受賞者喜びの声 エプスタ日記大賞

編集・鎌田浩宮

昨日の日記が、楽しかったです。
一昨日の日記が、楽しかったです。
日記を、募集します。

ブログのくせに長めの事業でこざかしい
エプスタインズ創刊10周年記念特別事業第2弾
エプスタ日記大賞

受賞者から、喜びの声です。

YouTubeでも、Instagramでも、いいねでも、RTでも、シェアでもなく。
手垢や手癖にまみれていない媒体を用いて、
多くの人の記録と記憶を集めたい。

その媒体。
随筆の次は、日記です。

日記を送ってくんろ!という企画です。

受賞者からの、喜びの声です。

あらためて、今回集まった日記を紹介しますね。

#1
三浦宏文 2021年3月11日(木)

#2
鏡女 2021年3月6日(土)
忘れられない3月第2土曜日

#3
鎌田浩宮 2020年11月28日(土)
解体工事の説明会 慶一さん50周年記念ライヴ
初代ダース・ベイダー役、デビッド・プラウズさん死去 、85歳

#4
名無シー 2021年3月19日(金)

#5
アガタシネマ 2021年4月13日(火)
・逃げ場の無い、ワンツーマンの上司
・一日中、彼女の事が頭の中を支配

#6
鎌田浩宮 1996年4月1日(月)

#7
アガタシネマ 2021年4月13日(火)

#8
永浜敬子 2021年4月25日(日)
ゲコゲコお酒の話

#9
名無シー 20〇〇年〇〇月〇〇日(〇)

受賞者から、喜びの声です。



大賞

アガタシネマ 2021年4月13日(火)

この度は、このような素晴らしい賞をいただき、ありがとうございます。
文章らしいモノを書いたのは何年振りか、20年程振りかもしれません。なので、とてつもなくビックリして、そして、とても嬉しいです。今日は、会社でずっとニヤニヤしていました。


ブログ書きはじめた時は、楽しくって、それこそ溜まった悪心をも吐き出していました。それが祟ったのか、書いていたブログが消えてしまい(初心者なので)、新しいブログに引越ししました。ぜひ、見に来て下さい。


また、最近「早くかえりたいなぁ」の独り言を言わなくなりました!これもブログ効果なのだと思います。 紙と鉛筆さえあれば、誰でも描けるのは文と絵です。これからも楽しく描いて生きたいです。 ありがとうございました。

アガタシネマ


藤坂鹿賞

鏡女 2021年3月6日(土)

この度のご連絡、ありがとうございます。 これは、この機会に合わせて「書いたもの」ではなくて、本当に、いつも書いている「私の日常、私の人生の一欠片」てす。 過去は、良いことも、悪いことも、時間と共に流れていきますが、おもしろいことに、「ある事」がキッカケで、洗い流されて忘れていた、その欠片の記憶が急に思い出されることもありますよね。 日記とは、その「手段のひとつ」だと思っています。

鏡女



表参道が好き賞

名無シー 2021年3月19日(金)

この度は、不肖私のつまらない日記もどきにつきまして、推してくださった表参道さまに、また、推しては頂けないまでもどうして推せないのかその炯眼にて駄文を射貫いてくださった鹿さま、そして何より、もしかしたらこのコロナカタストロフにより、どちらにおかれましても人生の残り時間、人類に遺された時は少ないのではないかと言う不安の尽きぬ折、大切な人との、或いは自分だけの、また或いは人類文明の輝きと言えるこの最後の一時の欠片を、この企画、寄せられた日記を読む時間に充ててくださった皆様方に、深く感謝申し上げたく存じます。この度は誠にありがとうございました。


私の今回の日記は日記に仮託したメタ日記となっており、その意味では日記とは言えない部分を多分に含んでおりました。その事が、今回の企画のお茶を濁したのではないかと懸念もしましたが、話がややこしい、難しい、抽象的だと日々叱咤の中を生きてきた私の場合、素でこうなると言うところもございました。

その意味では、これでも日記の積もりではいるという珍種人間の日記として受け入れて頂けたことは、世の中の懐の深さに触れたようで慰められる思いも致しました。今回のご推挙を心の糧に、日々、存在しない目的地、ただ明日である事だけははっきりとした明日に向かって、きょうを生きてまいりたいと存じます。

個人的には、撰に漏れた方々の日記にも深い閉じた大宇宙を感じ、思うところ多うございましたので、この企画が一段落しても、通りすがりの読者諸氏には、応募の日記群に引き続き目を通して頂ければと感じます。


酷く長くなりましたが、諸々改めて感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

名無シー



ブログ・エプスタインズ創刊10周年記念特別事業第二弾
第1回エプスタ日記大賞
応募締切:2021年3月9日といいつつ延長中
ジャンル:日記
形式:問わず 点字ももちろん可
枚数:制限なし
賞品/賞金:後日発表
選考委員:後日発表
発表:2021年4月吉日
応募先:info☆epstein-s.net ☆を半@に変換して送信して下さい
郵送は〒154-0024 東京都世田谷区三軒茶屋2-20-13-410 鎌田浩宮まで

今回の日記一覧 併せてお読み下さいね。
募集・第1回エプスタ日記大賞
応募作品#1 エプスタ日記大賞
応募作品#2 エプスタ日記大賞
応募作品#3 エプスタ日記大賞
応募作品#4 エプスタ日記大賞
応募作品#6 エプスタ日記大賞
応募作品#7 エプスタ日記大賞
応募作品#8 エプスタ日記大賞
応募作品#9 エプスタ日記大賞
審査員/賞品決定 エプスタ日記大賞
日記は絶滅する エプスタ日記大賞
どれが本当の日記か エプスタ日記大賞
大賞決定 エプスタ日記大賞



2021.06.02

大賞決定 エプスタ日記大賞

編集・鎌田浩宮
協力・名無シー

昨日の日記が、楽しかったです。
一昨日の日記が、楽しかったです。
日記を、募集します。

ブログのくせに長めの事業でこざかしい
エプスタインズ創刊10周年記念特別事業第2弾
エプスタ日記大賞

遂に、大賞が決まりました。

YouTubeでも、Instagramでも、いいねでも、RTでも、シェアでもなく。
手垢や手癖にまみれていない媒体を用いて、
多くの人の記録と記憶を集めたい。

その媒体。
随筆の次は、日記です。

日記を送ってくんろ!という企画です。

遂に、大賞が決まりました。

あらためて、今回集まった日記を紹介しますね。

#1
三浦宏文 2021年3月11日(木)

#2
鏡女 2021年3月6日(土)
忘れられない3月第2土曜日

#3
鎌田浩宮 2020年11月28日(土)
解体工事の説明会 慶一さん50周年記念ライヴ
初代ダース・ベイダー役、デビッド・プラウズさん死去 、85歳

#4
名無シー 2021年3月19日(金)

#5
アガタシネマ 2021年4月13日(火)
・逃げ場の無い、ワンツーマンの上司
・一日中、彼女の事が頭の中を支配

#6
鎌田浩宮 1996年4月1日(月)

#7
アガタシネマ 2021年4月13日(火)

#8
永浜敬子 2021年4月25日(日)
ゲコゲコお酒の話

#9
名無シー 20〇〇年〇〇月〇〇日(〇)

遂に、大賞が決まりました。

エプスタ随筆大賞/大賞受賞者・藤坂鹿さんと
エプスタ随筆大賞/開催者撰賞受賞者・表参道が好きさんによる
審査の結果です。

大賞

応募作品#7

アガタシネマ 2021年4月13日(火)

藤坂鹿賞

応募作品#2

鏡女 2021年3月6日(土)

表参道が好き賞

応募作品#4

名無シー 2021年3月19日(金)

講評 藤坂鹿

普段人が日記を書くとき、ほとんどの場合において、自分だけを読み手として想定している。だから日記は、心のうちにある誰にも明かしたくないことをつらつらと吐き出せたり、あるいはとても無機質な報告のかたちに収まったりする。自分だけが読むからこそ書ける内容や形式があって、その意味で、日記において許される内容や文体は無限大へと発散する。

しかし今回の大賞は、普通の日記とわけが違う。極めて私的な文章が、不特定多数の人に読まれる作品として、全世界へ向けた場所に置かれることになる。誰にも見られないはずのない、それゆえに顔と名前を必要としない文章が、名前と顔を伴って誰でも見られる文章へと反転したとき、そこに何が起こるのか。その事件の行く末がとても興味深く感じられた。

結果、何を見たか。すべての「日記」でおなじ現象が起こっていた。すべての「日記」がウロウロしている。説明と報告のあいだを。吐露と発表のあいだを。詩と記録のあいだを。どっちつかずにウロウロしながら、ギリギリ読み手を置いていくかいかないかのバランスが保たれ、誰に宛てているかがあいまいな(自分に宛てるにはあまりに饒舌で、不特定多数に宛てるにはあまりにも脆い)かたちをしていた。

僭越ながらこのたび審査員を務めさせていただくにあたり、自分が「日記」の評価をするうえで持った基準は一点のみ。このアンバランスさのおもしろみ、である。

#7 アガタシネマ 2021年4月13日(火)

今回は、この「日記」を大賞として推したい。これが一番ギリギリのラインをウロウロしていた。どの方向に向かって書かれているのかが、すべての「日記」のなかで最もあいまいで(ともすればこれは、未来のこの人自身に向けられたものかもしれない)、そのあいまいさゆえに、記された日の「今」らしさが際立っている。

書かれている内容が「日記の部分部分が一部の人々には深く共感されそうでありながら、全体を通して読むと、深まったはずの共感度がふしぎと少し下がる」という絶妙なラインを突いてくるところも、趣深い。

次点で推したいのはこちら。

#2 鏡女 2021年3月6日(土)

これもかなりのギリギリさである。特におもしろいのが「(お薄を喜んでくださった、おばあちゃまは、お元気だろうか?)」から「昨年は、コロナ禍で、私も寄付していただく立場になった。」と「この春も、懇意ある方に、このマスクをお渡しさせていただいている。」への変奏、そしてクライマックス「人は、助け、助けられて、生きている。」への飛躍である。

()や敬語や教訓めいた文法が巧みに散りばめられ、もう、どこの誰へ向けられているのか、さっぱりわからない。だからこそ、おもしろい。

(ことわっておくが、この方がコロナ禍で寄付をしてもらうような大変な立場に立たされている事自体をおもしろいと言っているわけでは決してない)

以上、大変楽しく全作品を拝読しました。文章を読むときの観点がひとつ増えたような、貴重な経験をさせていただきました。どうもありがとうございました。

講評 表参道が好き

鎌田さんから日記大賞の審査員のお誘いをいただいた時、日記大賞?日記に順番つけるの?日記って順番つくの?日記って、本人以外が読むもの?と頭の中がたくさん?になりました。

その後日記って何だ?と考えました。私は日記を中学1年から書きはじめ高校、大学生、社会人と書いていました。 更に中学時代は仲良しグループで交換日記、 社会人になってからは遠距離恋愛中のパートナーとお互いに会えない期間日記。

人に読ませない日記と、読ませるための日記。読ませない日記は、自分を支えるためのもの。読ませる日記は、相手にわかってもらいたい思いがあるもの。

拝読させていただいた大切な日記の数々。順番を私がつけて良いものなのか、と考えました。何回も読みました。

#7 アガタシネマ 2021年4月13日(火)

アガタネマさん。ともかく気持ちがダダ漏れ、日記が気持ちを受け止めている。1日の終わりのルーティンなのかな?気持ちをツラツラ書いていくことで、自分を、ちょっと遠くから眺めている。ユーモラスに。

アガタネマさんの#7が大賞は文句なしと思います。文章が、クセになる。視点も距離感も。

#4 名無シー 2021年3月19日(金)

名無シーさんの、日記を探している日の記録。名無シーさんの頭の中の描写。「自分と向き合っているなら、まだ健康で」 の一文。 ほんと、そう! と、人の日記に膝を打った。 名無シーさんにとって、日記の時間は大切で、生活の一部になっている。

日常は同じことをしていても、人によって生きている時間も世界も違います。そんな違う毎日が記録されている日記は、誰に読まれるでもなく、ただそこにあるんだなと、今回の素晴らしい機会をいただいたことで気がつくことができました。 ありがとうございます。

エプスタ日記大賞/大賞を受賞したアガタシネマさんには、エプスタ随筆大賞で審査員を務めた、秋田県横手市在住・高橋基さんのお店・デリカテッセン紅玉から、焼き菓子などの詰め合わせをお贈り致します。

ブログ・エプスタインズ創刊10周年記念特別事業第二弾
第1回エプスタ日記大賞
応募締切:2021年3月9日といいつつ延長中
ジャンル:日記
形式:問わず 点字ももちろん可
枚数:制限なし
賞品/賞金:後日発表
選考委員:後日発表
発表:2021年4月吉日
応募先:info☆epstein-s.net ☆を半@に変換して送信して下さい
郵送は〒154-0024 東京都世田谷区三軒茶屋2-20-13-410 鎌田浩宮まで

今回の日記一覧 併せてお読み下さいね。
募集・第1回エプスタ日記大賞
応募作品#1 エプスタ日記大賞
応募作品#2 エプスタ日記大賞
応募作品#3 エプスタ日記大賞
応募作品#4 エプスタ日記大賞
応募作品#6 エプスタ日記大賞
応募作品#7 エプスタ日記大賞
応募作品#8 エプスタ日記大賞
応募作品#9 エプスタ日記大賞
審査員/賞品決定 エプスタ日記大賞
日記は絶滅する エプスタ日記大賞
どれが本当の日記か エプスタ日記大賞
受賞者から喜びの声 エプスタ日記大賞

 

 


2021.05.30

読者賞無決定 エプスタ日記大賞

編集・鎌田浩宮
協力・名無シー

昨日の日記が、楽しかったです。
一昨日の日記が、楽しかったです。
日記を、募集します。

ブログのくせに長めの事業でこざかしい
エプスタインズ創刊10周年記念特別事業第2弾
エプスタ日記大賞

遂に、読者賞の発表です。

YouTubeでも、Instagramでも、いいねでも、RTでも、シェアでもなく。
手垢や手癖にまみれていない媒体を用いて、
多くの人の記録と記憶を集めたい。

その媒体。
随筆の次は、日記です。

日記を送ってくんろ!という企画です。

遂に、読者賞の発表です。

あらためて、今回集まった日記を紹介しますね。

#1
三浦宏文 2021年3月11日(木)

#2
鏡女 2021年3月6日(土)
忘れられない3月第2土曜日

#3
鎌田浩宮 2020年11月28日(土)
解体工事の説明会 慶一さん50周年記念ライヴ
初代ダース・ベイダー役、デビッド・プラウズさん死去 、85歳

#4
名無シー 2021年3月19日(金)

#5
アガタシネマ 2021年4月13日(火)
・逃げ場の無い、ワンツーマンの上司
・一日中、彼女の事が頭の中を支配

#6
鎌田浩宮 1996年4月1日(月)

#7
アガタシネマ 2021年4月13日(火)

#8
永浜敬子 2021年4月25日(日)
ゲコゲコお酒の話

#9
名無シー 20〇〇年〇〇月〇〇日(〇)

遂に、読者賞の発表です。


2名の審査員による大賞決定を目前にして
Twitter上で、投票を行いました。
投票期間は、2021年5月15日(土)から22日(土)まででした。
遂に、投票結果を発表します。

投票結果
#1 三浦宏文 2021年3月11日(木)
#5 アガタシネマ 2021年4月13日(火)
#6 鎌田浩宮 1996年4月1日(月)
#9 名無シー 20〇〇年〇〇月〇〇日(〇)
得票数 各1票

先日開催したエプスタ随筆大賞では、読者賞を決める際に40票も投票があった。
今回の投票も、投票所となったツイートのインプレッション数はそれなりのものがあった。
しかし!投票数は、4票ですよ貴女。
随筆に比べ、日記は面白みがないと思われているのか。
日記は、関心を集めにくいのか。
まあ、元々このエプスタインズが、アクセス数5を目指すウェブサイトであるからして、何も悪いことではないのだが。

1票ずつ入った4名を読者賞としてもよかったのだが、それもあれなので、第1回エプスタ日記大賞読者賞は、なしと致します。
大賞決定は、間もなくです。
どうぞお待ち下さいね。

鎌田浩宮

日記、勝負なしですかね!
大谷のホームランのような日記は無いが、その静かなところがこの企画のよいところ。

矢張り、審査員の方の見立てを読んでみたい。
コンペという以上に、誰かの言葉を人がどう読んだのかと言う、言葉の受け渡しに楽しさがあるような気がします。
それが、本来は書いた人自身のためだけのものだった日記についての、丁度失われた文化の遺跡発掘のような様相を呈するなら、言葉を読む行為は、越えられないものを越えようとする特別な共感になるんじゃないかなと思います。
アガタさん、長浜さん、かまちゃんの日記が楽しかったのはそう言うところです。

名無シー

ブログ・エプスタインズ創刊10周年記念特別事業第二弾
第1回エプスタ日記大賞
応募締切:2021年3月9日といいつつ延長中
ジャンル:日記
形式:問わず 点字ももちろん可
枚数:制限なし
賞品/賞金:後日発表
選考委員:後日発表
発表:2021年4月吉日
応募先:info☆epstein-s.net ☆を半@に変換して送信して下さい
郵送は〒154-0024 東京都世田谷区三軒茶屋2-20-13-410 鎌田浩宮まで

今回の日記一覧 併せてお読み下さいね。
募集・第1回エプスタ日記大賞
応募作品#1 エプスタ日記大賞
応募作品#2 エプスタ日記大賞
応募作品#3 エプスタ日記大賞
応募作品#4 エプスタ日記大賞
応募作品#6 エプスタ日記大賞
応募作品#7 エプスタ日記大賞
応募作品#8 エプスタ日記大賞
応募作品#9 エプスタ日記大賞
審査員/賞品決定 エプスタ日記大賞
日記は絶滅する エプスタ日記大賞
どれが本当の日記か エプスタ日記大賞
大賞決定 エプスタ日記大賞
受賞者から喜びの声 エプスタ日記大賞

 

 


2021.05.25

どれが本当の日記か エプスタ日記大賞

編集・鎌田浩宮
協力・名無シー

 

昨日の日記が、楽しかったです。
一昨日の日記が、楽しかったです。
日記を、募集します。

 

ブログのくせに長めの事業でこざかしい
エプスタインズ創刊10周年記念特別事業第2弾
エプスタ日記大賞

 

 

YouTubeでも、Instagramでも、いいねでも、RTでも、シェアでもなく。
手垢や手癖にまみれていない媒体を用いて、
多くの人の記録と記憶を集めたい。

その媒体。
随筆の次は、日記です。

日記を送ってくんろ!という企画です。
あらためて、今回集まった日記を紹介しますね。

 

#1
三浦宏文 2021年3月11日(木)

 

#2
鏡女 2021年3月6日(土)
忘れられない3月第2土曜日

 

#3
鎌田浩宮 2020年11月28日(土)
解体工事の説明会 慶一さん50周年記念ライヴ
初代ダース・ベイダー役、デビッド・プラウズさん死去 、85歳

 

#4
名無シー 2021年3月19日(金)

 

#5
アガタシネマ 2021年4月13日(火)
・逃げ場の無い、ワンツーマンの上司
・一日中、彼女の事が頭の中を支配

 

#6
鎌田浩宮 1996年4月1日(月)

 

#7
アガタシネマ 2021年4月13日(火)

 

#8
永浜敬子 2021年4月25日(日)
ゲコゲコお酒の話

 

#9
名無シー 20〇〇年〇〇月〇〇日(〇)

 

 

2人の審査員により、絶賛選考中。
大賞決定は目前です。

今回は応募日記9本について、
名無シーと鎌田浩宮でどさくさと話し込んでみます。
本来あるべき日記は、ここから見つかるのか。

 

 

 

 

他人の日記で
己こそジンジャーエール詐欺師と知る

 

鎌田浩宮
応募下さった皆さん、本当にありがとうございました!僕は馬鹿でした。当初〆切を3月に設定していたんですが、年度末で誰も彼もが1番忙しい時期。応募をお願いして、まあ疎まれるのなんの。あいつもこいつも、ごめんよ。許してくれい!

名無シー
個人的には矢っ張り、♯6のかまちゃんのが日記然としていてベストですね。この日記は本当に缶詰感が高い!


ありがとうございます。評価はともあれ、多くの人が書いている日記って、こんな感じじゃないかしら。箇条書きに近くって、自分にだけ分かればいい、記録やメモのようなもの。


そして♯2の鏡女さんの日記。内容の割りにそれが伝わらないくらいあっさりしているメモのような文章が、他人に向けたものと言うより自分の日記らしい、対他ストイシズムを発散していて、お、と思いました。


当初の〆切が2021年3月だったので、東日本大震災にまつわる日記の応募が続きました。かといって、コロナにまつわる日記の応募はなかったんですよ。ゼロでした。鏡女さんの日記は、少しだけコロナに触れていますけれど。

 

 

鍵をかけてもはみ出てくる
ほどの自我が面白い

 


♯5アガタさんの閉ざされた世界の空気も、鍵のかかった日記帳のページが足りなくなって挟んでいたメモがはみ出て落ちたみたいな語り、念が感じられました。一般的な理性は公開可能なので、この日記のような、理性はさておいて位のはみ出感が、活字に起こして尚他人には読み切れないような達筆な筆致を感じさせていいですね。


そうそう!他人が解読できないほどの達筆さ!彼女自身もひょっとしたら舌打ちされているかも知れないんだけど、そんなことには触れず、書きたいことだけをずんずん書いている。日記なんて、自分のためだけに書くものなんだから。他人が読むことなんてないんだから。これでいいのだ!


♯8の永浜さんのオブラートに包まれた怒りは、全ての上戸が襟を正して聞かねばならぬと反省。どんな飲み会にも1人くらいはいらしていますから。


彼女の日記で、僕自身自戒し反省することができました。だから、素晴らしい日記です。というのは…先日永浜さんと食事をしたんですが、なんとこの日記を読むまで、彼女が下戸とは気づかなかったんです。もしくは忘れてしまっていた。しかも、永浜さんと出会ったのは数十年も前で、以降何度もご一緒してるんです。俺はこの数十年間、何を見ていたのか。ジンジャーエール1杯で1万円ふんだくったのは、俺なのかも知れない。少しは他人に気を遣え、自分!この日記の怒りは、俺に向かっていると信じたいのだ。

 

 

正直派と良識派
は別物なのだ

 


♯1三浦君の日記は、病的な意味での几帳面ではない、気を配る幅に現れる几帳面さを感じました。我々の蛇行運転がが破壊して余りある丁寧な据え方というか、そう言う視線、所作そう言うものを感じました。


なぜ僕らが彼を「君づけ」で呼ぶかというと、大学時代の仲間なんですよね。その後彼は知る人ぞ知る人となり、彼のTwitterはアッコちゃん(矢野顕子さん)や糸井重里さんからリツイートされるまでに。


三浦君のその配慮の幅というものは、ラグビーで、フィールド全体を意識してパスを出したり貰ったりする意識なのかなとも思いました。


彼の几帳面さと、僕らの蛇行運転ぶりをしっかと読み取ってほしい。できるヤツと、できないヤツ。持つ者と、持たざる者。だって三浦君、本まで書いてるのよ。下にあるamazonの広告を見て下さい。三浦君と永浜さんの著書、そしてなんでか僕のCDまであるぞ。

 

 


三浦君は印度哲学科出身です。といえばものすごいカタブツな印象ですが、素敵な良識派です。僕らより全然一般人に近い感覚を持ち合わせてます。僕と名無シーさんが在籍していた哲学科でも、良識派に転じた人は多いのか?それともカタブツのままなのか?


コアな人達は良識を持てないでしょうね。正直すぎるところに拘ってしまうんです。人によってはそのまま悪い方向に暴走しているケースはあると思います。右方向とかに。


正直すぎると、カタブツになります。


最後に名無シーさんの日記#9ですが、三浦君の#1と近いものを感じました。デヴィッド・リンチで言えば「ストレイト・ストーリー」。言葉を盛らず、釣らず、テーマに対する率直さが伺えます。これも、日記ならではと言えるのでしょうか。いや、このテーマだったら、日記でなくても盛らず釣らず書いたのかも…?いかがでしょう。

 


「ブルー・ベルベッド」「ワイルド・アット・ハート」「ツイン・ピークス」までは大好き。
「ロスト・ハイウェイ」以降は、ぽわ~んとしてくる。デヴィッド・リンチ。

 


これを日記にと思ったのは、同じサイトの記事とは言え別の連載には載せられないと思ったためです。ディストピアでは、痩せてしまっても困難を回避する言葉も必要だとつくづく思いました。今回の入管法改悪は、彼等をどれだけ恐怖に叩き込んでいることか。恐らく政府の動きには中国の圧カが絡んでいるんじゃないかとも推察します。トルコやシリア、ミャンマーなど、みんな帰れば命が無いでしょう。


この後直ちに、読者賞選考に移ります。Twitter上で投票を行います。期間はたっぷし1週間設けますので、応募作を読み返し、投票していただけたら嬉しいです。その後は、遂に審査員による大賞決定です。横尾忠則さんを超えるような素晴らしき日記は?大賞は誰の元へ?強引にでも盛り上げていくのだ。

 

 

ブログ・エプスタインズ創刊10周年記念特別事業第二弾
第1回エプスタ日記大賞
応募締切:2021年3月9日といいつつ延長中
ジャンル:日記
形式:問わず 点字ももちろん可
枚数:制限なし
賞品/賞金:後日発表
選考委員:後日発表
発表:2021年4月吉日
応募先:info☆epstein-s.net ☆を半@に変換して送信して下さい
郵送は〒154-0024 東京都世田谷区三軒茶屋2-20-13-410 鎌田浩宮まで

今回の日記一覧 併せてお読み下さいね。
募集・第1回エプスタ日記大賞
応募作品#1 エプスタ日記大賞
応募作品#2 エプスタ日記大賞
応募作品#3 エプスタ日記大賞
応募作品#4 エプスタ日記大賞
応募作品#6 エプスタ日記大賞
応募作品#7 エプスタ日記大賞
応募作品#8 エプスタ日記大賞
応募作品#9 エプスタ日記大賞
審査員/賞品決定 エプスタ日記大賞
日記は絶滅する エプスタ日記大賞
読者賞無決定 エプスタ日記大賞
大賞決定 エプスタ日記大賞
受賞者から喜びの声 エプスタ日記大賞


2021.05.12

日記は絶滅する エプスタ日記大賞

編集・鎌田浩宮
協力・名無シー

昨日の日記が、楽しかったです。
一昨日の日記が、楽しかったです。
日記を、募集します。

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エプスタ日記大賞

YouTubeでも、Instagramでも、いいねでも、RTでも、シェアでもなく。
手垢や手癖にまみれていない媒体を用いて、
多くの人の記録と記憶を集めたい。

その媒体。
随筆の次は、日記です。

日記を送ってくんろ!という企画です。
あらためて、今回集まった日記を紹介しますね。

#1
三浦宏文 2021年3月11日(木)

#2
鏡女 2021年3月6日(土)
忘れられない3月第2土曜日

#3
鎌田浩宮 2020年11月28日(土)
解体工事の説明会 慶一さん50周年記念ライヴ
初代ダース・ベイダー役、デビッド・プラウズさん死去 、85歳

#4
名無シー 2021年3月19日(金)

#5
アガタシネマ 2021年4月13日(火)
・逃げ場の無い、ワンツーマンの上司
・一日中、彼女の事が頭の中を支配

#6
鎌田浩宮 1996年4月1日(月)

#7
アガタシネマ 2021年4月13日(火)

#8
永浜敬子 2021年4月25日(日)
ゲコゲコお酒の話

#9
名無シー 20〇〇年〇〇月〇〇日(〇)

2人の審査員により、絶賛選考中。
大賞決定は目前です。

しかし今さらではありますが
日記は面白いのか。

面白くもなんともないのか。
日記は最高なのか絶滅するのか。
名無シーと鎌田浩宮でくさくさと話し込んでみます。

日記は絶滅寸前のメディア

鎌田浩宮
エプスタ随筆大賞は9作の応募でしたが、日記大賞の応募も9本。微増せず!しかしあれですね。日記と言いつつ、ほぼ随筆のような作品が多く。やっぱり、普段日記を書いている人って少ないんですね。僕のように毎日日記を書いている暇な者は…。僕が日記を書く理由は、ボケ防止ですから。

名無シー
日記を付ける人が余りいないのはそうだと思います。Twitterが登場したとき、短文ブログサービスとかわざわざ説明されたりしていましたが、今は誰もそんな説明をしなくてもいいくらい普及し、インスタと共に日記の形態を変えた趣があるかと思います。


確かにそんな説明だったわ。短文ブログサービス。


ま、文体や含みうる滋養など、日記では決してないのですが、実質日記が担っていたものを肩代わりしつつ、その本質も変えて行っている所があるかと思います。そんな訳で、誰でも短文ブログや写真短文ブログをなす今日、日記は絶滅の危機に瀕している観があるかと思います。

日記は
他者が読むことを前提に書かない


日記は、他人が読むことを前提に書いてない。ブログやTwitterは、他人が読むことを前提に書いている。日記は他人に読まれないから、本来は書き手の自由度が高いんです。


文体についてですが、私は素で日記を書いても、あの体です。


あんた、マジか!


夢日記を付けていますがとにかくワンセンテンスが長い。希に備忘録的日記を書くこともありますが、所感部分が異常に長く、複文節的なものが幾つも一つの文に入る下手をすると文章の全体がワンセンテンスと言う感じで、これは私の癖です。


細野晴臣さん他、面白い夢日記は数々ある。


僕は40代後半でライターになったんだけれど、当時20代の編集者に「ワンセンテンスは短く!」と口酸っぱく言われました。とてもいいことを教わり、感謝しています。1つの文が短いと、やっぱり読みやすいんです。


皆さんの日記が随筆的だとすると、そこは文章を書く病的な人々に日記を依頼した事の今日的な帰結なのかも知れません。書かない人はとことん書かない。それによって、言語世界の文体の品種数は激減、人間と作物植物ばかりがはびこり希少生物が死に絶えて行く生物界と似たような事が進行しているのかも知れませんね!


そう。だからこそ日記を、何にも縛られず、読み手のことなんか考えず、自由に書けばいいのだ。


言葉の世界のグレタちゃんみたいな人が現れて世界をかき回すかも知れません。言語世界を水没させる海面が上昇しているぞ!と。

アリバイを取っておけ


あと僕の場合、他にも日記を書く理由がありまして。数年前、身近に逮捕された物騒な奴がおりまして、なんと僕も任意取り調べを受けたんですよ。そこで、何月何日何時何分に鎌田浩宮は何をしていたかと尋ねられるわけです。日記をつけておいてよかったのだ~!


お、それ、面白い!


なので僕の日記は、何時何分にめしを食って、何時何分に誰から電話があって、何時から広島東洋カープの試合を観て、など「何時何分」ばっかり書いてます。


今朝会社来る時、最寄り駅の前の飯屋の前にパトカーと覆面パトカーと白サイ(白バイならぬお巡りさんの自転車)が集結、怪しい風体の荒ぶるオッサンを10人程のお巡りさんが取り囲んでやいのやいのしていましたが、日記を付けていなさそうなオッサンでした。温かいご飯がでる飯屋とは打って変わって、今頃は留置場で冷や飯を食っているかも知れません。

感情も記録するのか


ありがとうございます!あと、日記には「その時何を感じたか」は書きません。あとで振り返って読むと恥ずかしいことばかりで、自己嫌悪に陥るので…。


しかし、ピックアップしている視線に、暗に現れているものはありますしね。多くは語らずともみたいな。


そうですよね。例えば今回応募した僕の日記でも、鈴木慶一さんのライヴを観て何を感じたかは、一切書きません。


自分の場合は、そこは寧ろ書かないと忘れてしまうところかも知れません。見たはずの映画の感想、書いておかないと忘れていたりします。怖ろしいことに…。夢日記は、起きて直ぐ書かないと、数分後に夢の内容は忘れますし。なんであんな仕組みになっているのか。

ジンセーの殆どを忘れてしまうのだ


夢は本当にすぐ忘れますよね!映画もそう!その時何を感じたのか、書いておかないと忘れちゃうんだよなあ。


夢の中で起きた後に思い出すための符牒のようなものを決めながら見ていないと、起きてしまったが最後、全く思い出せない夢も多く、夢日記を付けるのはその為です。


そしてこの齢になると、昨日あったこともマッハで忘れる。だから日記をつける。それも理由の1つです。


ヘンデルとグレーテル宜しく、夢を見ながら、夢の中で枝を手折るのです。歳を取ると、昨日が夢のようになって行くのかも知れませんね。若者の見る夢は明日の事ですが。


横尾忠則さんの随筆か日記で、齢を取って読んだ本の内容を忘れてしまい、また新鮮な気持ちで読み直すと書いてありました。


コンテンツ性が無限に!


横尾忠則さんほど数多くの日記を刊行した人も少ない。


名無シーさんが言ったブログやTwitterは、他人に読まれることが前提。いかにも独り言のように技巧を凝らした言葉を駆使するか、そうしてPV数を獲得することに躍起になっている、そのあざとさが本当に気持ち悪くて。そうした手垢にまみれたメディアに吐き気がして、随筆大賞を提唱したんだけど、さらにもっと「他人に読まれることを意識していない」日記大賞、ということなんです。


そう言う意味では手紙というものも消失しつつある文章かも知れませんね。


手紙、いいよなあ。次回は手紙だな。

ブログ・エプスタインズ創刊10周年記念特別事業第二弾
第1回エプスタ日記大賞
応募締切:2021年3月9日といいつつ延長中
ジャンル:日記
形式:問わず 点字ももちろん可
枚数:制限なし
賞品/賞金:後日発表
選考委員:後日発表
発表:2021年4月吉日
応募先:info☆epstein-s.net ☆を半@に変換して送信して下さい
郵送は〒154-0024 東京都世田谷区三軒茶屋2-20-13-410 鎌田浩宮まで

今回の日記一覧 併せてお読み下さいね。
募集・第1回エプスタ日記大賞
応募作品#1 エプスタ日記大賞
応募作品#2 エプスタ日記大賞
応募作品#3 エプスタ日記大賞
応募作品#4 エプスタ日記大賞
応募作品#6 エプスタ日記大賞
応募作品#7 エプスタ日記大賞
応募作品#8 エプスタ日記大賞
応募作品#9 エプスタ日記大賞
審査員/賞品決定 エプスタ日記大賞
どれが本当の日記か エプスタ日記大賞
読者賞無決定 エプスタ日記大賞
大賞決定 エプスタ日記大賞
受賞者から喜びの声 エプスタ日記大賞


2021.05.10

審査員/賞品決定 エプスタ日記大賞

編集・鎌田浩宮
協力・名無シー

 

昨日の日記が、楽しかったです。
一昨日の日記が、楽しかったです。
日記を、募集します。

 

ブログのくせに長めの事業でこざかしい
エプスタインズ創刊10周年記念特別事業第2弾
エプスタ日記大賞

 

 

YouTubeでも、Instagramでも、いいねでも、RTでも、シェアでもなく。
手垢や手癖にまみれていない媒体を用いて、多くの人の記録と記憶を集めたい。

その媒体。
随筆の次は、日記です。

日記を送ってくんろ!という企画です。
あらためて、今回集まった日記を紹介しますね。

 

#1
三浦宏文 2021年3月11日(木)

 

#2
鏡女 2021年3月6日(土)
忘れられない3月第2土曜日

 

#3
鎌田浩宮 2020年11月28日(土)
解体工事の説明会 慶一さん50周年記念ライヴ
初代ダース・ベイダー役、デビッド・プラウズさん死去 、85歳

 

#4
名無シー 2021年3月19日(金)

 

#5
アガタシネマ 2021年4月13日(火)
・逃げ場の無い、ワンツーマンの上司
・一日中、彼女の事が頭の中を支配

 

#6
鎌田浩宮 1996年4月1日(月)

 

#7
アガタシネマ 2021年4月13日(火)

 

#8
永浜敬子 2021年4月25日(日)
ゲコゲコお酒の話

 

#9
名無シー 20〇〇年〇〇月〇〇日(〇)

 

 

審査員は
この方々に

審査員は、エプスタ随筆大賞の時と同じように、地方で暮らす人にお願いしようと思いました。都市と地方、都会と田舎。都会の人が書く日記を、地方の人にジャッジしてほしいと思ったんですが、別のアイデアが浮かびました。

エプスタインズのある企画を、この企画に連動/循環づける。あの人からこの人にバトンタッチされ、それをこれからも続けていく。そういうものもいいな、と思ったんです。

そこで、先日開催された「エプスタインズ創刊10周年記念特別事業第1弾・エプスタ随筆大賞」にて受賞した方々に依頼をしたところ、以下のお2人が快諾下さいました。

藤坂鹿さん
表参道が好きさん

藤坂鹿さんは「ヴィラ・コーポ笹野101号室について」で大賞を受賞。
表参道が好きさんは「我が家の困った習慣変わるかなあ」で開催者撰賞を受賞しました。

このお2人に大賞を選んでいただき、意見が割れた場合は個人賞なども設けようと思っています。また、大賞決定前にはツイッター上で投票を行い、読者賞を選出しようと思います。

大賞への
賞品は

大賞受賞者には、秋田県横手市にある「デリカテッセン紅玉」から、季節のスイーツ、もしくはフルーツをお贈りします。このお店は、エプスタ随筆大賞で審査員を務めた高橋基(もとい)・紅(くれない)夫婦が営んでいます。2020年末から2021年初頭にかけての10年に1度あるかないかの豪雪で、提携する農家のりんご畑が大きな被害を受けました。

これも、連動/循環ですね。審査員だった人に、今度は賞品をお願いするわけです。

 

 

6月になると、秋田はさくらんぼの出荷です。でも、それではお待たせしすぎかな。デリカテッセン紅玉は、タルト・パイ・ケーキも作っているので、その辺りをお贈りするかも知れません。

それでは、読者賞・大賞決定まで、しばしお待ち下さいね。

 

 

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今回の日記一覧 併せてお読み下さいね。
募集・第1回エプスタ日記大賞
応募作品#1 エプスタ日記大賞
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応募作品#4 エプスタ日記大賞
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応募作品#8 エプスタ日記大賞
応募作品#9 エプスタ日記大賞
日記は絶滅する エプスタ日記大賞
どれが本当の日記か エプスタ日記大賞
読者賞無決定 エプスタ日記大賞
大賞決定 エプスタ日記大賞
受賞者から喜びの声 エプスタ日記大賞


2021.04.29

応募作品#9 エプスタ日記大賞

編集・鎌田浩宮
協力・名無シー

 

昨日の日記が、楽しかったです。
一昨日の日記が、楽しかったです。
日記を、募集します。

 

ブログのくせに長めの事業でこざかしい
エプスタインズ創刊10周年記念特別事業第2弾
エプスタ日記大賞

 

 

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その媒体。
随筆の次は、日記です。

日記の応募、集まってます。
大賞決定前に、応募作品を1本ずつ掲載していきます。

これで打ち止めかな。それとも、まだ応募が来るかな。
9本目は、名無シーさんの日記、2つめです。
世界にはたくさんの問題があって、
どこから手をつけたらいいのか、
どれが最重要で最優先な課題なのか、
でもって自分にできることは何か、
意外にも身近を見渡してみると、
そう遠くない場所でつながれたりして。

今回の企画は、
1981年12月8日(火)
1991年12月8日(日)
2001年12月8日(土)
2011年12月8日(木)
2020年12月8日(火)
2021年1月8日(金)
2021年2月8日(月)
2021年3月8日(月)
2021年12月8日(水)
〇〇〇〇年〇月〇日(〇)

の10日間、どれか選んで日記を送ってくんろ!
という企画なのです。

 

 

名無シー
20〇〇年〇〇月〇〇日(〇)

 

少し前から舌根の裏側辺りが痛い。
噛んでしまうには根元過ぎて、何が原因か分からない。
きょうはそれをずっと気にしながら仕事をしていた。
向かいの席の同僚は、まだ幼い一児の若い母親で、誰のことであれ健康の事は気になる様子で、病院に行った方が良いと勧めてくれる。
確かに、腎臓が悪い上に万が一舌癌等となったら、もう、来年は生きているのかいないのかと心細くなる。

きょうは早番の日で、夕方に残業も無く上がれた。
外に出ると、ほんのぱらぱら程度、雨が降り始めていた。
普段使っている路線とは反対方向の別の路線の駅まで、急ぎ足で向かった。
電車と乗ったことの無い路線バスを乗り継いで人に会いに行ったのだ。
先日会って話をした故国で弾圧を受けている民族の方が、自分の先輩にも会って話を聞いて見て欲しいと仰って、その先輩に会いに行ったのだった。

おとないに応対くださったご家族はきょとんとされていた。
今回の訪問は事前のアポなども無く押し掛けたもので、最初ご家族は戸惑い、少し警戒しているご様子だった。
私は伺った経緯を説明し、皆さんの置かれた境遇を憂えている事を話した。
皆さんの力になれることがないかと考え、先ずは故地の文化、殊に音楽についてほんのさわり程度だけれど勉強を始めた、色々とお話伺えればと伝えた。

奥に通され、少しぎこちなく、間遠に音楽の話などをした。
そんなことで時間を過ごしながらも、お互い初めて会う間柄であれ、私たちには、今語るべき話もあった。
私は前に会った方々が恐る恐る語ってくれた悲嘆すべき境遇を、反芻するように語った。
彼らからするとそれは当然知っている内容なのだけれど、私がそれを話すことで、私がそれを理解して立場の違う日本人として何かできないか考えていることが皆さんに伝わると思ったし、実際先輩とご家族にそれは伝わったようだった。
話の内容の多くは先輩もご家族もご自身と一族の身に降りかかっている事だったが、ものによっては先輩を心配させないためか、先日あった方が話されていないらしい近況もあり、話してよかったのか悪かったのか、先輩は後輩を心配して沈鬱に黙り込んでしまうこともあった。
思うに、彼らには、この国にあっても互いに自由に連絡を取り合うのも難しい状況があるのかも知れない。通話やメールはチェックを受けていたとしても不思議ではないかも知れない。
同じ町を歩くのでも、私たちと皆さんの吸う空気は違っていて、故国からの監視はこの国の中でさえ圧力を加え、空気を吸う自由、当たり前に語り合う自由も故地同様奪われているのではないかと、わたし個人の臆測ではあれ憂慮される。

一方で明るい話も勿論した。家族ぐるみで付き合ってくれる方など沢山の日本人の友達に囲まれてこれ迄何とか頑張って来れていることとか、最近はぱったり見えられなくなった日本人の方で、故地の言葉を勉強してくれて、自分たちの知らない言葉まで沢山憶えられた方もいらしたと、懐かしそうに相好を崩された。
その方は今はどちらでどうしていらっしゃるだろう。
その語学力を思うと、今この時こそという場所で、皆さんのために立ち働いていらっしゃるのかも知れない。

未来を描き切れない境遇の中で未来を描こうとしながら、それでいて語ることに躊躇もあるささやかな明日の展望の片鱗も少し感じさせる生活の話もして下さった。

そんな風に雨の夜は更けて行った。

帰り際、先輩のご家族が、先輩が故地の作り方で煮込んだ無花果のジャムをお土産に下さった。

外は雨脚が強くなっていて傘をさしても靴が濡れた。
雨の中、真っ暗なバス停にバスは中々来なかった。

バスの中で、乗り継ぎ乗り継ぎの電車の中で、飼い猫のように警戒心の一切無いこの国のサラリーマンたちの顔を見ながら、自分のできることについて考えていた。

遅い時刻、家に着いて洗面台の鏡を見ると舌からどす黒い血が出ていた。

雨が屋根を叩く音が聞こえる。眠るまでこの音を聞いていよう。

そうだ。帰り際、故郷でおやすみなさいって何て仰るのか聞いたのに、発音が難しく、雨に洗い流されるように忘れてしまった。
何と言ったっけな。雨音の隙間に、聞こえるような聞こえないような。

 

 

ブログ・エプスタインズ創刊10周年記念特別事業第二弾
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2021.04.29

応募作品#8 エプスタ日記大賞

編集・鎌田浩宮
協力・名無シー

 

昨日の日記が、楽しかったです。
一昨日の日記が、楽しかったです。
日記を、募集します。

 

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随筆の次は、日記です。

日記の応募、集まってます。
大賞決定前に、応募作品を1本ずつ掲載していきます。

そろそろ締切か。
8本目は、永浜敬子さんの日記である。
著書多し。
中でも「いなかもん」に関する書籍は
多くの人が見聞きしただろう。
僕(鎌田)にとっては
雑誌「ビックリハウス」創刊30年イヴェント
がきっかけで、
以来大変お慕い申し上げています。

今回の企画は、
1981年12月8日(火)
1991年12月8日(日)
2001年12月8日(土)
2011年12月8日(木)
2020年12月8日(火)
2021年1月8日(金)
2021年2月8日(月)
2021年3月8日(月)
2021年12月8日(水)
〇〇〇〇年〇月〇日(〇)

の10日間、どれでもいいから日記を送ってくんろ!
という企画です。

 

 

永浜敬子
2021年4月25日(日)

 

ゲコゲコお酒の話

東京都、大阪府、兵庫県、京都府に対して、2021年4月25日から5月11日までの期間、緊急事態宣言が発出され、飲食店で酒類の提供が禁止となった。
ところで私は初対面の人に必ず酒豪にみられるが、ほぼ下戸である。いや、まったく飲めないこともないのだが、少しでも飲むと眠くなって仕事にならんので、一滴も飲まない生活がもう十数年続いている。でも、飲み会の雰囲気は大好きなので、誘われると喜んで出かけていく。それに飲める人とでないと行けない店や肩身の狭い思いをする店もあるので飲みの誘いは大歓迎だ。朝までウーロン茶でもまったく無問題。

しかし、ときに悲しい思いをすることがある。それはひとつに会計のとき。「飲んでないから」と安めの設定にしてくれる友達も多く、まっことありがたい環境にいるのだが、たとえワリカンでも食事代+楽しい時間代+場所代だと思っているので、異議はまったくない。もちろん、送別会とか忘年会とか、最初から会費が決められているケースも同様。でもそれが「楽しい時間」でなかったときは、持っていきようのない思いをすることがある。

たとえば、義理の飲みの席で、ジンジャエール1杯で1万円払ったときや、飲みつぶれた人の分の支払いとタクシー代を出すとき、などなど。また、「酒が飲めないと人生の楽しみを半分もわかっていない」と、説教されるときや明らかな運転手要員として誘われるとき。まあ、これは「飲めないから誘わない」と言われるよりは、まだいい。
なにが一番悲しいかって、「飲めないのに来るな」と言われるケースだ。でも、これは酒飲みの本音なのかもしれないな。酒飲みと下戸の間には、マリアナ海溝より深くて暗い溝があるのだろう。
それから、異性との出会いのチャンスが飲める人に比べて圧倒的に少ないのもちょっと悔しい(笑)。

 

 

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2021.04.26

応募作品#7 エプスタ日記大賞

編集・鎌田浩宮
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昨日の日記が、楽しかったです。
一昨日の日記が、楽しかったです。
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いよいよ7本目だー!
更年期・シングルマザー・保護猫5匹。
アガタシネマさんの日記である。
彼女、
先日掲載した日記の続きを綴っていた…
というよりかは
1日に2回日記を書くこともある
素晴らしき日記好き。
直ちに掲載します。
ちなみにこのペンネームは、
彼女が小学生時漫画家になりたくて
当時つけたもの。

今回の企画は、
1981年12月8日(火)
1991年12月8日(日)
2001年12月8日(土)
2011年12月8日(木)
2020年12月8日(火)
2021年1月8日(金)
2021年2月8日(月)
2021年3月8日(月)
2021年12月8日(水)
〇〇〇〇年〇月〇日(〇)

の10日間、どれでもいいから日記を送ってくんろ!
という企画です。

それじゃあ、日記でぶっ放してくんろ。

 

 

アガタシネマ
2021年4月13日(火)

 

飲酒中は、毎朝、腹の調子が悪く、下り方面だった。眠りも浅いのか、布団から出るときは、ベリベリベリって音がする様に敷布団から身体をはがして起きる状態。

朝から、「早く帰りたい、ああ、早く帰りたいなぁ」とブツブツ言いながら、ネコ5匹に餌をあげてました。まだ、会社に行ってないっつうのに。家に居るのに。

会社が終わると、缶チューハイを飲みながら、晩ご飯を作り。自分はツマミばかり食べ、ひたすらNetflixの映画を観て、頭の中を舌打ち上司に支配されないようにブロックしてました。

で、朝がくる。帰りたい。飲む。の繰り返し

毎日、会社終わると脳も習慣が刷り込まれ、夕方になると、「嫌なこと忘れられてホンワカになるわよ、楽しいし、ほら、この餃子美味しそうよ、これを食べながらキューと飲むの最高でしょ」と、脳みそが誘惑し、飲まずにいられなくなる。イレギュラー(今日は飲まない)は排除されるように道ができてる感じ。

いつもの舗装された道(飲酒回路)の方が慣れてるし、車だから早い。通った事の無い砂利道や雑草道を歩くのはつらいし、見えないし、めんどくさいから、2通りの道があったら、楽な方、いつもの道を無意識で選ぶんだと、脳は、選ぶのだろうと思う。

いつもの道の方が楽じゃね?違う道行くと邪魔とか入ったり、迷ったりするし、その道(断酒回路)歩きだから疲れるから止めやうよ、みたいな。

で、たまに違う道(断酒回路)を行くと、ほら大変じゃんとなり、道が出来る前に、通るのやめて、草ボウボウになる(再飲酒)

その断酒道を頑張って歩いて歩いて、最初は辛くて苦しいけど、歩いて歩いて。だんだんその道を歩きながら、周りの景色とか観て楽しんだりして。会社が終わると2つの道の選択の時に、あ、最近この道(断酒道)歩くと気持ちいいし、楽しいからこっちに行こう。となりたいと思ってみたりしてます。

早く、けもの道くらいになりますように。途中に崖があるかもしれないが。

猫達、私の前を歩いて、道を作ってくれ。

 

 

アガタシネマは、ここで日記を書いておる。
https://agatashinema.hateblo.jp/

 

 

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応募作品#9 エプスタ日記大賞
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大賞決定 エプスタ日記大賞
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2021.04.25

応募作品#6 エプスタ日記大賞

編集・鎌田浩宮
協力・名無シー

 

昨日の日記が、楽しかったです。
一昨日の日記が、楽しかったです。
日記を、募集します。

 

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エプスタ日記大賞

 

 

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その媒体。
随筆の次は、日記です。

日記の応募、集まってます。
大賞決定前に、応募作品を1本ずつ掲載していきます。

6本目、懲りずに鎌田浩宮が2本目の日記です。
数年前まで、紙に日記を書いていました。
分かりにくいところは、注釈を入れています。

今回の企画は、
1981年12月8日(火)
1991年12月8日(日)
2001年12月8日(土)
2011年12月8日(木)
2020年12月8日(火)
2021年1月8日(金)
2021年2月8日(月)
2021年3月8日(月)
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〇〇〇〇年〇月〇日(〇)

の10日間、どれでもいいから日記を送ってくんな!
という企画です。

 

 

鎌田浩宮
1996年4月1日(月)

 

安波集落に行こうと思っていたが、いざ調べると交通の便が悪く、金もかなりかかりそうなので、断念する。釣りでもしようか?散々悩んだ挙句、瀬長島行きを決める。地図で見た限り1時間も歩けば着くかと思いきや、2時間もかかってしまいクタクタ。

島に着きゃ自衛隊の飛行機が真上をスレスレに滑空し、うるさいどころか爆音で空気が震える。地元民の釣り・マリンスポーツの穴場で、続々と車が行き交う。寒い。雨風が予想以上だ。

島を右回りに歩く。浮浪者、猫、鳥の音…。雨で砂浜にはまったおじさんの車を助けると、有難く乗せてもらえた。首里まで行く。寄り道して色んな名所を見せてくれた。

首里から歩いて帰る(※)。県立芸大に忍びこみ院生用個室でピアノを弾く。うちなー音階は出てこなかった。4時、遂にゆし豆腐を食う。泡盛珈琲を飲む。

※首里から那覇までは、徒歩約1時間。

 

 

夜、ジョナス・メカス映画祭に行く。彼の映画は70’sの前衛風で全く×だったが、話はヒッピームーブメントをくぐりぬけただけあって、リトアニアの独立とアニミズムを信じる穏和なおっちゃん(※)だった。

※今では叩けないような軽口。恥ずかしい。その場で死んでしまえ。ちなみにこの企画、僕が世界一好きな映画「ウンタマギルー」監督高嶺剛さんと、ジョナスさんの実験映画を交互に上映、その後は2人の対談というヤマトゥーがひれ伏すような内容。ジョナスさんの作品はフィルムではなく、デジタルヴィデオカメラで撮影されたもの。時折カットに正方形の細かいビットが生じていたのが印象的だった。

 

 

ただ、トークや質疑応答も4月1日(※1)という事もあり、政治的になる。つまりは、沖縄の日本からの独立。しかし、立花ハジメと中沢新一の対談(※2)もそうだったが、政治的操作性は気味が悪い。

あっという間に10時で閉会。打ち上げは与儀の民謡スナック。ここが沖縄旅最後の夜なのだ!高嶺剛氏にCDとカセットテープを渡し、舞い上がる(※3)。スローな島唄で始まったステージも、アップテンポになるに従い無茶無茶盛り上がる皆踊り出す。沖縄にカラオケが少ない(※4)のも納得。ここ2日飲めなかった泡盛も今日はうまい!押し出されるように座安さん(※5)にタクシーに乗せられ帰路。

※1:1945年4月1日、沖縄本島に米軍が上陸したことを指しているのだと思う。対談中、突如ジョナスさんがリトアニア語で「独立だ」と叫び、観客の一部から歓声が上がり、高嶺さんが破顔した。俺の住む三軒茶屋も菅政権から独立じゃい。うおー!

※2:1995年11月17日、東京・四谷P3にて開催された立花ハジメ個展「アプリケーションツアー」にて行われた対談。この年の3月20日に地下鉄サリン事件があり、観客の1人が中沢さんに「事件前は麻原彰晃に賛同する発言があった」と詰問。観客の多くはハジメちゃん好きで政治色なし、場内凍り付く。発言者が退出した後ハジメちゃんが「思想ってさあ、〇〇とは?〇〇とは!って問い詰めるより、〇〇ってか?ってのらりくらりしてる方がいいよね」と、当時流行していた片岡鶴太郎の「てか!」を用いて、場が和んだ。あの日はバッファロー・ドーターの大野さんがゲストでライヴもあった。ハジメちゃんに僕の曲が入ったCD「ecole」(細野晴臣さん監修のオムニバス)をお渡ししたら無言だった。僕も「〇〇とは!の仲間」に見えたのか。

※3:っつーかCD配ってばっかだ。必死だったんだな。監督の映画「パラダイスビュー」で音楽に細野晴臣さんを起用した理由を伺うと「PARCOにそうしろと言われたから」とお話し下さった。生涯5本の指に入る幸せな夜でした。

※4:今は知らないのだが、当時本島ではカラオケボックスよりも、民謡酒場をよく見かけた。

※5:沖縄経済界の裏ボス(と僕は信じている)座安正さん。当時いくつかの会社を経営していたと記憶しています。一緒に旅をした大友太郎君の、お父さんのご同僚の弟さんが座安さん…というかなり遠い縁にもかかわらず、ジョナス・メカス映画祭はおろか、その打ち上げ参加までご用意して下さいました。にふぇーでーびる!

 

 

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2021.04.22