夏は、この曲であろう。5日目

構成・鎌田浩宮

エプスタインズ。
2021年7月21日で、創刊11周年。
それを記念し、連載企画を開始です。

運動会やってるテレビを消せば、鳥の声が聴こえる。
セミたちが、歌声を自慢している。
夜中でも、カエルくんたちは田んぼで合唱だ。

夏だ。
ああ、たまんない。
夏だ。
間違いなく、夏だ。

夏と言えば、あの曲。
夏に欠かせない、あの曲。

市井の人から
著名人から
北の人から
南の人から
海外の人から
「夏は、この曲であろう。」
という曲を伝えてもらう、

チョー大型連載企画ですよ。

本当の夏を、すごそう。
本当に、夏をすごそう。

5日目は、エプスタインズ創刊時から度々寄稿してくれた、長山和夫どのです。今回寄せてくれた文章、なんだか僕をピーター・バラカンさんのようなDJ気分にさせてくれ、嬉しいのでありました。

ジャクソン・ブラウン。もちろん知っているけれど、この選曲いいなあ。とっても、夏の夕暮れだ。歌詞の中に「夏」という言葉は出てこない。その代わり、”feel so alone”…ひとりぽっち、孤独というフレーズが出てくる。なぜにこの曲は、夏を感じさせてくれるのだろう。

ちなみに和夫ちゃん、キャマダが監督したドキュメンタリー映画「マラソン・マン」にも出演してくれました。

YMOとアッコちゃんも写ってる。

5日目
Jackson Browne
ジャクソン・ブラウン
Late for the Sky
レイト・フォー・ザ・スカイ

文・長山和夫

音楽と合う、
僕の好きな夏の情景は、
ちょっと切ない夕暮れとか、
やっぱり夕方だけどまだ明るいうちに、
テラス席で飲むビールかなあ。

海辺とか、
ギラギラした日差しとかも好きだけど、
僕は、音楽とは合わない感じがします。

少し涼しくなったところで聴く
ボサノバとか、
アフロキューバン…
ブエナビスタソーシャルクラブとか
夏らしいですね。
ライ・クーダーつながりで
ブルースも夏の夕暮れに似合うし、
モ・ベター・ブルースなんかもいいなあ。

ちょっと切ない夕暮れ。

切ない感じと爽やかな感じと
両方、感じられる曲で、
ふと思いついたのは、
ジャクソン・ブラウンの
レイト・フォー・ザ・スカイです。

ということで、かまちゃん
レイト・フォー・ザ・スカイをかけてください。

あなたの「夏は、この曲であろう。」を募集します。こちらから送信して下さい。本名の掲載はちょっと…であれば、ペンネームでもOKですぞ。

若大将もいるよ~。

夏は、この曲であろう。


開会宣言 名無シー
1日目 Hot Fan in the Summertime 鎌田浩宮
2日目 Hello,my friend 重藤優子
3日目 白いカイト 野嶋俊男
4日目 虹 セイシロウ
5日目 Late for the Sky 長山和夫
6日目 夏が来た! 柄澤國博
7日目 いつか風になる日 大嶋悟
8日目 コズミック・サーフィン Mr.サマータイム てっちゃん
9日目 BIG UP 喜楽屋笑太
10日目 California Girls hoitoo
11日目 サマージャム’95 波よせて 梨乃
12日目 トランジスタ・ラジオ 青と夏 表参道が好き
13日目  Saudade Louca 名無シー
14日目 熱帯夜 りえだたき
15日目 NA Do Do 洪愛舜
16日目 Summer Goddess ひのみか
17日目 夏をあきらめて つつしみ深美
18日目 Mambo Sinuendo 出口信一
19日目 相馬盆唄 杉本紀男
20日目  Moe ‘Uhane (Dream Slack Key)  松麿健夫
21日目 ひき潮 柄澤國博
22日目 Where The Boys Go 小原浩靖
23日目 Till I Die 鎌田浩宮
24日目 君は天然色  エム
25日目 海 柄澤國博
26日目  Sugar Baby Love アガタシネマ

2021.07.25