映画「マラソン・マン」公式HP

 

new! 映画評論家・名無シーさんとの対談・続編を掲載しました

! 映画評論家・名無シーさんとの対談を掲載しました

! 2018年11月17日上映での観客の感想を掲載しました

! 映画プロデューサー・大友麻子さんと鎌田浩宮の対談を掲載しました

! 雑誌・ビックリハウス編集者・深沢涼子さんとの対談を掲載しました

! 映画評論家・名無シーさんによる作品評を掲載しました

 

 

爆走する、庶民。

マラソン・マン

出演
長山和夫 他

広告デザイン
松添安広

技術協力
タカツカアキオ

撮影・編集・音楽・監督
鎌田浩宮

 

 

 

 

2018年11月17日土曜
夜6時開場 6時30分開映
シネマハウス大塚にて
一夜限りの脱法ロードショウ、終了。
次に上映できる場所を探しています。
心当たりのある方、お声掛け下さい。

一般1800/大学1500/シニア1100/高中小1000/障がい者1000
どちらかが50歳以上なら夫婦で2200/障がい者介添えの方1000

問合せ先:エプスタインズ
info@epstein-s.net

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東京都豊島区巣鴨4-7-4-101
折戸通り 都立文京高校正門前
☎ 03-5972-4130
JR山手線・大塚駅北口から徒歩7分
都電荒川線・巣鴨新田駅から徒歩3分

なお、こちらをクリックすると
JR大塚駅からシネマハウス大塚までの
道順が分かります。

 

 

 

introduction

映画「福島・相馬に行く」2部作を監督したへっぽこヤロー・鎌田浩宮が、自身のバンド・舞天(ブーテン)結成10周年であるにもかかわらず、音楽活動を一時休止して製作したドキュメンタリー映画です。

ごくフツーの人々こそが、面白い。

一見平凡に見える市民ランナーを追って、2017年11月に撮影を開始。京都・浪花(千葉外房)・気仙沼ロケを経て、約10カ月をかけ完成。
様々な音声・映像を「リミックス」の技法で刻み、ナマイキにも、新たなドキュメンタリーを提示しちゃったりしております。

中年と呼ばれる時期を越えつつある名もなき市井の人が、どのようにすれば豊かに生きていけるのか、法外に酒をあおりつつ、フントードリョクする姿。
また、庶民の意見や考えが全く反映されなくなったファッキン安倍政権の現在、彼が懸命に社会へ関わろうとする姿は、私たち庶民同士にフィードバックされ、大切な事を気づかせてくれますど。

どんなに世界が息苦しくなっても、自由に歩み、生活していけないはずが、ない。そんな事を、笑いながら思い出せる映画です。

 

 

 

staff

撮影・編集・音楽・監督
鎌田浩宮

へっぽこ音楽家として、1990年代に、阪急電鉄の発車チャイム等を作曲。細野晴臣さんが監修されたCD「ecole」に1曲参加させていただく。トランキル・オーヴァー、舞天(ブーテン)というバンドでヴォーカル・作詞作曲をしたり。映画「鎌田浩宮 福島・相馬に行く」2部作を監督したりです。

技術協力
タカツカアキオ

小泉今日子さんのシングルカット「Nobody can,But you」作曲。2018年公開予定「止められるか、俺たちを」(白石和彌監督)にて、ギター演奏指導を担当。トランキル・オーヴァー、舞天、千鳥ヶ淵ブルースショーにてギター・作曲を担当。

広告デザイン
松添安広

株式会社acubesoftware取締役 兼 クリエイティブディレクター。デザイン・ゲーム・コンテンツ事業を推進するかたわら、絵描きとして少年ジャンプの担当者がつくなど絶賛活動中。

 

 

 

京都マラソンについて

本作に登場する長山和夫が挑む、京都マラソン。2012年から始まり、毎年2月に開催されます。この時期の京都は寒く、撮影を行った試合当日スタート時・朝9時の気温は1.7℃でした。42.195㎞のフルマラソンの他、1区27.6㎞、2区14.6㎞のペア駅伝、6.1㎞の車椅子競技から成り立っています。

過去の最高齢は、女子83歳・男子81歳。2018年の大会では、65948名となる応募者の中から、抽選によって16858名のランナーが出走しました。国内外の著名アスリート参加はないものの、本田望結さん・千葉真子さん・青木愛さん・奥野史子さん・朝原宣治さん・森脇健児さん他、豪華な応援大使が駆けつけ、スタート・ゴール地点や沿道で応援を繰り広げました。

スタート地点は、西京極総合運動公園。嵐山や金閣寺、大文字さんで知られる送り火五山といった観光名所を通り、鴨川河川敷では幅の狭い走路を南下します。京都御所から京都府庁・京都大学といった中心街を経て、平安神宮前の岡崎公園がゴールとなります。

当日は大幅な交通規制が敷かれ、KBS京都によるテレビ中継も行なわれます。

 

 

 

気仙沼ロケ

2018年の夏、東京の気温が37℃に達する中、宮城県最北部の海の町・気仙沼は、晴れで29℃前後、曇り・雨であれば26℃前後でした。東京から電車を乗り継ぎおよそ5時間半、気仙沼駅を降り、そこからすぐの商店街で、既に心をわしづかみにされました。

東日本大震災での津波を逃れた、木造の古い商店たち。震災で観光客が減ってしまい、日中歩いている人はかなり少ないのですが、町並みの情緒深さのせいで、度々歩を止めます。

港からフェリーで20分という近さで、気仙沼大島へ。以前和夫が参加した、復興マラソンは「気仙沼つばきマラソン」という名前で、この島で開催されています。

環境省による「海水浴場百選」全国2位となった、小田の浜。多くの観光客が訪れ、民宿も賑わっていました。震災後、訪れる人が半減してしまったまま、今に至ります。セミ・鳥・波・子供達の声…民宿のベランダから見え、聴こえる豊かな眺めと音。エアコンの必要はなく、扇風機で充分です。東京が人間の住める気温ではなくなった今、その心地良さで疲れが消えていきます。

民宿の晩ごはんは、マンボウ・ホヤ・カジキマグロ・そしてまだトゲが動く殻付きのウニが、なんと10匹も。ビールに地酒を舐め、1泊2日2食付で8000円強。申し訳なくなるほどでした。

夏休みの時期というのに、宿泊客は僕(鎌田)だけ。この先もこのような状態ならば、どのように生きていけばいいんだろう…宿の女将は溜息をついていました。

この映画を観たら、気仙沼へ行ってみたいな…と思ってくれる人もいることでしょう。震災で多くのボランティアに助けられたという事があるからか、優しい人、親切な人がとても多く、魚は旨い、空気が旨い、気候は穏やか。

気仙沼、とってもいいですよ。

 

 


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2018.09.09