- 2022.04.26:震度6強だったので相馬へ行きました 最終日
- 2022.04.22:震度6強だったので相馬へ行きました 8日目
- 2022.04.18:震度6強だったので相馬へ行きました 7日目
- 2022.04.14:震度6強だったので相馬へ行きました 6日目
- 2022.04.11:震度6強だったので相馬へ行きました 5日目
- 2022.04.09:震度6強だったので相馬へ行きました 4日目
- 2022.04.07:震度6強だったので相馬へ行きました 3日目
- 2022.04.06:震度6強だったので相馬へ行きました 2日目
- 2022.04.04:震度6強だったので相馬へ行きました 1日目
- 2020.01.21:2019年の私ごと含めた十大ニュース 大友麻子編
サブ・コンテンツ
- 2023.01.14:[映画おとーり] 私の2022年映画ベスト21 鎌田浩宮編
- 2023.01.04:[非社長・鎌田浩宮のツイストとシャウト] 弐千弐十参年乃御挨拶似候
- 2022.04.28:[Radio] 平和は、この曲であろう。30日目 World Citizen
- 2022.04.26:[Epstein Talks about Futenma and Fukushima] 震度6強だったので相馬へ行きました 最終日
- 2022.04.23:[Radio] 平和は、この曲であろう。29日目 スマイル
沖縄を返せ
文・鎌田浩宮
固き土をやぶりて
民族の怒りに燃ゆる島
沖縄よ
我らと我らの祖先が
血と汗をもて
守り育てた
沖縄よ
我らは叫ぶ 沖縄よ
我らのものだ 沖縄は
沖縄を返せ
沖縄を返せ
(「沖縄を返せ」 歌詞)
40年が、
経っても。
5月15日は、
祝う日、
ではない。
1972年5月15日に沖縄が日本に返還されてから
今年で40年。
この日は「復帰の日」と言われている。
けれど、米軍基地はそのまま残り
当時からこの日は、祝うべき日とされなかったんです。
また、日米間で結ばれた沖縄返還協定に際し、
「アメリカが地権者に支払う土地現状復旧費用400万ドル(時価で約12億円)を日本政府がアメリカに秘密裏に支払う」
という密約が存在するとする沖縄密約事件(西山事件)が
アメリカ側の情報開示により事実が確定したことは
TBSドラマ「運命の子」でも描かれましたよね。
こんなことがあって、
アメリカから日本への復帰を熱望し
日本への復帰運動の際に歌われたこの歌は
時が経つにつれて歌詞を変え
「沖縄を返せ 沖縄へ返せ」
と歌われるようになったんです。
世論誘導。
いい人ほど、
欺かれて。
この話題になるとよく言われるのが
「米軍基地で働いている人はどうするんだ」
ということ。
まるで沖縄では何万人もの人が、
基地で働いているように言われているけれど
実際には、約8800人。
http://www3.pref.okinawa.jp/site/view/contview.jsp?cateid=29&id=9154&page=1
沖縄県の総人口が1,401,730人なので
http://www.pref.okinawa.jp/toukeika/estimates/estimates_suikei.html
全体の0.6%という、非常に少ない割合なんです。
基地がなくなって、返還された土地を再開発した方が
地元経済の活性化、雇用者の拡大にダンゼン効果があることは
北谷の美浜エリアなどを見れば、火を見るよりも明らか。
ここも、元は基地。
返還された後、大きな娯楽商業施設を建てたおかげで、
今では旅行ガイドブックに載るほどの観光スポットになりました。
(写真は2つとも北谷の再開発エリアです)
正しい情報が伝わらないのは
政府やマスコミのウラがあるんじゃねえの?
世論誘導ってヤツだよな、と思ってしまうんです。
アメリカは沖縄にだけじゃなく、
今や世界中に米軍基地を造り駐留しているのは
例えば日本を北朝鮮の脅威から守るため、ではなく
アメリカ経済の中枢である軍需産業、軍産複合体を守るため。
軍産複合体が利益を追求し利潤を拡大していくためには
国外に基地を増やし続けるしかないんです。
これが手っ取り早く1番儲かる!ってやつだ。
このことは、イタリアのドキュメンタリー映画「だれも知らない基地のこと」
http://kichimondai.com/
が分かりやすく描いていて、お勧めだど。
日本全国にて、ロードショウ中。
沖縄基地問題にしても、
原発再稼働推進論にしても、
善人ほど、だまされてる。
事実は、
テレビの裏っ側に、
あります。
沖縄へ、返せ。
このCDに「沖縄を返せ」が収録されています。
2012.05.15Column&Essay
