日々の

作曲 山中清紫郎 鎌田浩宮
作詞 鎌田浩宮

 

ある日君が僕に恋をして 荷物持ってうちにやって来る

1人でお煎餅食べて
東京新聞読んで
お笑い番組観て
縁側で星愛でていた

僕の家には 昔猫がいた 震災の後 旅立ってしまった

 

ある日君が僕の服の ボタン直しにそっとやって来る

1人でラーメン食べて
TSUTAYAには行かなくて
映画館で映画観て
縁側で夕焼け見ていた

安全な 野菜ないかな 大好きな君に 食べてほしいんだ

 

電気屋さんが 命より カネが大事と 言っているね

 

ある日君が僕に恋をして 荷物持ってうちにやって来る

山さんが作曲、鎌田が作詞という形の共作は既に2曲あったんですが、初めて2人で共同作曲をしたのがこの曲です。

この曲も「復興」がテーマですが、震災や原発事故から受けた痛みというものからは、容易に立ち直れないという側面も歌詞に盛り込みました。

東京新聞だとか、TSUTAYAだとか、固有名詞が出てきます。
こういう歌詞を書いたのは、初めて。
この齢になっても新しいことに挑んでみたいと思い、いつものスタイルから変えました。

 

エプスタインズで、この曲が収録された、
舞天(ブーテン)ライヴアルバム「鳥と山」
1000円(送料・税込)で販売していますよ。
DVDこちら
CDこちらですぜ。


2015.01.28