熊本市東区からの日記 ⑩

写真(1枚を除く)/文・月ちゃん
構成・鎌田浩宮

物資配給に
並ぶことさえ
できない方々
が、いる。

 

前回の日記で、「ただ被災地を見に行くことはいけないことなのか」と反響をいただきました。
一方通行でのやり取りではなく、読者の皆さんとの相互意思疎通を目指していますので、とても嬉しいご意見でした。
僕なりに考えてみました。
以下、お読みいただけますでしょうか?

 

 

発達障害者「配慮を」=避難所入れず物資困窮
家族ら、無理解を痛感・熊本地震

熊本地震では、自閉症など発達障害を持つ子供やその家族の多くが、トラブルを恐れて避難所に入れず、車や自宅での生活を強いられている。行列に長時間並べず、食料や水の配給すら受けられない人も。東日本大震災で同様の問題が多発したため、厚生労働省などは必要な対応をパンフレットにまとめたが、教訓が生かされたとは言い難い。

 被災による環境変化に対応できない発達障害の人は、共同生活になじめずパニックを起こしたり、大声を上げたりすることがある。制止や叱責が混乱を助長する場合もあり、周囲の理解と支援が必要だ。
 「『物資が欲しければ避難所に入ればいい』と門前払いされた。入れないから苦しんでいるのに」。発達障害の息子(15)がいる熊本市の岡田丈二さん(50)は悔しそうにつぶやいた。16日未明の本震でライフラインが止まったが、地震におびえ落ち着きをなくした息子を見ると、周囲への迷惑が不安で避難所に行けなかった。
 自宅の備蓄が底を尽き、助けを求めた避難所で掛けられたのは「一人一つ、平等なので欲しければ並んでください」という言葉。息子連れで長時間並ぶのは不可能で、手ぶらで自宅に戻った。
 同じ境遇の人から相談を受けた古木満雄さん(63)は、発達障害を持つ次男を施設に預けて支援に奔走。同市の支援センターに掛け合い、何とか回してもらった物資を障害者のいる家庭に配った。センターもそこで問題に気付き、ようやく21日に物資を受け取れない人向けの配給を始めた。
 「誰も避難できず、じっと我慢していた」と振り返る古木さん。避難所でパンフレットを見せて説明しても取り合ってもらえず、「普段以上に理解のなさを痛感した」と話した。
 「張り詰めた中で問題を起こせば地域に住めなくなる。避難所に入れない自分たちはどこにいけばいいのか」と話すのは、自閉症の娘を持つ益城町の玉作恵子さん(58)。過去の台風や防災訓練でも全く対応がなく、「高齢者らと同じ配慮の目を少しでも向けてほしい」と訴えた。
 厚労省所管の発達障害情報・支援センターの東日本大震災翌年の調査では、岩手、宮城、福島の3県で回答した276人中、避難所に行ったのは23%。「問題なく過ごせた」のはその18%だけだった。同省の担当者は「市などと連携し、熊本地震の実態把握や対策に努めたい」と話した。

2016年4月26日 時事通信より

 

 

代わりに配給へ並んでくれる人だけでも、ほしい。
被災地は、それほどの非常事態であるわけですね。
そういった方々にお手伝いする訳でもなく、ただ「見に行く」。
その本人は、見ることによって見聞を広げたいのかも知れません。
しかし、僕が被災者なら、我々は見世物ではないと言いたくなるでしょうね。

5月12日(木) 7:30

ありがとう!ありがとう!
感謝です!

同日 8:18

五月晴れ
今朝はひんやりとした朝になりました。
午後は15度以上気温が上がる予報です…(;´д`)
避難している皆さんが体調崩されませんように!ボランティアの皆さんも!
今日も出来ることから1つずつ!

今日の熊日に地震の地図が。
本震の震源地から我が家は近かった…(;´д`)
九州自動車道の道の字のすぐ近く…
考えただけで心臓バクバク…(;´д`)
改めてこういう地図を見ると恐怖がよみがえります。
家の被害が少なかったのは、家のたっているこの場所が昔は桑畑だったらしい、という話です。
4キロ離れていないようです…(+_+)

同日 15:55

今日のおやつ♫
お友だちからのおやつ♫
お心遣いありがとうございます♡
さぁ♫また頑張る
心の栄養補給満タンです♡
(編集部より:山口県の方が送って下さった物のようですね。こういったお菓子などの支援も重要かと思われます)

5月13日(金) 1:52

昨日から余震が続いていて、さっきも揺れてちょっと眠れずにいます。
最初の地震が4週間前だ…
いろいろ思い巡らせながらポストカードの友人に手紙を書きました。
今日は本震があった土曜日の前の日、間(はざま)の日。
1ヶ月経ちます。
昨日はたまった冬物を行きつけのクリーニング店へ持っていきました。
この辺りでは少し大きな商業施設のなかです。
隣には大きなマンションがあります。
友人が住めないと言っていたマンション。
商業施設の駐車場にマンションに帰れない車中泊の方がいるんですよと店主が教えてくれました。
まだ水道が来ていないと聞いています。
もう1つ近くに築30年を越えた大きなマンションも同じような状態です。
車中泊の人はたぶんカウントされていない避難者。
少しずつ普段を取り戻して来ているような感覚ですが、こうして避難している人たちが間近にいると思うと何とかならないものかと胸がざわつきます。
まだまだこれからたくさんの問題が出てきますね。
難しい選択をしないといけないときもあるようです。
避難している人たちが少しでもいい方へ向かいますように。
地震が必ず終わることを願います。
元気で毎日を迎えないといけませんね♫
夜中に長文失礼しました。
揺れませんように…
私は、少しは眠れていますよ!大丈夫!
得意技、数分間の爆睡(笑)

同日 9:46

おはようございます!
夜中に投稿したので今日は2回目デス…
昨日やっと!
納豆を手に入れました!
納豆大好き人間の私は冷凍庫にストックしていたのですが、地震からこっちはどのお店もなく…
鹿児島に帰ったときも指宿のスーパーにもなく…
温かいご飯を食べることができ、横になって眠ることができる。
ありがたいことです。
皆さまの励ましのお言葉にも、力をいただいて!
納豆食べて頑張る
今日も出来ることから1つずつ!

ありがとうございました!

同日 18:08

夕刻
暑い1日でした。
お疲れさまでした

つづく・・・


2016.05.14