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二風谷にて上映での観客の声
2015年8月21日、
北海道・平取町立二風谷アイヌ文化博物館ポロチセで行われた
映画「鎌田浩宮 福島・相馬に行く」
ロードショウでの
集まったアンケートの
全てです。
無料上映という事で
多くの子供も含め
観客は50人ほど。
東京の次に
人が集まりました。
しかし、
音響がうまくいかず
場所によっては
台詞が聴き取りづらく
上映後のトークショウの前半では
不満の意見が相次ぎました。
どうぞご覧下さい。
会場となったポロチセ(アイヌ語で、大きな家の意味)。
直観でわからないのが放射能(線)なんだということが痛いほどわかった。
(男性)
今後もとりつづけて下さい。
(女性)
原発の罪深さを改めて感じた。
(無記名)
ポロチセのある、二風谷アイヌ文化博物館。
放射線量の高い地域でたくさん暮らしている人々がいる現状が少しわかりました。
生き方、考え方、人それぞれ。
現実を見つめるいい機会になりました。
(無記名)
友情についてとても深く描かれていたと思います。
一つの家族、二人の関係性を対話をしながら復興までまだまだ遠いのだということを感じさせられました。
(無記名)
忘れかけてたものを思い出すことができました。
ありがとうございました。
(無記名)
福島の現状が一つの家族、一人の人間にフォーカスされて描かれて、感情移入して観ることが出来た。
自分の問題として身近なものに感じるための良いきっかけになったと思う。
ただ、一つの家族に定着したものとするなら、もっと踏み込んだものとなったなら更に良くなったと思う。
(男性)
アイヌの人権運動に身を捧げた萱野茂さんが、国から授与した勲章。
一家庭の1時間20分で、生の声を聞けた。
福島の今の一部だと思う。
(男性)
萱野茂さんが、アイヌ初の参議院議員となった時の証書。
現実がよくわかりました。
ありがとうございました。
(女性)
震災の被害の少なかった所での、人々の暮らし、遠い所に住んでいる私達にはわかりませんでした。
杉ちゃんのお父さんの野菜、被害がなくてよかったです。
(女性)
一味違う視点で相馬のリアルな現状を知ることができた。
一方でその視点の狭さからホームビデオのような印象を持ってしまった。
(無記名)
被曝の影響について、気にする人と気にしない人がどう折り合うか、折り合う必要があるか、日本における人間関係(違いを認め合うより同化を求める)のあり方の中で、考えた。
(男性)
放された家畜の影響の映像が多くテレビでみけど、最近はまったくなくて ? です。
どうなっているのでしょう。
草木のい変はないのですか。
働いている人たちの健康も、いつも気になります。
(無記名)
2012年に10日かけて八戸から浪江まで海岸の港をめぐった。
大小合せて100ヶ所にもなったが、青森、岩手、福島の歴史の長さと豊かな生活が津波によってうばわれたのを見た。
原発事故の放射能被害は地震、津波の被害の百万倍もの規模ともいえる。
’15年8月、川内原発の再稼働が始まった。
今67歳ですが、5人の子供と2人の孫に語り続けたい。
(男性)
他の報道番組や東日本大震災の研修会・セミナーを試聴しているが先祖からの言いつたえや教訓が生かされていない(津波)、原発は安全神話で最悪の事態を想定していない(国の政策)等取材の材料不足ではないか。
放射能は半減期を向かえるのに元素によっては1万年経過してやっと半分の物質もあり、放射能の恐ろしさや悲惨さがほしい!
(男性)
私の娘は南相馬にボランティアへ行ったが、この映画の地域よりもっと大変な現状だと聞いた。
そういった、被害の大きな地域や人をを映画にすべきだ。
(女性)(同様意見あり)
台詞のバックのノイズがうるさかった。
映画の前半はほとんど台詞が聞き取れなかった。
字まくがもう少し大きい方が良い。
内容は良かった。
福島にもいろいろな生き方があると知った。
(女性)(同様意見あり)
知ってほしい事がはっきりしない。
(無記名)
最終的に何を強調したいのか分からなかった。
(女性)
ねむい。
(無記名)
【音楽について】
ピアノの重量感あふれるサウンドが効果的に用いられている。(無記名)
内容とサウンドが合っていたと思います。(無記名)
独特な音楽だと思いました。(無記名)
良いですねェ。(無記名)(同様意見あり)
心地良い。(女性)
少し淋しい感じがしました。(女性)
もっと楽しい曲を。(無記名)
まずまず。(男性)
気にならなかった。(男性)
音量が大きすぎるところがあった。(女性)
聞いてなかった。(無記名)
特になし。(男性)
流れ(音楽の)が良くない。(無記名)
一方、
スピーカーの近くで観ていた方からは
好意的なアンケートが多く
胸をなでおろしました。
チセの中は昼でもひんやりと涼しく
昼寝をしたら格別との事。
神窓と呼ばれる窓からは
カムイ(神)が入ってくるため
中央にはスクリーンを置かず
少し端に設置しました。
ロードショウは
続きます。
翌日同じチセで行われた結婚式。
1年に1度、町外から希望カップルを招き、式を挙げます。
祭司は40代男性。この日のために練習を重ねました。