EPSTEIN TALKS ABOUT FUTENMA#18「1970年、コザ暴動。」

6/4(金) 3:23pm 鎌田浩宮

普天間問題にかかわらず
近年の市民運動は
非武力・非暴力を守っているから
世論の支持を集めている、
これは間違いはないですね。

特に沖縄の方々は
どんなにつらくとも
辛抱強く非武力・非暴力に徹している。
それを見てうちなんちゅが
心を打たれているのも大きな事実です。

別の側面から見ても
全学連、全共闘等による安保闘争を含めそれ以降、
成田空港建設反対運動等、
殆どの武力闘争は
完敗に至った経緯を見ても
武力闘争は得策ではない事は
明らかなのでしょう。

「武力闘争の是非と、コザ暴動への思いは違う」

その点で、
akeyboさん、知枝さんと全く同意見ですよ。
沖縄の人々が
警官や機動隊に殴られ倒され踏んづけられるところを
見なければいけないなんて
自分の身をもがれるような思いですから。

一方的に殴られて
殴り返しも出来ない、
そんな酷な事はありません。

それを全て承知の上で
コザ暴動のような
悪しきに虐げられている人々が
遂にふたを押さえきれなくなるように
あのような衝動に突き動かされたフィルムを見ると
僕は涙さえ我慢できず
胸が熱くなるのです。

あのフィルムを見て
ようやくうちなんちゅの心情を
ようやく腹の底から感受できた人は
少なくないんだと思います。

   okinawa (18)

 6/5(土) 3:36pm akeybo 

日常解決の見えない不満を抱えている心理状態が、暴力衝動を生み、
暴力を開放することによって、感じないだけであった傷を思い出すことはあるし。
特に若い頃は、抵抗する姿に自分を重ね、色々考えるきっかけになったりすることはあると思います。

僕は。。正直問題を知っていくに従い、当初感じたような、爽快感など感じなくなっていきましたね。

「武力闘争になったら、メンタルをコントロールできなくなる」

まじめな普通の人がもっとも恐ろしいほどのパワーを秘めているんじゃないでしょうか。
暴力を商売にしている人たちって、喧嘩の天才みたいな人は実際は極々わずかで、
大体は、一般の人よりも知力や身体能力おいても劣っているのが多いわけで、それゆえその職業についたというか。。

恋だの就職だので、くよくよ、なよなよしているようで。
実際足も早いし筋肉もあるし物覚えもいいし、なによりもまじめに仕事に取り組む。
そんな、ふつうの人たちが一度、武力闘争に入ったら、とんでもないですよ。

問題はその炸裂するようなパワーをコントロールできるメンタルが、一般人にもないということです。

もしかしたら、その力をコントロールできないことが、システムや強者への依存性を作り上げていて、
それこそが現代共通の問題なのかな。

一行に進まない交渉事が机を一発蹴り上げたら
さくさく進んだなんてこともままあることではありますけどね 笑。
でも実際はおじゃんになることの方がはるかに多いのです。

暴力に訴えた方が世間的には目立って広く問題を周知させれるかもしれませんが、
普天間で沖縄の市民が訴えたい事は基地の国外移転であって、
日本人を覚醒させるのが直接の目的ではありません。

暴力を煽ってはいけない、まして遠くの人間がそれをしちゃいけないと思います。

2010.09.18