- 2013.12.19:第118話 第5章「パパになる?」の巻
- 2013.06.29:第117話 第4章「ろんどんからの浅草、なう」の巻
- 2013.06.23:第116話 第4章「London Calling? そんなのあったよね?」の巻
- 2013.03.28:第115話 第4章「ノッティングヒルのカノジョ」の巻
- 2013.03.21:第114話 第4章「ロンドンの春はまだ遠い」の巻
- 2013.03.15:第113話 第4章イングリッシュブレックファーストの巻
- 2013.03.07:第112話 第4章「パインツとクリスプス、そしてプール」の巻
- 2013.02.28:第111話 第4章「さよならクリス、そしてこれから」の巻
- 2013.02.07:第110話 第4章「ロンドンの曇り空な朝」の巻
- 2013.01.31:第109話 第3章「カノジョの香りのする部屋」の巻
サブ・コンテンツ
- 2023.03.26:[Radio] walkin’ to the beat everlasting⑦
- 2023.03.04:[Radio] walkin’ to the beat everlasting⑥
- 2023.02.26:[Radio] walkin’ to the beat everlasting⑤
- 2023.02.25:[Radio] walkin’ to the beat everlasting④
- 2023.02.19:[Radio] walkin’ to the beat everlasting③
第15話「ツイッターはじめる!?の巻」〜後編〜
前回の続き
とある土曜日の昼下がり。
カノジョの代理でツイッターのアカウントを作成し
“ネカマ”となりツイートをはじめたボクであった。
アイコンはカノジョから送ってきた写メ。
キャラ設定をキャバ嬢ではなく、女子大生としたので
“キャバクラの顔”ではなく、“素に近い顔”にした。
ツイートの内容は他愛のないもの
「今日は天気がいいので、近所の目黒通りをお散歩なう」
「クレープ食べたいけどダイエット中!ここはガマンだお」
など、自分でつぶやきながらも、ちょっと腹が立つ内容!
しかしながら、このバカっぽいのが功を奏したのか、
フォローはされるは、返信が来るはで、
2時間もしないうちにフォロワーが50人を突破!
ボクなんか、もう2,3ヶ月やってるけど
フォローなんて5人くらいにしかされていないのに…
しかも、フォローしてるのは、糸井重里とか、タレント系で
相手からはフォローされてないしね…
なんだか、オンナって生き物が少し羨ましくなってきた。
そんなこんなで、なんとなくはまってしまい、
気がついたらもう夕方4時ではないか!
折角の土曜日を台無しにしてしまった…
はあ…
ため息とともにつぶやく
「オレ、なにやってんだろう」
自分のツイッターでつぶやこうかと思ったが、
なんだか、ばからしいのでやめた。
というか、何のために人はツイッター何ぞに精を出すのか?
そんなことさえ思うのであった。
カノジョの携帯をソファーに放り投げ、
犬のクリスにつぶやく
「散歩いこう、なう!」
こたえはもちろん、
“なう”のかわりに“バウ”だった。
2010.12.16Column&Essay
