緊急連載「有志連合と協力して」⑰

構成・鎌田浩宮

イラク戦争
から
ISへ。
全て

繋がって
いる。

 

保育士の夫の、湯川さん後藤さん殺害の写真を子供に見せる事への考えを投稿して下さったH.Kさんから、5度目の投稿が来ました。
21世紀最初にして最大のあやまち、イラク戦争からISによる湯川さん後藤さん殺害は、全て繋がっています。
どうぞお読み下さい。

H.Kさんより:
昨日、「アメリカンスナイパー」という映画を観てまいりました。
内容はご存知かと思いますが、今この時期にこのタイミングでどうしても観ておきたいと思い、鑑賞しました。
小さい子供までが武器を持たなくてはならない現実、容赦なく人を殺してしまう狂気。
怖くて、怖くて仕方ありませんでした。
そして、思ったこと。

戦争には被害者しか存在しない

自国を守る、仲間を守る、家族を守る。
それが故に武器を手にしなくてはならない、人を殺さなくてはならないといった理不尽。

普通に生活していた人びとが、戦争を機に武器を持ち、変わっていく、変わらずを得ないものが戦争という不条理なことだと。
決してテロを庇護しているわけではありません。
ただ、どんな人にも背景があるということ、守ることがあるということを考えずにはいられませんでした。
イラク戦争では4万7千人以上の犠牲者が出ています。
戦争=絶対にあってはならないこと。
それプラス、知るべきであること。
深く考えさせられました。

稚拙な文章で申し訳ありません。

http://wwws.warnerbros.co.jp/americansniper/

僕はまだこの映画を観ていないんですが、観るつもりでいました。
既に観た友人は口々に、興奮気味に感想を話してくれています。
クリント・イーストウッドは、賞を独占した「許されざる者」の前後から、発表する作品全てが傑作という物凄い監督ですね。
去年も彼の「ジャージー・ボーイズ」を観たばかりです。

後藤さんも、武器を手に取らざるを得なかった子供たちを取材していますね。
子ども兵というものも存在し、最前線に向かわせられている場合もあります。

報復は、報復しか、生まない。
これからも、後藤さんの志を、継いでいきましょう。

引き続き、この連載に関するご意見ご感想をお待ちしています。
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エプスタインズでは、様々な人から原稿を取り寄せ、2月2日から集中連載をしています。
連日更新が途切れないよう、皆さんよろしくお願いしますね。
後藤さんの殺害が、憲法9条改悪に利用されてしまう、大変な時です。


2015.02.26