読者アンケートを実施しました

この連載記事をお読みいただき、ありがとうございます!

本来であれば、じっくり腰を据えて、
ゆっくりと進めていかなければいけないこの連載ですが、
著者同士が往復書簡を始めたのが
鳩山前首相が初めて沖縄を訪問した5月4日の直後でして、
オンタイムの現在に追いつくべく、
頻繁な記事の更新をしておりますことをご了承下さい。

そんな中でも、先日「どのコンテンツが面白いですか」
という主旨の読者アンケートを取ったところ、
読者の方から、以下のようなお返事をいただきました。
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HPの普天間問題の記事も拝読しました。
一方で「住民の感情を排しても国益を追求しなければならない時がある」
と思うものの、他方ででは日本の安全保障における目標はどうあるべきか、
その実現のために沖縄に基地が必要なのかどうなのか、
といった点に留意した議論がなされていない
(これは自民党政権下でも民主党政権下でも同じように見える)
点に歯がゆさを感じます。
軍事について語ることがタブー視されてきた
(国内においても、東アジア社会においても)
ことのツケを背負わされている(日本も、沖縄も)感じがします。

取り急ぎ、メールの御礼まで。
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彼が辺野古移設に賛成か反対か、という観点ではなく、
このような真摯な回答がとても嬉しかったので
僕は以下のように彼に返信したんです。
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普天間のお返事、
とても冷静かつ的を得た意見だと思います。

何にせよ、日本は政府も官僚も
アメリカ追従のみで
独自で生み出したヴィジョンを全く持っていない。

これは追従というよりかは盲従であり
アメリカが「こうしろ」と言ったらこうするだけで、ね。

鳩山はそれに抗おうとして
国外移転を含めた公約を打ち出して政権を奪取したわけだけど
実際にはそのヴィジョンは
様々な圧力によって打ち消された、と思ってます。
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これからも頑張って連載していきますので
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この記事の担当者・鎌田浩宮

2010.08.30