冬は、この曲であろう。11日目 北風小僧の寒太郎

構成・写真/鎌田浩宮

五輪が始まると、この企画も始まります。

11日目
北風小僧の寒太郎
堺正章

文・柄澤國博

「北風小僧の寒太郎」NHKのみんなのうたでお馴染みかと思われますが、作詞は山川啓介氏ですが、これは本名の井出隆夫の標記です。

井出氏は長野県の東信濃出身で、そこは内陸に位置し全国最低気温一、二を争うラグビー聖地の菅平高原と高原野菜の産地の野辺山高原があり、加えて浅間山からの寒風にも悩まされ厳しい冬を過ごした経験をもとに出来た作品と思います。

しかし、住めば都。一長一短は何処にも存在します。その時に前向くヒントを伝えると感じます。

皆さんからの「冬に聴くお勧めの曲」をお待ちしています。
hironomiya.kamada*gmail.comまでお待ちしています。
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これまで[contact]から送って下さった方、大変申し訳ございません。システム不調のため、上記メールアドレスへ再送いただければ幸いです。恐れ入りますが、何卒よろしくお願い申し上げます。


思い出しました。
柄澤さんは「夏は、この曲であろう。」で矢沢永吉「ひき潮」を選曲下さったんですが、その作詞者が山川啓介さんなんですよね。

野辺山は、普通鉄道で最も標高の高い駅があるんです。天文台もあるくらい、高い所です。その隣に川上という村があります。かつて国鉄の保線区があり、僕の母が子供の頃、その社宅に住んでいました。

なので、とっても寒い所なんだと間接的に知っています。池だったかな?校庭に水をまくんだっけ?冬はスケートリンクになります。

母は18歳で東京に上京するまで、鶏以外の肉…豚や牛は食べた事がなく、餃子といった料理も東京で初めて食べました。山で育ったので、海の魚もたまにしか口に入りませんでした。

今でもそうなんですが、村にはスーパーもコンビニもありません。数年前訪れた時は、酒屋があったきりだったかな。旅館があって、そこに独りで泊まりました。駅前には2軒食堂があって、そのうちの1軒は母の同級生が営んでます。もう1軒の方の女将さんは、採れたての野菜を沢山土産に下さいました。とっても嬉しかったです。道を通る子供達は、見知らぬ僕にもあいさつしてくれます。ただ、よその人間が村に来ることは珍しいので、ちょっと驚きながらです。

気になるのは、レタス農家に就労している外国人の方々です。あるべき賃金・労働時間・休日・休み時間・待遇であればいいのですが…。2020年には近くの小諸市で、サニーレタスの農作業をしていたスリランカとタイの方が落雷で死亡しています。あってはならない事です。

マチャアキが歌ってるんですね!
曲は知ってたんだけど、歌い手は知らなかった…。
子供の頃、極端にNHKを観ないで過ごしたんですよ。
朝ドラも大人になって「ちゅらさん」で初めて観たくらいで。
いやあ、素敵な曲をありがとうございます!
そして愛すべき地、長野。



冬は、この曲であろう。
開会式
開会宣言
初日 White and White
2日目 My Funny Valentine
3日目 おもて寒いよね
4日目 Doctor Zhivago Main Title
5日目 木枯らしに抱かれて
6日目 窓の外は雪
7日目 White Love
8日目 NIGHT TOWN/Christmas Lovers
9日目 Gemini/Chovendo Na Roseira
10日目 Let’s Start/Ye Ye De Smell
11日目 北風小僧の寒太郎
12日目 Yuki-ya-konko
13日目 Walter and John
14日目 March for March March
15日目 ロマンスの神様
16日目 冬のノフラージュ
17日目 Ederlezi
18日目 Dwa Serduszka(2つの心)
19日目 悲しみのラッキースター
20日目 I’m Not in Love
21日目 December
22日目 雪の扉
23日目 Po La’i E (Silent Night)
24日目 山のふもとで犬と暮らしている
25日目 大寒町
26日目 大寒町再び

2022.02.16