- 2023.03.26:walkin’ to the beat everlasting⑦
- 2023.03.04:walkin’ to the beat everlasting⑥
- 2023.02.26:walkin’ to the beat everlasting⑤
- 2023.02.25:walkin’ to the beat everlasting④
- 2023.02.19:walkin’ to the beat everlasting③
- 2023.02.12:walkin’ to the beat everlasting②
- 2023.02.11:walkin’ to the beat everlasting①
- 2022.04.28:平和は、この曲であろう。30日目 World Citizen
- 2022.04.23:平和は、この曲であろう。29日目 スマイル
- 2022.04.21:平和は、この曲であろう。28日目 世界中が I love you
サブ・コンテンツ
- 2023.03.26:[Radio] walkin’ to the beat everlasting⑦
- 2023.03.04:[Radio] walkin’ to the beat everlasting⑥
- 2023.02.26:[Radio] walkin’ to the beat everlasting⑤
- 2023.02.25:[Radio] walkin’ to the beat everlasting④
- 2023.02.19:[Radio] walkin’ to the beat everlasting③
夏は、この曲であろう。17日目
構成・鎌田浩宮
エプスタインズ。
2021年7月21日で、創刊11周年。
それを記念し、連載企画を開始です。
運動会やってるテレビを消せば、鳥の声が聴こえる。
セミたちが、歌声を自慢している。
夜中でも、カエルくんたちは田んぼで合唱だ。
夏だ。
ああ、たまんない。
夏だ。
間違いなく、夏だ。
夏と言えば、あの曲。
夏に欠かせない、あの曲。
市井の人から
著名人から
北の人から
南の人から
海外の人から
「夏は、この曲であろう。」
という曲を伝えてもらう、
チョー大型連載企画ですよ。
本当の夏を、すごそう。
本当に、夏をすごそう。
17日目
夏をあきらめて
研ナオコ
文・つつしみ深美
無機質にそびえ立つワシントン・モニュメントの背に、数多の花火が打ち上げられる――。
7月4日の独立記念日。米国ワシントンDC。
国家の祝日であるこの日。
老いも若きも皆、ところ狭しと公園に集い、星条旗を手に花火を満喫する。
毎年の風景ではあるが、昨年はそこに「トランプ派」と「アンティファ」の揉み合いが添えられた。
日本では、8月15日に相当するものだろう。
それにしても、此国には「あきらめ」がない。
国家の可能性が、衒いなく信じられている。
それを考えると、日帝残滓たる吾人の、夏が廻る度に損ねられるもの。
毎度「あきらめ」を塗り重ねざるを得ないこの心内は、実はなんとも幸いなことであったのではないか。
何をどう取り繕おうとも、白地に注がれた朱丸を前に、微塵も否定を感じることなく眺められる者など、おりはしないだろうと思うからだ。
夏はあきらめの季節だ。
今年も研ナオコのかすれ声だけが、まるで線香が漂うように、私をなぐさめ、荒ばせる。
あきらめよ、あきらめよ、と。
Tweetあなたの「夏は、この曲であろう。」を募集します。こちらから送信して下さい。本名の掲載はちょっと…であれば、ペンネームでもOKですぞ。
こんばんは。
あちらはようやく終わりました!
こちらは、ちょっと日にちが開いたけど、まだまだ続きますよ。
貴女の夏のお供、鎌田浩宮です。
この連載ですが、これまでの16日間、全て僕の友達や知り合いからのリクエストだったんです。しかし遂に本日17日目にして、全く面識のない方から、リクエストが届きました!嬉しいです!
ここで念のため、用語解説です。
衒い…てらい
残滓…ざんし・ざんさい…残りくずという意味
吾人…ごじん…私、我々という意味
研ナオコと言えば、ド・ド・ドリフの大爆笑も浮かんではくるが、やはりどうにもこうにも「カックラキン大放送」。ナオコばあちゃんと 刑事ゴロンボ(野口五郎)・ 名探偵ミスター西(西城秀樹)・名探偵Mr.GOO(郷ひろみ)のコントがたまらないです。マチャアキ(堺正章)も絡む!ラビット関根(関根勤)のカマキリ拳法気持ち悪かった!
カックラキンも「8時だョ!全員集合」も、コントの合間に何曲か、歌のコーナーが入るでしょ。さっきまでゲタゲタ笑かしてたナオコが、急に真面目な顔して歌い出す。所ジョージも思い出してきたぞ。
駆け出しの頃。「ドバドバ大爆弾」だったか、下らないことを散々した挙句、番組の最後に神妙な顔をして、ギター弾き語りで歌う。それを観て子供心にも、なぜにコメディエンヌ/コメディアンは歌を歌うのか、なぜに歌まで歌うのか、しかも神妙にしか歌わないのか、歌は我慢できないのか、本来は歌を歌っていたいのか、数多くの疑問がドバドバしたのであった。
そして大人になり、研ナオコや所ジョージには好きな歌がある。歌い方も好きだったりする。
最近はプロ野球を観に行くと、白地に注がれた朱色を前に、君の世は云々という歌を合唱するコーナーがある。この場で歌う必然性がない。コントの後の歌のコーナーよりもつじつまが合わない。僕は歌わないし、起立もしない。野球を観に来ているのだ。歌を歌うのか。歌まで歌うのか。神妙にしか歌わないのか。歌は我慢できないのか。本来は歌を歌っていたいのか。
子供だったら、疑問がドバドバしているかも知れません。
それに、大人になっても好きになれない歌ですし。
夏は、この曲であろう。
開会宣言 名無シー
1日目 Hot Fan in the Summertime 鎌田浩宮
2日目 Hello,my friend 重藤優子
3日目 白いカイト 野嶋俊男
4日目 虹 セイシロウ
5日目 Late for the Sky 長山和夫
6日目 夏が来た! 柄澤國博
7日目 いつか風になる日 大嶋悟
8日目 コズミック・サーフィン Mr.サマータイム てっちゃん
9日目 BIG UP 喜楽屋笑太
10日目 California Girls hoitoo
11日目 サマージャム’95 波よせて 梨乃
12日目 トランジスタ・ラジオ 青と夏 表参道が好き
13日目 Saudade Louca 名無シー
14日目 熱帯夜 りえだたき
15日目 NA Do Do 洪愛舜
16日目 Summer Goddess ひのみか
17日目 夏をあきらめて つつしみ深美
18日目 Mambo Sinuendo 出口信一
19日目 相馬盆唄 杉本紀男
20日目 Moe ‘Uhane (Dream Slack Key) 松麿健夫
21日目 ひき潮 柄澤國博
22日目 Where The Boys Go 小原浩靖
23日目 Till I Die 鎌田浩宮
24日目 君は天然色 エム
25日目 海 柄澤國博
26日目 Sugar Baby Love アガタシネマ