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弐千拾八年乃御挨拶似候
よく「そんなに日本を批判するんなら、国外に出て行けよ」という事を言う人がいる。
ただね、僕、自分の家がある三軒茶屋、好きなんだよなあ。
あ、沖縄も好きだった。
そうそう、奄美大島も、小諸も好きだった。
新世界やジャンジャン横丁も、たまらないのだった。
相馬とは、縁が深くなった。
名古屋めしや香川のうどんも、欠かせないのだった。
そもそも、寅さんが「日本はいい国だ」なんて言わない。
好きな人がいて、好きな街があり、それらが集積しているわけなのだ。
それ以上でも、それ以下でも、ない。
日本には、大好きな所、一杯ある。
一方、こうしたらええのに、な事も一杯ある。
こうしたら、もっとよくなるのに、なのだ。
三軒茶屋ひとつ取っても、好きなところと、こうしたらええのに、なところがある。
そういった「建設的な意見」を面倒がって、違う意見の人を排除しようというのは、いかんです。
パックンマックンのパックンが新聞かテレビで言ってて、すんごくうなずいた。
「日本ほど治安のいい国はあまりない。これはすごい事。だって、警備員が弱そう!」
そうなんである。
街で見かける警備員さん、お爺ちゃんだったりするもの。
これ、いい国に違いないぞ。
これ、憧れちまうぞ。
今、世界中が右傾化してきて、欧米では移民排除がすごい事になっている。
日本が嫌になって移住するなんていうのは、もはや昔の話になりつつある。
ましてや日本語は、文字も文法も欧米と異なるから、相当に苦労する。
アルファベットを使い、文法も同じな欧米同士で移住するのとは、訳が違う。
海外じゃあ、ウォシュレットも、丁寧すぎる電車のアナウンスもねえんだしな。
僕は、好きな所に住み、思った事を言う。
美味しい物を食べ、親友と酒を舐め、旅をする。
沖縄の普天間にある小学校や保育園へ「そんなに基地が嫌なら移転しろ」と、電話やメールを(おそらく匿名で)している人達の中には、真面目に懸命に考え、そうした行動をしている人もいるのだろう。
僕も、思った事を言う側の奴だから思うんだが、相手が言い返せないような、一方的に言いたい事だけを言って後はシャットダウンしちまうなんていうのは「建設的」じゃない。
そういった人達が愛国心を名乗るのなら「建設的」に意見を交え、高めあった方が面白いぜ。
それが、いい国を作るって事なんじゃないか。
一方的にやっちまうっていうのは、マスターベーションだって馬鹿にされても、仕方がないぜ。
庶民同士が戦って、傷を負わせ合っている間に、エラい奴等は、上から覗いてほくそ笑んでいるんだしな。
エプスタインズ非代表取締役社長・鎌田浩宮
(俺、CEOとかって言い方、嫌いなんだ)
三軒茶屋の超高層ビル内社屋にて
Column&Essay
