fine

作曲作詞 鎌田浩宮

偉大なソウルマンが消えた
すごいバンドマンがいなくなった
3番目に大事なものを
失ってやりきれないけれど

道端で泣いてるこの僕を
あの歌が救ってくれた
これからもあの歌を聴いて
救われる人がいるのだろう
それで俺は fine fine fine fa fa fa fine

はにかんだソウルマンの仕草
皮肉とユーモアのバンドマン
君が僕を知ってるのなら
僕たちは語り続けよう

豚どもの僕らへさえ
彼は歌ってくれた
素敵な愛と平和の歌と
あの仕草を忘れない
それで俺は fine fine fine fa fa fa fine

失ってしまうもの 君を乗せてた自転車
失ってしまうもの 引っ越しちゃった同級生
失ってしまうもの あの娘のレター
失ってしまうもの 彼のぶっ飛んだシャウト

悲しくて悲しくてやりきれない
いい事ばかりはありゃしない

愛している人が
この世界からいなくなる事
止まらない涙ぬぐわない
とぼとぼまた歩き出す
それで俺は fine fine fine fa fa fa fine
それで俺は fine fine fine fa fa fa fine

キヨシローが2重の虹の彼方へ行ってしまってから、しばらく曲が作れなくなり、やっとの思いで作った2009年の曲。
山さんとタカツカさんの3人舞天時代から演っていた曲です。
ようやく、リズム隊を入れた構成で、披露できた…。
なので、今回のライヴの中では、比較的昔に作った曲、ということになる。
何しろ今回は、新曲が4曲もあったのだから。

後で気づいたんだけど、fineは「ゴキゲンだぜ」という意味と、「終わり」という意味の2つがある。
どちらの意味も背中にしょって、俺はこれからも歩いて行く。
忌野清志郎と出会ってなければ、今の俺はいない。
忌野清志郎を聴き続けなければ、これからの俺もいない。

 

 

この曲が収録されているDVD、CDをエプスタインズにて発売しています。
DVD http://epstein-s.net/archives/25970
CD  http://epstein-s.net/archives/25952


2015.10.16