北海道新聞2015年8月20日(木)朝刊夕刊より

映画「鎌田浩宮 福島・相馬に行く」
全国ロードショウ第11弾・12弾
北海道沙流郡平取町二風谷と、札幌市での上映を受けて

地元最大手紙・北海道新聞に
記事が掲載されました。

北海道新聞本社は、札幌のど真ん中、時計台の斜向かいにある大きなビルです。
北海道の面積の大きさをあらためて紹介しますと、最西端から最東端の陸路は、東京⇔岡山間ほどもあります。
それだけの範囲を網羅している大きな新聞です。

その中に入り、8月20日(木)の昼の12時に取材を受けました。

その数時間後、その日の夕刊です。

その中に、札幌版・地域面があります。

たった数時間しかないのに、急遽紙面を割いてくれました。

福島原発事故後 家族追った映画
札幌で23日上映

東京電力福島第1原発事故後の被災地を生きる、ある家族を追ったドキュメンタリー映画「鎌田浩宮(かまだひろのみや) 福島・相馬に行く」が23日午後2時から、札幌市中央区北1西13の札幌市教育文化会館で上映される。
監督は、東京で映画と音楽の制作に取り組む鎌田浩宮さん(47)。2012年夏から2014年2月にかけて、相馬市に住む大学時代の同級生の家に通い、撮影した。放射能に汚染された畑で採れた野菜を食べ、仕事を失い県外に出稼ぎに出るなどの日常を描いた。
14年春から東京や大阪など全国11カ所で上演。鎌田さんは「がれきや津波などの映像は皆無。福島の人たちにどう寄り添っていけばいいのか考えた」と話す。上映後は鎌田さんのトークショウもある。
料金は千円、大学生800円、小中高生500円、未就学児は無料。問い合わせは鎌田さん☎090・5544・1181へ。

そしてその前に、その日の朝刊の日高版・地域面に、既に記事が掲載されていました。

ポロチセで福島の映画上映

【平取】二風谷アイヌ文化博物館(町二風谷55)敷地内の、アイヌ民族の伝統家屋ポロチセで21日午後7時、ドキュメンタリー映画「鎌田浩宮 福島・相馬に行く」の上映会(平取アイヌ協会青年部主催)が開かれる。
共同監督の一人、鎌田さんが東日本大震災後も相馬市に住む友人家族の元を訪れ、彼らとの交流を描いた作品で、上映時間は80分。上映後、鎌田さんを交えて意見交換し、懇親会も開く。無料。問い合わせは同博物館☎01457・2・2892へ。

北海道新聞の支社が、同博物館へ取材し、この記事が作られたそうです。
鎌田もこのことは知りませんでした。

札幌版にしても日高版にしても、元々は北海道新聞のある記者に対し、ひと月以上前から映画本編の映像全てをデータで送り、記事にしてくれないかと話を進めていました。
しかしその記者は、自身の多忙を理由に掲載を翻してしまいました。
そこで鎌田が社に直接電話をしたところ、原発事故などを追い続けている他の記者の方が「すぐに取材したい。上映前と上映後、2回に分けて記事を掲載する」と応対して下さり、このような記事が生まれました。
感謝してもしきれません。
ありがとうございました。

北海道新聞電子版 どうしんウェブより

東京電力福島第1原発事故後の被災地を生きる、ある家族を追ったドキュメンタリー映画を上映する。
監督は、東京で映画と音楽の制作に取り組む鎌田浩宮(かまだひろのみや)さん(47)。2012年夏から14年2月にかけて、相馬市に住む大学時代の同級生の家に通い、撮影した。放射能に汚染された畑で採れた野菜を食べ、仕事を失い県外に出稼ぎに出るなどの日常を描いた。上映後は鎌田さんのトークショーもある。

映画公式サイトに戻る場合はclick!


2015.08.21