夏は、この曲であろう。16日目

構成・鎌田浩宮

エプスタインズ。
2021年7月21日で、創刊11周年。
それを記念し、連載企画を開始です。

運動会やってるテレビを消せば、鳥の声が聴こえる。
セミたちが、歌声を自慢している。
夜中でも、カエルくんたちは田んぼで合唱だ。

夏だ。
ああ、たまんない。
夏だ。
間違いなく、夏だ。

夏と言えば、あの曲。
夏に欠かせない、あの曲。

市井の人から
著名人から
北の人から
南の人から
海外の人から
「夏は、この曲であろう。」
という曲を伝えてもらう、

チョー大型連載企画ですよ。

本当の夏を、すごそう。
本当に、夏をすごそう。

16日目
Summer Goddess
SOIL&”PIMP”SESSIONS

文・ひのみか


日本を代表者するジャズバンドの1つ、SOIL&”PIMP”SESSIONS。 彼らの音楽「DEATH JAZZ」は、国内より早く欧州で注目を集めフェスを席巻しました。

その中から、夏がタイトルに入った“Summer Goddess” 。
2005年にリリースされた曲で、エネルギー溢れる熱い演奏です。

最近の熟成された熱さもおすすめです。
「他人の関係」
一青窈 feat. SOIL&”PIMP”SESSIONS

あなたの「夏は、この曲であろう。」を募集します。こちらから送信して下さい。本名の掲載はちょっと…であれば、ペンネームでもOKですぞ。

こんばんは。
貴女の鎌田浩宮です。

学生時代、ヒューマンビーイングというバンドをやっていました。僕はがんがんと猛進していくつもりだったんですが、相棒の加藤久直以外、就職活動でメンバー全員が辞めちゃったんです。

僕と久直は大学を中退し、音楽の道を模索します。あちこちを頼り、バンドのメンバーを探していくのでした。その時に出会ったのが、トランぺッターのひのみかさんでした。彼女は大学でジャズ研に入っていて、アドリブなどをがしがしかましていたんです。

その後ドラムズもベースもメンバーが揃い、頻繁に練習を重ねたんですが、なぜか僕はどうにもこうにも新曲を書くことができなくなり、ライヴを1度も開くことなく終わってしまうんです。 ひのやん(いつも彼女をそう呼んでる) を始め、当時のメンバーには、本当に申し訳なく思っています。

ひのやんだったら、どんな曲を勧めてくれるかなあと思ったんですが、SOIL&”PIMP”SESSIONSは、彼女の後輩なんですって。以前ライヴを観て好きになったソノダバンド(その時の対バンは、なんとあのThe Great Rolling Flower)やPE’Zを思い出しました。ソノダバンドもPE’Zも、若くして既に解散したんです。僕らのバンドと照らし合わせるわけではないんですが…。

夏は、この曲であろう。


開会宣言 名無シー
1日目 Hot Fan in the Summertime 鎌田浩宮
2日目 Hello,my friend 重藤優子
3日目 白いカイト 野嶋俊男
4日目 虹 セイシロウ
5日目 Late for the Sky 長山和夫
6日目 夏が来た! 柄澤國博
7日目 いつか風になる日 大嶋悟
8日目 コズミック・サーフィン Mr.サマータイム てっちゃん
9日目 BIG UP 喜楽屋笑太
10日目 California Girls hoitoo
11日目 サマージャム’95 波よせて 梨乃
12日目 トランジスタ・ラジオ 青と夏 表参道が好き
13日目  Saudade Louca 名無シー
14日目 熱帯夜 りえだたき
15日目 NA Do Do 洪愛舜
16日目 Summer Goddess ひのみか
17日目 夏をあきらめて つつしみ深美
18日目 Mambo Sinuendo 出口信一
19日目 相馬盆唄 杉本紀男
20日目  Moe ‘Uhane (Dream Slack Key)  松麿健夫
21日目 ひき潮 柄澤國博
22日目 Where The Boys Go 小原浩靖
23日目 Till I Die 鎌田浩宮
24日目 君は天然色  エム
25日目 海 柄澤國博
26日目  Sugar Baby Love アガタシネマ

2021.08.08