EPSTEIN TALKS ABOUT FUTENMA#17「インティファーダ」

6/4(金) 8:46am 鎌田浩宮

akeyboさんの言うとおり、
こちらが武力による違法行為をした途端に
国が付け込んでくる可能性はあるわけで
であれば他国で同じ境遇にある人々との連帯を
すぐにでも探ったほうがいい…、
とてもいいアイデアで、
仲井真知事に提言していいくらいだ、
と思うんです。

「コザ暴動の持つ意味」

が、
その一方で、
沖縄史におけるコザ暴動というのは
明らかに熱い光を放ち続けている
のも事実だと思うんです。

やむにやまれず
見返りなんぞ求めず
勝算なんぞ考えず
殴り返されようが
逮捕されようが
そんな事はどうでもいい、
怒りが沸点に達した時の、衝動。

その直後、
アメリカの圧政に影響があったかどうかは
当時生きていない僕よりかは
頭の利口な
学者か評論家が分析したほうが
事実に明るいのだろうけど。

琉球王国の時代から
武器を持たず
平和外交を保ってきたと
(あくまでもそれは表向きの史実としても)
されていた沖縄が
あれだけの暴動を起こしたという事実は
今を生きるうちなんちゅの、
そしてやまとんちゅの
心を揺さぶるのも事実なんですね。

具体的に何が改善されたかは分からない。
ただ、僕らの心は、確実に変わったのではないか。

当時の映像を見るだけで
胸が熱くなる者は
僕だけではないはず。

この往復書簡を始めた5月4日頃、
海外の新聞は書いた。
「これがパリなら暴動が起きている」と…。

 okinawa (15)

6/4(金) 11:03am akeybo

 うーん、で、鎌田君的にはやっちゃえって感じ?

沖縄の人は、コザ暴動とかで自分達がしょっちゃった反米のみならず反日的なレッテルにも脅かされてもきたんですよね。

沖縄の友人で黙っている人も沢山います、その人達は別に基地従業員でも、基地の街のイメージで食っているわけでもないです。腹の内では反基地でも運動はしたくないと考えていると思います。

実際問題、武力闘争が始まったら、今県外移設でまとまっている県民世論はいっきに崩れると思いますよ。

イラクにしてもパレスチナにしても、インターフェーダーが始まったのは何もしなくても殺される状況からですよ。それにその抵抗によって改善されたとは言い難い気がするなあ。

長期的な武力闘争となったら、武器調達のために麻薬取引などのアングラマネーが闊歩したり、悪い奴は両方に賭けるというが、現実の紛争地帯でもどちらにも軍産複合体の金が回るようなりますからね。

21世紀になってから国内でインターフェーダーにあたると思われる事件がが東京でありました、思い出した。
05年の郵政選挙のときです。小泉自民党が大勝ちした朝、
一台の普通車が総理官邸の門に突入しました。
山梨から来た、50代前半の女性でした。
幸い、車は大破したものの、その方は額を怪我しただけであったようです。
かなり重度の鬱を病んでいたとだけ解説された短い記事でその後の顛末については不明です。

情報統制の厚い壁の今日、もしかして知らないだけで、多くの武力闘争があったし、今でもあるのかもしれません、が実際のプラスの影響力は全くなくさせられてしまうんだと思います。

  

6/4() 108pm 知枝 

 「今後の反基地運動は、武力闘争へと向かうだろう」と言っている人もいますが、それでは民衆の心が離れてしまうでしょう。

それにakeyboさんがご指摘のように、情報統制の中でマイナスな情報やイメージだけが流されてしまい、本来の目的が見失われる恐れが大、だと…。

「辺野古の市民団体は非暴力なのに誤報された」

以前、辺野古では、海中での調査を止めるため、徹底非暴力を貫いて海底にしがみついていた市民ダイバーのレギュレーターを、施設局のダイバーがはずしたという、一歩間違えば死に至る事件が発生しました。

ところが、防衛施設局は「市民団体のダイバーが、海上保安庁のダイバーのレギュレーターをはずした」とネガティブキャンペーンを始め、鵜呑みにしたマスコミにより、全く逆のニュースが全国へと配信されることとなってしまいました。

今、武力闘争へと転じたところで、沖縄のプラスには決してならないと思います。

2010.09.11