福島県相馬市のダチからの便り 第14便

取材/写真/文・鎌田浩宮

ダチ、
宮崎日日新聞に
載ってました。

この連載の主人公である、鎌田の友人・杉本敏之君、
宮崎県の農場で働いていた時に、新聞に載ってました。
水臭いなあ、早く教えてくれれば、いいのに。
あ、悪いことしたわけでは、ないです。
宮崎日日新聞 2011年12月5日 社会面です。

被災福島支援「ギフト」発売
男性の一時雇用 機に

http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=42412&catid=74&blogid=13

東日本大震災で被災した福島県を支援しようと、五ケ瀬町鞍岡の農業生産法人「霧立山地・ごかせ農園」(秋本佳成社長)は、パプリカなどの「被災地支援ギフト」を発売した。

 11月下旬、同県から仕事を求めて一時移住してきた杉本敏之さん(42)を雇用したのがきっかけで、売り上げの一部を義援金として同県に贈る。杉本さんは「働かせてもらっている上に、福島のためにこのような温かいことまでしていただき、本当にうれしい」と話している。

 介護福祉士の杉本さんは震災当日朝まで南相馬市のデイサービス施設で働いていた。施設は事故を起こした福島第1原発から約30キロに位置し、利用者も職員も避難して休業を余儀なくされた。

相馬市内にある自宅は大きな被害もなく、しばらくは運送会社でアルバイトをしていたが、1日3時間ほどの勤務で収入はわずか。8月からは別のデイサービス施設で働いていたが給料が安く、再び職を探していたところ、職業安定所で同農園を知り、本県の支援事業を活用して五ヶ瀬町へ。11月24日に働き始め、来年3月末まで勤務する予定だ。

杉本さんの雇用を機に、同農園ではこれまで扱っていなかったギフトセットを販売し、売り上げの一部を義援金として福島県へ贈ることを決めた。

セットは同農園で生産したカラフルな完熟パプリカ(規格外品)5個、五ヶ瀬ワイン入りパプリカドレッシング(280ml)1本の詰め合わせ。格安の1セット千円(送料別)で1日から販売している。

販売は西臼杵地区限定で先着100セット。秋本社長(30)は「ほかの商品も作るなどして規模を拡大できれば」と、支援を継続する考えを持つ。

杉本さんは「住居が無償のほか、社長には家電製品や日用品なども準備してもらい、会社の皆さんにも親切にしてもらっている。本当にありがたい」と感謝の言葉を繰り返す。

一方、
杉ちゃんパパは、
キビシイ発言を。

以上、記事より。
多少事実と異なる記述があるし、最終的には県の規約により土日を休む杉ちゃんと、繁忙期は土日もなく働く他の社員と溝ができてしまい、社長から契約を延長しないかとの誘いを断り相馬市に帰ることになってしまったわけだから、美談だけではないわけだけど、ま、いいか。

杉ちゃん曰く、実際には160セット売れたそうで、予想外の売れ行きは素直に嬉しかったそうだ。

ちなみに、相馬市で同居する杉ちゃんのお父さんは
「この後帰ってきたと思ったら次は南相馬の火力発電所解体のバイトだろ?全く定職にも就かないで何をやってるんだか」
と呆れております。
ガハハ。

父さん!
内緒だけど、杉ちゃんは震災前に仕事を退職してまで
1カ月も旅をしていたネパールに、
また長期間行きたいって、言ってましたぞ。
ツイッターでも、呟いてましたぞ。
ガハハ。


2012.04.23