の間でブレイク。

1977年公開の『幸福の黄色いハンカチ』では、それまで過激な役が多かった桃井の新たな一面を引き出した作品として高評価され、第1回日本アカデミー賞助演女優賞、ブルーリボン賞などを受賞した。
これがきっかけで、今回の寅さんにも出るようになったんだね。

1979年公開の『もう頬づえはつかない』で映画初主演。

1991年にはオムニバス映画『ご挨拶』の第3話「NOW IT’S THE BEST MOMEN0T IN OUR LIFE!!」で映画監督デビュー。

2005年に『SAYURI』でハリウッド映画初出演。
翌2006年にアメリカ合衆国映画俳優組合に加入。

2006年に『無花果の顔』で長編映画監督デビュー。

2008年、紫綬褒章受章。

2016年、監督作第2弾『火 Hee』が第66回ベルリン国際映画祭で上映される。
さらに、自身が主演した、東日本大震災後の福島を描いたドイツ映画『Fukushima, mon amour』が、同映画祭で国際アートシアター連盟賞を受賞。
現在、64歳。
ノリにノリまくっているアーティストだ。

 

彼女を、
忘れないで
下さい。

 

もう1人、注目してほしいのは、桃井かおりの婚約者役・布施明の妹役で出演している故・戸川京子さんだ。

1964年生まれの京子ちゃんは、この時15歳。
既に子役としてずっと活躍していた。
姉は、僕のようなビックリハウス/宝島世代のヒロインでありミューズの、戸川純ちゃん。
映画俳優としては同じ松竹の「釣りバカ日誌」シリーズで、ハマちゃんの同僚のOLとして出演が印象深い。
僕にとっては、伝説のユニット・ゲルニカ、そして「玉姫様」の大ヒットの純ちゃんだ。

その妹であり、大人になってからはNHK教育「YOU」の後に放映されていた「青春プレーバック」の司会もやっていた、京子ちゃん。
純ちゃんがアンニュイでパンクでアナーキーな形で人気を博していたが、京子ちゃんは天真爛漫、朗らかで明るく、どんな役柄もこなしちゃう可愛い俳優だった。

自殺と言えば、常に純ちゃんにまとわりついたイメージだった。
しかし、37歳で本当に自殺してしまったのは、京子ちゃんだった。
ショックが強すぎ、純ちゃんはしばらく芸能活動を辞めてしまったほどだった。
それだけ、仲のいい姉妹だった。

ファンにとっても、純ちゃんにとっても、解のない答えほど辛いものはない。
患っていた喘息や鬱が死因と言われても、遺書のない限り、僕らは永遠に「?」を突きつけられる。

それでも僕は、純ちゃんが京子ちゃんの分まで、生きていてくれる事が希望の光なのだ。

封切当時の1979年、
桃井さんは、28歳。
布施明さんは、32歳。
倍賞さんは、38歳。
渥美さんは、51歳。
3代目おいちゃん、下條さんは64歳。
おばちゃん、三崎さんは58歳。
前田吟さんは、35歳。
笠智衆さんは、75歳。
太宰久雄さんは、56歳。
蛾次郎さんは、35歳。
山田監督は、48歳。
撮影の高羽哲夫さんは、53歳。
音楽の山本直純さんは、47歳。

 

プレイガイド、
あります。

 

さてさて。
以下の場所にて、前売券を購入できます。
大人1000円→900円、学生500円→400円と、100円お得ですから、ぜしお買い求め下さいね。

おみやげのみやさか 小諸市相生町1-3-1
甘味処みつばち 小諸市相生町2-1-10
幸せの黄金の鯛焼き小諸店 小諸市与良町3-8-2
そば七 小諸市本町3-1-2
だんとコーヒー 小諸市加増(大字)719-4
布引温泉こもろ 小諸市大久保620-3
大和屋紙店 小諸市本町3-1-4

 

 

【あらすじ】

寅次郎は北海道に車で一人旅に来ていたひとみ(桃井かおり)という年頃の娘と知り合う。ひとみの車が峠でガス欠してしまい、宿屋の男(湯原昌幸)に助けられる。しかし、男の車内で襲われそうになった時、ひとみが車から降りたところに寅次郎がいた。「なんだ、兄さん、女口説くんだったらもうちょっとましな口説き方があるだろ」と言われ、宿屋の男は逃げるように去って行った。その日、寅次郎はひとみと同じ宿に泊まることになった。ひとみは宿屋の男と目があって「お姉さん、警察どこ? さっきのこと全部話したいの」と興奮気味に言った。宿屋の女将は「なんかあったのか」と言っても男は「なんでもないよ」の一点張りだった。翌朝ひとみは宿を出て、寅次郎は昨日見た婦女暴行事件を警察に話そうとしたが、男は「何日でも泊まってください」声を震わせながら言った。 その娘というのが、田園調布のお嬢さんだった。それを寅次郎は田園地帯の農村の娘と勘違い。よくよく話を聞いてみると、良家の息子・邦夫(布施明)との結婚式が近いが気乗りせず気分を変えようと旅に出ていた。結婚式の当日、式場のホテルからとらやにタクシーを乗りつけてきたひとみがウェディング姿のまま駆け込んでくる。式場からタクシーで逃走した花嫁の姿にとらやの面々はビックリ仰天。そこへ帰ってきた寅次郎。とらやは上を下への大騒ぎに。

 

寅さん全作フィルムで観よう会

やすらぎ会館 にて
(渥美清こもろ寅さん会館地下1階)
長野県小諸市古城1-4-26
しなの鉄道小諸駅より徒歩5分

2016年4月9日(土)

開場 午後2時30分/午後6時30分
開映 午後3時00分/午後7時00分

大人 1000円
学生 500円
中学生以下は無料です

前売券取扱中!
大人900円 学生400円 限定50枚
【取扱窓口】渡辺 090-4180-6214までどうぞ!

主催:コモロ寅さんプロジェクト『いつもココロに寅さんを♪』
(通称:ココトラ)

後援:小諸市 小諸市教育委員会 小諸市観光協会 小諸商工会議所
小諸新聞 コミュニティテレビこもろ 東信ジャーナル 信濃毎日新聞社

協力:松竹 小諸フィルムコミッション 山川視覚教材社
お問い合わせ:090-2953-2172(代表者・一井)

☆特典☆
その1.

毎回1個ずつ、寅さんにちなんだココトラオリジナルのスタンプ押印。絵柄は来てのお楽しみ♪12個集めると、これまた素敵な景品プレゼント!きっとワクワクしちゃいますよ♪(≧∇≦)

その2.
基本的に飲食物持ち込み自由!ぜひお好きな飲み物、食べ物片手に、楽しくご鑑賞ください♪ただし、ゴミは各自お持ち帰りください。

2016年2月現在、この上映会に際して、
ココトラへご協賛下さった皆様の一覧です。
誠にありがとうございます!(敬称略)

▽小諸
・小諸病院 40口
・火付盗賊グループ 20口
・アサマ2000パークスキー場 5口
・きものおぎはら 10口
・鈴木医院 10口
・(株)セイケンハウス 10口
・㈱大栄商事 10口
・ラピス 10口
・京屋クリーニング 8口
・アサマ2000パークスキー場 5口
・川上土地家屋調査事務所 5口
・きものおもてなし処 5口
・草笛本店 5口
鯉の店小諸魚甲 5口
・コピーヌクラブ 10口
・釣具のもとや 6口
・佐久小諸観光(株) 5口
・Space 桜舞 5口
・たかこの布あそび 5口
・ゆもと呉服店 5口
・つぼ八小諸店 3口

・天麩羅割烹 懐 2口

・アゲハ屋靴店
・旭屋クリーニング
・芦田川印舗
・一ぜんめし揚羽屋
・いも平
・遠州家
・おしろや
・日本料理 音羽
・おみやげとりんごのさかい
・おみやげのみやさか
・亀や
・喫茶食事しおり
・きもの工房やまざき
・コインランドリーおひさま
・小林歯科医院
・小林薬局
・小諸いも平
・佐藤青果店
・佐藤デザインルーム
・幸せの黄金鯛焼き
・塩川塗料店
・車留夢
・章文堂
・スナック和楽
・セーブオン小諸インター店
・セブンイレブン御影店
・そば蔵丁子庵
・蕎麦倶楽部井泉庵
・そば七
・そば・パスタ HARADA
・だんとコーヒー
・中澤食糧
・bar For you
・富士屋醸造
・ベル・コーヒー
・北信米油ニュー小諸SS
・ポム美容室
・万年堂
・もとや釣具店
・山城館
・渡辺歯科医院

▽東御
・ヘアサロンきむら 5口
・石の高昇
・スナックYOU
・永井精穀(株)
・長野セルトップ
・とんちき麺
・とんちゃん家

▽上田
・なごみの会

▽東京
・銀河鉄道㈱ 5口

【個人】
・井出澄子 20口
・大内壽恵麿 15口
・小俣哲夫 5口
・掛川和人 5口
・相原由美子
・市村道喜
・井出正雄
・今村純二/俶子
・岩井千賀子
・宇阿野宏之
・大井洋子

・荻原裕子
・小山良生
・北川治
・榊原菜穂子
・坂口由紀子
・笹平民雄
・佐藤サカエ
・鈴木聡
・武田里代子
・得能伸次
・中島均
・中村光江
・名小路雄
・比護清
・細萱千秋
・本間邦仁
・眞木美津恵
・松井元司
・松本理加
・宮下繁都
・横尾修弘

・匿名希望 28口

☆ココトラでは、引き続き広くご協賛を募っております。
個人・法人・団体様問わず1口1,000円〜。
ご芳名は、当日のしおり、会場、本ページで披露させて頂きます。
(匿名希望可)ご協力、宜しくお願い致します。
【ご連絡先】090-2953-2172(代表・一井)


2016.03.25

今泉見海ソロライヴ

文・鎌田浩宮

いまこ、
バンド形態
での
ライヴは、
これにて
しばし
休止。

 

彼の楽曲は、こちらで聴く事ができます。
https://soundcloud.com/kenkaiimaizumi

2016年3月5日(土)
東京・四谷 SOUND CREEK Doppo(サウンドクリークドッポ) にて

OPEN 18:30
START 19:00
CHARGE ¥2700(1drink付、税込)
今泉“いまこ”見海の出番は最後の19:45~21:00です。

今泉見海 vo.g.key.
藤井竜介 b.
山中清紫郎 g.
細井聡 d.

http://www.doppodoppo.com/index.php

〒160-0008 東京都新宿区三栄町1-2 CSビルB1
お問い合わせ TEL:03-6380-4245

1F塊肉ビストロBlocks地下。
スタジオ音楽館正面です。

連載自叙伝「キャマダの、ジデン。」にも度々登場する、キャマダ史上最古の友人・今泉見海。
キャマダと共に給食を5杯お代わりし、売れっ子作家の如く毎日反省文を先生に提出し、秘密結社・馬鹿丸出し軍団のメンバーとして三軒茶屋小学校を2人で闊歩しておった。

先日も舞天のライヴにてファンキーで時にエフェクティブなベースをぐわんぐわん言わせていたが、来たる3/5(土)に、先日と同じハコ・四谷ドッポにて、彼のソロライヴが催される。
全曲、彼自身による作曲作詞。
彼は全曲ヴォーカルを務め、ギターや生ピアノもプレイする。
そしてバックバンドには、舞天の山さん・山中清紫郎もギターで参加。

バンド形態でのライヴは、しばらくなくなるという。
僕は、行きます。
貴殿も、もしよろしかったら、ぜし。


2016.03.02

長野県小諸にて「男はつらいよ」22作上映迫る

構成・鎌田浩宮

俺に女難の相だって?
言われなくても分かってらあ
その事で苦労してるん
じゃねえか!

 

絶頂期の
大原麗子、
そして
大名優の
晩年。

35㎜フィルム、
大銀幕で
観るべし。

 

「男はつらいよ 噂の寅次郎」
1978年12月27日封切。
この頃、僕はピンク・レディーきちがいの小学生で。
クラスの女の子のほとんどが、踊りを踊れて、彼女らの下敷きなんかを持っていたなあ。
遂にこの年、彼女達はレコード大賞を受賞するんです。
映画界では「スター・ウォーズ」が革命を起こし。
それまで「ダーティー・ハリー」などの暴力過剰な映画が多かったハリウッドが、一気に爽やかさを取り戻していきます。

本作のマドンナ・大原麗子さんは1946年生まれ。
(お!僕の母と同い年だ)
8歳の時に両親が離婚、弟とも離れ離れになり、頻繁には会えたものの、それがひどく辛かったそうです。

1964年、18歳の時、NHKテレビドラマ「幸福試験」でデビュー。
翌年、東映に入社、高倉健さんの「網走番外地」シリーズなどで好演。
この頃の麗子さん、チャキチャキしてる役柄、すごくいいんだよなあ。
当時から亡くなるまで、健さんを兄のように慕っていたそうです。

1970年代からは、テレビドラマの出演の方が多くなる。
同時に、寅さんのマドンナ役も、初期は銀幕のスターが多かったのに対し、徐々にその傾向が薄れていく。
映画にこだわった俳優さんが、少なくなっていったわけだ。

実は既に1975年、ギラン・バレー症候群を発症、1999年に再発し、芸能活動を一時休止。
最後のテレビドラマ出演は、かつての夫である渡瀬恒彦さんとの共演で、2004年の「十津川警部シリーズ」『東北新幹線「はやて」殺人事件』。
2009年に62歳で、不整脈による脳内出血により、孤独な死を遂げてしまうのです。

森進一さんと結婚していた頃、彼の子供を身籠ったが、仕事を優先させて堕胎したという話。
そして約1年後、森さんが麗子さんとの離婚を決意したという話。

孤独が好きな人はいない、とは言いません。
敢えて孤独を選ぶ人は、いるのだから。
しかし、人は決して独りでは生きていけません。
それが証拠に、弔辞で森光子さんも浅丘ルリ子さんも、彼女からの電話が頻繁にあった事を話しています。
僕なんぞに例えるのは不遜だけれども、僕も47歳で独身。
独りでは生きていけない事を、身に染みて感じています。

可愛らしさと美しさが奇跡のように同居した、絶頂期の麗子さんを映すこの作品の上映を、僕らはひっそりと、追悼上映としたい。

一方、この作品が「男はつらいよ」最後の出演となる志村喬さん。
1905年、明治の生まれ。
大学生時代から演劇への情熱が芽生え、アマチュア劇団を結成したりして。
その後舞台俳優となり、1934年に映画デビュー。
なんとこの頃は、まだサイレント。
その後、脇役として開眼、1942年までに100本以上の作品に出演。
そして1943年、あの「姿三四郎」で、遂に黒澤明監督と出会うのですね。
1952年「生きる」での主演は、ニューヨーク・タイムズもが世界一の名優と絶賛。
1954年「ゴジラ」、そしてなんと同じ年の「七人の侍」も、代表作。
しかし翌年以降、加齢を理由に、主役級の出演を断るように。
60代から病気がちになり、1982年、76歳でお亡くなりになります。
遺作は、NHKテレビ「ドラマ人間模様 / あ・うん」(1980年 – 1981年)。
よって、寅さんへの最後の出演は、亡くなる4年前。
この志村さんの姿を当日は35㎜フィルムでの大スクリーンで、目に、耳に、焼き付けてほしいと思います。

大原麗子さんは当時、32歳。
志村喬さんは、73歳。
倍賞さんは、37歳。
渥美さんは、50歳。
3代目おいちゃん、下條さんは63歳。
おばちゃん、三崎さんは57歳。
前田吟さんは、34歳。
笠智衆さんは、74歳。
太宰久雄さんは、55歳。
蛾次郎さんは、34歳。
山田監督は、47歳。
撮影の高羽哲夫さんは、52歳。
音楽の山本直純さんは、46歳。

 

プレイガイド、
あります。

 

さてさて。
以下の場所にて、前売券を購入できます。
大人1000円→900円、学生500円→400円と、100円お得ですから、ぜしお買い求め下さいね。

おみやげのみやさか 小諸市相生町1-3-1
甘味処みつばち 小諸市相生町2-1-10
幸せの黄金の鯛焼き小諸店 小諸市与良町3-8-2
そば七 小諸市本町3-1-2
だんとコーヒー 小諸市加増(大字)719-4
布引温泉こもろ 小諸市大久保620-3
大和屋紙店 小諸市本町3-1-4

 

 

【あらすじ】

亡父の墓参りに来たが、早合点で大喧嘩して旅に出た寅さんは、バスで博の父・飈一郎に­会い、宿屋でのドンチャン騒ぎまで世話になった。そんな寅さんをみた飈一郎は、「今昔­物語」の話をし、人生の機微を考えさせた。柴又へ戻った寅さんは求人募集で来た早苗を­気に入ったが、夫と別居中の早苗は、離婚届を出し自立を考えていた。そんな早苗のため­にとらやは夕食会を開き、早苗も優しい寅さんに感謝の気持を示した。しかし転勤の決ま­った高校教師・添田が早苗に会いに来た。

 

寅さん全作フィルムで観よう会

やすらぎ会館 にて
(渥美清こもろ寅さん会館地下1階)
長野県小諸市古城1-4-26
しなの鉄道小諸駅より徒歩5分

2016年3月12日(土)

開場 午後2時30分
開映 午後3時00分

大人 1000円
学生 500円
中学生以下は無料です

前売券取扱中!
大人900円 学生400円 限定50枚
【取扱窓口】渡辺 090-4180-6214までどうぞ!

主催:コモロ寅さんプロジェクト『いつもココロに寅さんを♪』
(通称:ココトラ)

後援:小諸市 小諸市教育委員会 小諸市観光協会 小諸商工会議所
小諸新聞 コミュニティテレビこもろ 東信ジャーナル 信濃毎日新聞社

協力:松竹 小諸フィルムコミッション 山川視覚教材社
お問い合わせ:090-2953-2172(代表者・一井)

☆特典☆
その1.

毎回1個ずつ、寅さんにちなんだココトラオリジナルのスタンプ押印。絵柄は来てのお楽しみ♪12個集めると、これまた素敵な景品プレゼント!きっとワクワクしちゃいますよ♪(≧∇≦)

その2.
基本的に飲食物持ち込み自由!ぜひお好きな飲み物、食べ物片手に、楽しくご鑑賞ください♪ただし、ゴミは各自お持ち帰りください。

2016年2月現在、この上映会に際して、
ココトラへご協賛下さった皆様の一覧です。
誠にありがとうございます!(敬称略)

▽小諸
・小諸病院 40口
・火付盗賊グループ 20口
・アサマ2000パークスキー場 5口
・きものおぎはら 10口
・鈴木医院 10口
・(株)セイケンハウス 10口
・㈱大栄商事 10口
・ラピス 10口
・京屋クリーニング 8口
・アサマ2000パークスキー場 5口
・川上土地家屋調査事務所 5口
・きものおもてなし処 5口
・草笛本店 5口
鯉の店小諸魚甲 5口
・コピーヌクラブ 10口
・釣具のもとや 6口
・佐久小諸観光(株) 5口
・Space 桜舞 5口
・たかこの布あそび 5口
・ゆもと呉服店 5口
・つぼ八小諸店 3口

・天麩羅割烹 懐 2口

・アゲハ屋靴店
・旭屋クリーニング
・芦田川印舗
・一ぜんめし揚羽屋
・いも平
・遠州家
・おしろや
・日本料理 音羽
・おみやげとりんごのさかい
・おみやげのみやさか
・亀や
・喫茶食事しおり
・きもの工房やまざき
・コインランドリーおひさま
・小林歯科医院
・小林薬局
・小諸いも平
・佐藤青果店
・佐藤デザインルーム
・幸せの黄金鯛焼き
・塩川塗料店
・車留夢
・章文堂
・スナック和楽
・セーブオン小諸インター店
・セブンイレブン御影店
・そば蔵丁子庵
・蕎麦倶楽部井泉庵
・そば七
・そば・パスタ HARADA
・だんとコーヒー
・中澤食糧
・bar For you
・富士屋醸造
・ベル・コーヒー
・北信米油ニュー小諸SS
・ポム美容室
・万年堂
・もとや釣具店
・山城館
・渡辺歯科医院

▽東御
・ヘアサロンきむら 5口
・石の高昇
・スナックYOU
・永井精穀(株)
・長野セルトップ
・とんちき麺
・とんちゃん家

▽上田
・なごみの会

▽東京
・銀河鉄道㈱ 5口

【個人】
・井出澄子 20口
・大内壽恵麿 15口
・小俣哲夫 5口
・掛川和人 5口
・相原由美子
・市村道喜
・井出正雄
・今村純二/俶子
・岩井千賀子
・宇阿野宏之
・大井洋子

・荻原裕子
・小山良生
・北川治
・榊原菜穂子
・坂口由紀子
・笹平民雄
・佐藤サカエ
・鈴木聡
・武田里代子
・得能伸次
・中島均
・中村光江
・名小路雄
・比護清
・細萱千秋
・本間邦仁
・眞木美津恵
・松井元司
・松本理加
・宮下繁都
・横尾修弘

・匿名希望 28口

☆ココトラでは、引き続き広くご協賛を募っております。
個人・法人・団体様問わず1口1,000円〜。
ご芳名は、当日のしおり、会場、本ページで披露させて頂きます。
(匿名希望可)ご協力、宜しくお願い致します。
【ご連絡先】090-2953-2172(代表・一井)


2016.02.25

舞天「小まとめ」に観客の怒り沸点

構成・鎌田浩宮

2016.2.21
the Booten
“Show-Matome”
at Sound Creek Doppo
Yotsuya, TOKYO.

 

 

2016年2月21日。
日曜日の東京・四谷はオフィス街のため、人は歩いておらず、空いている店もわずか。
上智大生も、闊歩しておらず。
こんな所でライヴを催そうなんていうタワケ者がいるのか。
晴れると言っていた天気予報も外れ、曇天のまま寒い。

午後2時。
1バンド目の「くまごころ」のライヴが好調に終わったのだが、鎌田浩宮の下らない漫談が長引き、予定の時間を過ぎても、なかなかライヴが始まらない。
そのうちアカペラで「スターマン」「ユー・メイ・ドリーム」を歌うも、観客のストレスは高まる一方。
大阪長野からと、遠方から来てくれている観客もいる。
その恩を、で返す。
鎌田が突如、叫んだ。

「アベちゃん、サイコー!」
「アベちゃんのためなら、戦争行って死のうぜ!」
「ビンボー人ほどアベノミクスの嘘を見破れないのさ!」
「アベちゃんもアメリカも大好き!」

一気に騒然となる、場内。
もう、こうなると、いつものパターンだ。
鎌田に向かって怒りの瓶ビールが、椅子やテーブルまで投げ飛ばされる。
狂ったように回転するミラーボールに、火がつけられた。
暴れるに、動くと書いて、暴動だ。
破れるに、壊すと書いて、破壊だ。

しかしこの光景も、毎回同じ展開である。
ドリフターズのコント同様、最後はひっちゃかめっちゃかになって終わるお決まりのパターン。
キャマダ、目指すところは、お笑いパンクバンドか。

もげやん

今日のライブ良かったね。
パワーアップしたキャマダのソウルフルなヴォーカル、そしてハートフルなサウンド。
歌詞が良かったよ。
特に感動したのが「鳥と山」。
ちょっと涙しましたよ。
遅咲きと言っていましたが、完全に開花しましたね。

匿名希望Rさん

毎回言ってるけど、ほんとに楽曲が素晴らしいね!
今日は始まってすぐ、大人のバンドだなって印象を受けました。
今年で8周年、バンドとして成熟したってことなのかも。
キャマダ本人も言ってたけど、続けることって本当に大変、そして素晴らしいことだね。
冒頭、ジギースターダストのイントロにもぐっと来ました。
シーナさんもボウイも早すぎるね。
ここ最近の名曲が揃ったライヴ、堪能させて頂きました。

匿名希望Shimaさん

ライブは今までのなかで個人的には一番よかったと思いました(完成度が高い感じって言うのかな!?)。
特に癒されました。

SOUND CREEK Doppo

人間らしく生きて行こうというメッセージ、時には社会問題も堂々ととりあげて問う芯をもったバンド。

轟屋いっちーさん

鎌さんの魂と、素敵な仲間たちに囲まれた幸福感を僕も味わいました。
本当にいい時間をありがとうございました♪^_−☆
みなさまにもくれぐれも宜しくお伝え下さい♪^_−☆

トムさん

セクシーボイス格好良かったです。

ワオ君(仮名)

刺激と楽しい時間をありがとう。
ライブが終わって、少し虚脱感があるかな?
少し虚脱した感じも楽しめるとよいね。
さて、今回のライブでは、全曲に渡って、編曲の統一感を感じました。
敢えて、少し重厚感のある間とタイミングとリズムを感じました。
上手く言えないのだけど。
何か意識したものがあるの?

いっせーさん

とっても素敵なライブで楽しかったです!
RCサクセションの影響を結構受けていらっしゃるのではとお見受けしました。
いい雰囲気出されてましたね!
個人的には、鎌田さんにはハードなサウンドのロックが似合うかもしれないと感じました。
泣きのメロディのバラード等、とても合いそうな印象を受けました。
鎌田さんのゴリゴリのハードロックチューンも聞いてみたいです(^^)

たっちゃん

ライブ、とても楽しかった(^^)
難しい事は、あまり分からないけど、音が気持ちよかった。
次のライブも楽しみにしています。

けろぴー2号さん

鎌田君のソウルフルな歌、胸に響いたよ。
ちょっと悲しいくらいに。
体には気をつけて。
自分の体を大事にするとなんとも切ない歌が人を励ます歌に変わるよ。
鎌田君の歌は温かい息吹に満ちてる。
だけど、聴いてるとなぜだかつらいな。
長生きすることが良いことではないかもしれないけれど、生きてる限りは自分をいたわって生きて欲しい。
お酒飲みすぎないで。
自分の身体の声を聞いてね。
ソウルフルソングをありがとう。
声もとてもよく出ていて胸にぐっときました。

トレーナーAさん

やっぱりブーテンのメンバーは演奏がうまいから安心して聞けるね。
最近、義理と人情やら偶然やらでいろいろな素人バンドを聞いたのだが、かなり安定だよね。
楽しませてもらいました。
ちと、感想というか、気になった点。
こういう事をいうと上から目線と怒られそうだが、まあ、鎌ちゃんは私の性格をわかってるので遠慮なく言わせてもらうね。
怒らんといて。
たぶん、鎌ちゃんがデモとか沖縄とか実際の現場によく言っているせいだと思うんだけど、言葉がすごく生(直接的)になっている気がする。
誰が行ったのか忘れたけど、
”悲しいと言ってはいけない、彼女に振られたといいなさい。そうすれば、どんな風にあなたが悲しいか相手に伝わる。花が綺麗だと言ってはいけない、花の色が目に染みたといいなさい。そうすれば、どんな風にきれいなのか相手にわかる。”
という言葉を聞いていて思い出した。
直接的な言葉は意味はわかりやすいけど、心の深い部分には届かないと思うよ。
鎌ちゃんが、”戦争”という言葉を使わずに”戦争”を、”辺野古”と言わずに”辺野古”を表現できたらもっと鎌ちゃんの言いたいことがいろんな人に伝わると思う。
楽しませてもらったし、すげぇ完成度が上がっていたのでそこだけ気になった
まあ、鎌ちゃんもわかってやってるかもだから余計なお世話だったかな?
また、誘ってください。

匿名希望の名無シーさんことエヌシーさん

前回に比べると、独特のユーモアは抑え気味。
その代わりと言う訳ではないだろうけれど、ギターのアレンジや音づくりが、往年の初期ヘヴィメタ(ツェッペリン)やグラムロック(ワオ君が帰り道でそう印象を口にした)を彷彿させる、というより再現するような職人芸が見られた。
我々の世代は、サンプラーが象徴するように、引用の世代で、高度な再現もそう言うところがある。
そう言う職人芸的チャレンジの中から新しい活路を手探りするように出来上がったと思しき「年賀状」出だしの新しいアレンジ。
二本のギターの掛け合いが陶然とする程見事に染み込んできた。
柔らかい光で輝いてた。
あれすごくいい。
会話のようなギターのシークェンス(「日々の」の方だっけあれは?)。
あと、毎度いいなと思うのは「日々の」のツイン・ヴォーカルの出だし。
あれはやっぱりいい。
好きだな。
それと、「マユミとフミヒロのバラード」の棺桶から人が飛び出してきそうなドライヴ感。
江戸時代のアイヌのさる未亡人が毎晩死んだ旦那さんの墓を抱っこして寝ていたと松浦武四郎がしみじみ書き残しているのを思い出す。
縄文時代の村は墓地の周りを取り囲むように家を建てたりもしていて、そう言うことを思い出しながらこの歌を思うと、ぼくらの血が、死者と手を取り合って歩いてゆく精神性を嗣いでいるのをやんわり感じる。
今回もうちょっと欲しかったのは、冒頭に挙げた、前回最高に良かったユーモア、バンド全体で作っていたユーモア。
モア、ユーモア! もっと大盛でも良かったと思う。
あのユーモアはリズムがロックぽいのに何故か全体はファンクっぽくなるコク、出汁みたいなところがあって好きなのだ。
あれでコミックバンドだと思う人もいなかっただろうから。
実際JBでもフェラ・クティでもユーモラスな動き、語りは音楽の一部になっている。
今回頻繁に見られたお相撲さんよろしく脇が甘くならないよう締め直すポーズは良かったです。
あ、あと、骨折からの不死鳥のごとき復帰、おめでとうございます!


2016.02.23