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楽しい脱原発③ さようなら原発6万人集会に行ってきました
文・写真 鎌田浩宮
さようなら原発1000万人アクション
http://sayonara-nukes.org/
僕、よほどのことがないとデモには行かないんですね。
これまでも、1回しか行ったことなかったんじゃないかなあ。
でも、今回は行ってきましたよ。
ステージに、清志郎もいるような気がしたし、ね。
12:20頃に千駄ヶ谷駅到着。
写真のとおり、改札は人が溢れんばかりです。
翌日のラジオで、ピーター・バラカンさんは
も少し遅い時間に駅に着いたけど、
人が溢れホームから改札へ行くことができない!
やむなく隣の駅の信濃町まで行ってから降りて、
明治公園まで歩いたんだよ~と言ってました。
すご!
隣接する国立競技場や神宮球場で超満員の試合があっても、
こうはならないでしょ。
主催者発表6万人に対し、警視庁発表が3万人、フジテレビでは2万5千人と
過少に報道してたのは、ウラを感じちゃうかなあ。
しかも、駅から5分で明治公園に着くはずなんだけど、
人の流れが多いので、遠回りして十数分かけて到着。
13時ほぼ丁度に開演。
オープニングライヴは「寿」というグループ。
なぜか沖縄民謡「安里屋ユンタ」を歌ってたけど
楽しい脱原発を目指す僕としては
歌詞も知っているので、合いの手も歌っちゃった。
会場に入りきらない人の声援が聞こえてきたり
「どうやら千駄ヶ谷駅からここまで、人が繋がっちゃって徒歩は困難みたいだよ」
との声も聞こえてくる。
その後、発起人の大江健三郎、落合恵子らが次々ににスピーチ。
でも、1番共振できたのは、山本太郎かなあ。
他の人のようにとうとうと喋らず、喋り言葉で元気よくて、
いわゆるロックのり、なんだな。
こういった些細と思われることが
従来の市民運動と異なるイメージを色づけることが
重要だと思うのよ。
僕なんか「太郎!yeah!」とか叫んじゃったりして。
あ、僕、呑んでませんでしたからね!
太郎は「電力は余っている。でも、正直デモも署名も、政治家にとっては痛くもかゆくもない。それよりも地元の代議士と語り合う場を持ったりして変えていくのが重要」と言っていた。
実際にアクティビストとして、
被災地や原発のある町やデモに行き、
政治家とも語る、彼らしい話がいいねえ。
でも、テレビ朝日「やじうまテレビ」のコメンテーターなどは
彼はアジテーターだと非難していた。
太郎はロックという文法を使って喋っているだけ。
さもなければロックミュージシャンの全ては
アジテーターになるだろう。
14時過ぎに集会が終わり、いよいよデモ行進へ。
送り出しライヴは、なんとランキン・タクシー、制服向上委員会!
でも、ランキン、声が枯れているのと、
音響設備が音楽専用の物じゃないので、
歌詞が聴き取りにくい!
彼の歌詞、知らない人に聴いてほしかったんだけどなあ、残念!
制服向上委員会も聴きたかったんだけど、
さすがに出発が遅れちゃうので、出口へと向かいます。
しかし!かかし!おかし!
出口が狭いのと、警察が歩行規制をかけていて、
全く歩が進まない。
人の渋滞は、肩もこすり合わせるくらいの密着度、
僕の周りはいわゆるフツーのおばちゃん、おばあちゃんが多く、
少し不満の声が聞こえてくる。
そこで僕は水筒の冷茶を(自分で煮出してきた)おばちゃんに渡し、
「いやあ、つらいよね!これでも飲んで、一服つけてよ!」
「暑いでしょ!保冷剤あげるよ!」
(ケーキ屋さんとかでもらえる、あれね)
と寅さんのように、声かけちゃいます。
すると別のおばちゃんがきゅうりの浅漬けをくれたり、
また別のおばあちゃんが塩飴をくれたりで、
ぎゅうぎゅう詰めでも、楽しいぞ、これ。
しかし!めかし!ふがし!
僕の友達の子供(2歳)が、大声で泣き始めた。
心配そうに(迷惑そうに?)皆が振り返る。
ここは空気を変えねば!
「いやあ皆さんすみません!さすがにちょっとセシウムにやられちゃって泣き出しちゃいました!」
皆笑った。
周りの人が、子供をうちわであおぎ始めてくれる。
ほんの数十mしかない出口まで、1時間かかったぜ。
ちなみに最終集団の出発は、17:05だったそう。
お疲れ様!
15時過ぎにやっと出たら出たで、警察が行進を数十分も止めるのよお。
駐車場に車が出入りするから、ということで止められるんだけど、
実際には車は出入りしていない。
「警察が行進者をチェックしてるんじゃないか」
と言う人もいたけど、6万人もいりゃあ、
デモ参加初めての善良な庶民ばっかしで、
チェックの意味はないだろうという声も多かったねえ。
でも、この写真見て下され。
余ったお巡りさんの方が多すぎて、渋滞してます。
しかも暇そう!
僕らの税金で食っていけてる人たちのはずなんですがねえ。
と、あちこちでストップさせられるもんだから、
たった4㎞、1時間で歩ける代々木公園までのコースを、
3時間かけて、18時にゴール!
でも、途中の表参道では、
お!さすがに綺麗な女性が多いなあ、と、ここでも楽しく目の保養脱原発!
僕らの後も、続々と行進がゴールへ。
18:30には全ての人がゴールできたみたい。
デモ後のビールが旨いのなんの!
5リットルは呑んだ、か。
その居酒屋に、他のデモ参加者もいて、一緒に呑んで語ったり。
帰りの電車、三軒茶屋でも、デモのプラカードを持った若者がいたです。
ということで、
清志郎も寅さんもいた楽しい脱原発レポート、
今回はこれまで!
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