挑(しか)けなければ2人は黙ったまま

作曲 今泉見海
作詞 今泉見海 鎌田浩宮

 

僕らは議論したり 慰め合ったり
一緒に走ったり 違う道進んだり

道端で子供が泣いている
道端で泣いてる子供は 僕さ 君さ 僕らなんだよ

挑(しか)けなければ2人は黙ったままだよ
君も僕も挑(しか)けなければ黙ったままだから

 

僕らは提案したり 愛し合ったり
右も左も どちらにも進めなかったり

道端で子供が泣いている
道端で泣いてる子供は 君さ 僕さ 君が好きだよ

挑(しか)けなければ2人は黙ったままだよ
君も僕も挑(しか)けなければ黙ったままだから
あいつもこいつもそいつもどいつも挑(しか)けてやろう
さあ通せんぼやめてくれ 世間に挑(しか)けていこう

 

挑(しか)けなければ2人は黙ったままだよ
君も僕も挑(しか)けなければ黙ったままだから
あいつもこいつもそいつもどいつも挑(しか)けてやろう
さあ通せんぼやめてくれ 世間に挑(しか)けていこう

今回のライヴの中で1番アッパーな曲は、ソロでも活動中の今泉“いまこ”見海が、初めて舞天のために書き下ろしたもの。
詞は、いまことキャマダが高校2年生の時、キャマダの高校の文化祭のキャッチコピーをいまこが制作。
その1行が
「挑(しか)けなければ2人は黙ったまま」
というもの。
「挑戦」というアグレッシヴな単語と、「仕掛ける」というクリエイティヴな単語をダブルミーニングにし、さらに「2人」という言葉は、あなたと私であり、恋愛とも友情とも取ることができ、もっと追究すると、体制と反体制という社会的な意味での両者をも表しているという、ほんまに高2が作ったんかよとゆー、早熟の逸品。
その1行を、あれから約30年経ったキャマダが1曲の歌詞としてリクリエイトさせた。

高校2年の時キャマダが死ぬほど好きだった「い・け・な・い ルージュマジック」の一節を、敢えて引用しているのも、ミソ。

いまことキャマダは中学3年の頃から、ことあるごとに共にバンドを組んだりしてたが、意外にも共作は初めて。

 

エプスタインズで、この曲が収録された、
舞天(ブーテン)ライヴアルバム「鳥と山」
1000円(送料・税込)で販売していますよ。
DVDこちら
CDこちらですぜ。


2015.02.20