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緊急連載「有志連合と協力して」⑩
構成・鎌田浩宮
自分の
家族が
友達が
さらしもの
になったら。
先日投書して下さったH.Kさんから、再びお便りが届きました。
ちなみに、前回のH.Kさんの投書は、『緊急連載「有志連合と協力して」⑧』をお読み下さい。
学校での出来事、これまでマスコミが報道してきたものよりも、説得力があります。
以下、お読み下さい。
H.Kさんより:
学校で行われた「イスラム国」事件の授業について
再びの投稿ですみません。
この2,3日、全国の小中学校で「教育」と言う名の元で、湯川さん、後藤さんの痛ましい姿の画像を生徒に見せたという信じられない事が起こりました。3校が取り上げられていましたが、私は憤っています。
信じられません。
「見たくなければ見なくてよし」子供にそんな言い草が通用するのでしょうか?
少なからず、ショックを受けた生徒が居たはずです。
彼等の衝撃、心に受けたであろう傷を考えると言葉も出ません。
仮に、それらの教師の家族や友人が犠牲になったお二人であるとしたら、そのようなことが出来るのでしょうか?
出来るわけがありませんよね。
なぜ、自分の身に置き換えることが出来ないのか。
難しいことでは無いのに…。
生徒に伝えなくてはならないこと、その画像は必要ありません。
その授業の現場に居たわけではないので実際はどうであったのか分かりませんが、もっともっと他人を思いやって欲しいです。
何とも哀しくてやりきれない出来事でした。
学校でこのような映像・画像を見せる事には、様々な意見があるでしょう。
そして、人間という生物は、そういったものに興味を持つ生き物です。
古くは三島由紀夫の自決後の生首が写真週刊誌に掲載されたりしました。
もっと下世話な例だと、未成年の犯罪者の顔写真を掲載する週刊誌などもありますね。
パパラッチの問題も、芸能人の私生活をのぞき見するのも、大枠では同じかも知れません。
死体に対する興味、隠蔽されたものに対する興味というのは、どうしようもないのかも知れません。
また、死体を見せることで、死に対する教育になるのかどうか、僕には分かりません。
僕が子供の頃には、理科の授業でカエルなどの解剖の授業は、もうありませんでした。
カエルが可哀想だという観点からです。
では、僕らの世代は、動物の死を慮る心が失われたか?
僕らの世代では動物保護の観点から、ベジタリアンや毛皮反対キャンペーンが、とても増えています。
一方で、クジラやイルカを食べるこの国の文化は守るべきだという意見は、昔も今も、老若男女変わりません。
ただ、今回のH.Kさんのお便りで最も共感したのは、そういった観点ではありません。
自分の家族や友人の惨殺画像や映像を勝手に公開されたら怒り狂うだろうという箇所です。
僕がそんな事をされたら、やはり不快極まりないでしょう。
この連載で何度も書きましたが、僕らは後藤さんのご遺族・ご友人に最も慮らなければいけないと思っています。
引き続き、この連載に関するご意見ご感想をお待ちしています。
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エプスタインズでは、様々な人から原稿を取り寄せ、先週から集中連載をしています。
2015.02.12Column&Essay
