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- 2023.03.26:[Radio] walkin’ to the beat everlasting⑦
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- 2023.02.25:[Radio] walkin’ to the beat everlasting④
- 2023.02.19:[Radio] walkin’ to the beat everlasting③
緊急連載「有志連合と協力して」㉗
構成・鎌田浩宮
IS(通称イスラム国)
に殺害された
湯川さん、後藤さん
を巡る、集中連載。
正直、アクセス数は減っていますが、投稿は減ることがありません。
前回のオーストラリア在住のBさんからの投書に、反応がありました。
ある読者の方から、お笑い芸人の星田英利(そう、あの僕も大好きなほっしゃん。です)さんのツイートを読んでほしいとSNSを通して便りがありました。
それとは別に、再度Bさんから投稿がありました。
また、「アメリカン・スナイパー」について、先日「EPSTEIN TALKS ABOUT FUTENMA」に投稿して下さったエヌシーさんから、SNSを通してご意見をいただきました。
一気に掲載しますよ~。
どうぞお読み下さい。
星田英利さん @hosshyan
https://twitter.com/hosshyan/status/601756839127027712
報道ステーション。 故・後藤健二さんと 若きシリア人カメラマン。 爆撃の現場に駆けつけると 血まみれの友人の亡骸。 …想像を絶する 悲しみと恐怖の中でも ジャーナリストが目を、カメラを 逸らさんと伝えたものから 安全に身を置きながら目を逸らすのは、”非人道”やと思た。
Bさん(オーストラリア在住。匿名希望)
クリント イーストウッドは「痛い現実」を表現して素晴らしい映画を、数多く生み出してきましたよね。
Gran Trino とか Million Dollar Baby など、魂を揺さぶられるような映画でした。
だからこそがっかりでした。
アメリカでも賛否両論だったのですね。
クリントは結局誰からも好かれたいのかな、と思いましたが。
Letters from Iwo Jima ではちゃんと双方の立場を伝えてくれたのですがねぇ。
弱い立場の隣人に対して手を差し伸べるべき、という後藤さんのメッセージを感じました。
シエラレオネでの現実を知り、何故こういう現状を世界のリーダー達は放っておくのかと思いました。
北朝鮮による拉致問題にしても、沖縄の基地問題にしても、結局自分が痛みを感じないと口ばっかりで、問題を解決しようとしない、ということなのでしょうか?
突然ですが、鎌田さんは池上彰という人についてどう思われますか?
昨年はTVで引っ張りだこだったようなのですが、日本の書店に行った時沢山本を出しておられることを知りました。
一度TVで拝見した限りではすごく偏ってる、というのが率直な意見です。
日本の報道には大変問題が多いと思っているのですが、日本にお住みの方々はどう思われているのか、ご意見を伺いたいと思いました。
ちなみに日本滞在中、「伝えつづけたい “生と死” 後藤健二が残したもの」を観る機会に恵まれました。
あんな風に後藤さんのご生前の活動を見せてくれて嬉しかったです。
匿名希望の名無シーさんことエヌシーさん
イーストウッドの映画に関しては、映画で啓発すべき層をどこにするかということがあると思います。
正直、既に啓発の必要のない層に物足りないと思われるのは当然という気もします。
ですが、啓発すべき層には、マイケル・ムーア節のようなものは、拒絶反応こそ引き出しはしても、そこから先、見てみようという所にもってゆくのも難しいという部分があるのも事実ではないでしょうか。
イーストウッドのあの映画のターゲットは、正にあの映画の主人公のような人々でしょう。
子供の頃から精神的監獄の中で育てられたWASPの中産階級以下の層。
彼らには、あのくらいの啓発がまず入り口(監獄の出口)と言うのが現実かもしれません。
そういう意味で、あの映画は「開いている」のです。
語りかけている相手が、民主的で穏健な内輪ではなく、対峙している相手側の人々なのです。
妻の愚痴、戦死した戦友の最後の手紙、そう言うところにしか出口がないどうしようもなく囚われている人々がいるのです。
以上、お三方でした。
「アメリカン・スナイパー」を、マイケル・ムーア監督は
「僕の祖先も戦争で狙撃手に殺された。クリントの描き方はアメリカ批判が甘すぎる」
と評していたと記憶しています。
しかしエヌシーさんの言う通り、小学生に大学の講義を聞かせても理解できない訳で、咀嚼して表現しマス(大衆)に働きかけるというのは非常によく分かります。
ただ、マイケル・ムーアの映画の様に、直球なメッセージをオブラートにくるまずぶん投げて、世論を沸騰させるという手段もありますね。
彼の「華氏911」は、その直球ぶりが圧倒的に支持され、カンヌで最高賞を獲りましたしね。
ドキュメンタリー映画監督は、大抵彼を嫌いな人が多いんです。
ドキュメンタリーを演出過多に戯画化しメッセージを押しつけるエンターテインメントにしている、という批判ですね。
でも、ムーアはドキュメンタリーをそうすることによって、マスに伝わりやすい咀嚼をしているのだ、と僕は考えます。
さて、池上彰です。
彼は後藤さんとも交流があり、選挙特番では石原慎太郎に直接「老害」と言ったり、タブーである公明党による創価学会の票集めをえぐり、僕は好感を持っていたんです。
でも、この嫌韓番組、ひどすぎるなあ。
池上への評価が、変わってしまいました。
後藤さんも、残念がっているでしょう。
後藤さんは、常に子供たちへメッセージを投じていましたしね。
報復は、報復しか、生まない。
これからも、後藤さんの志を、継いでいきましょう。
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後藤さんの殺害が安倍政権により、憲法9条改悪に利用されてしまう、大変な時です。
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