東京にて上映での観客の声(1)

2014年10月4日と5日、
渋谷・アップリンクファクトリーで行われた
映画「鎌田浩宮 福島・相馬に行く」
ロードショウでの
10月4日分のアンケートのほぼ全てです。

この日は遂に
大友太郎監督・菅野宏彰監督・鎌田浩宮監督の
3人揃っての舞台挨拶が実現。
全国各地を回ってきた鎌田にとっても
ようやく慣れ親しんだホームタウンでの上映に
感慨もひとしお。

したがって観客の中には
古くは鎌田の小学校時代から
学生時代、社会人時代の友人も多数。

古くから大友作品・鎌田作品に触れているので
遠慮のない辛めのアンケートも集まりました。
それでは以下、ご紹介しますね。

むずかしい所も下に字が書いてあるので分かりやすかった!
福島の事を、知れました。
学校でやくに立ちます。
(女の子)

死ぬまで生きる。大切に生きなきゃ。もっと。
目に見えないから本当にこわい。
測定しなくてはならない毎日。自分だったら…つらい。
子供のために、やはりここには住めないかな…。
でもみんな明るい。住んでる人がいる。考えることがたくさん。
(そのお母さん)

原発の事故を絶対忘れない。
日常の幸をうばわれた福島の方々。心が痛みます。
原子力発電は絶対反対!!
(そのおばあさん)

自身の思いを正直に出ていたのが印象に残った。
(おじいさん 4人でいらして下さいました)

福島出身です。友人・知人も親戚もいます。
しかし単々と日常を過しています。
市民は強いなあ、と思います。
(女性)

良かったです。
私も震災の時はいわきに住んでいたので、あの日の事が思い出されました。
(そのお姉さん)

杉本家だけじゃなく他の家族もとりあげてほしかった。
猫、犬を可愛がっているのがとても良かった。
(女性)

とても自然体で、タイトルの印象よりも楽しい、ほんわかした映画でよかったです。「福島」のメッセージ以上に人の暖かいつながりが印象的でした。
(無記名)

鎌田さんの人の話をじっくり聞く姿が印象的でした。
とても人間的な映画でした。
続編をたのしみにしています。
技術面は気にならないです。
(無記名)

お父さんの人柄が素晴らしいと感じました。
あの年齢に自分がなった時にそうなれているといいなと思いました。
(無記名)

人との出会いから作品が出来、そして新たなコミュニケ―ションが上映によって生まれること、とってもすてきだと思います。
ますますの活動を!!
(女性)

杉本さん、お父さん、人柄の良さ、見えました。
自分の畑でとれた食物、食べる、食べない、ジレンマがあると思います。
(女性)

ごく普通の家族の生活の中で時折り出てくる震災の話が妙に生々しく印象に残りました。
(無記名)

おとうさんの「死ぬまで生きるんだ」っていう言葉が心に残りました。
鎌さんが鳩小屋のそうじをした後のおとうさんの笑顔が印象的でした。
(男性)

どのような環境でも「生きる」ことの楽しさを教えてもらえたように思います。
(無記名)

相馬のお父さんの生命力と、都会の生命力の強さの薄い感じの対比が、この作品の奥行きになってると思う。
(無記名)

「その土地に生きるしかない」
人間ってそういうものなのだと、と思った。
杉ちゃんちの空気感、知っている気がします。
10年後また撮ったりとか 笑 → 舞台挨拶で続編製作するって言ってたね(笑顔マーク)
(男性)

笑みがこぼれながら観ることができました。
でも複雑な思いです。
お父さん、確かによい感じです。
お父さんはあそこで生活してくのは仕方ないです。
あういう風に福島で住み続けている人が多くいると思うと、本当に複雑です。
鎌田さんは優しいですね。
杉ちゃんにもやさしく本当のことを伝えて、もっとせまってもいいかも。
(女性)

人は信じたいものを信じてしまう…という事ですね。
私も30年後に発症するんなら、「ま、いっか」と思いたい。思えないけど。
震災という事だけじゃなくて、とっても生きるのが辛い状態になった人に、何かしてあげられないかなあ…という暖かい気持ちで行動にうつしたり、思いあったりしてるのが伝わってきました。
心のきれいな人達が作った映画だと思いました。まさに。
ひとりひとりに、みんな物語がある。有名な人じゃなくても、みんなに。
続編、まってます。
なみちゃんの映像、久し振りに見ました。(涙)チャコちゃんも涙。
(女性)

見えない放射能の事を、私達はずっと考えていかなければならない。
しかし、CO2の排出のせいで、ホッキョクグマがいなくなる日が来る事も、知らなければならない。
人間て、何なんでしょうね。
そんな中でも、私には家族が1番大切です。
(女性)

かまちょが肉体労働してる~。
かまちょが創造しつづけてたどりついた1つの答えだと思いました。
今このタイミングでこの作品を上映する意味は大きいと思います。
「友だち」というテーマが良いと思いました。
のんびりしていて、よかったです。
かまちょは正直でよいと思った。
字幕が小さくて読みづらかったです。読みたかったです。
(親子5人の家族連れの皆さん)

【音楽について】

♪ 映画の時と場にあった音楽でききやすかった!(女の子)

♪ すごくよかった。もう少しゆっくり長い時間きいてみたい。(そのお母さん)

♪ 映像の邪魔をせずにとても良かったと思います。(無記名)

♪ 映像と自然に合っていて心地よく聞こえました。(女性)

♪ ピアノの曲が印象があります。(女性)

♪ とても耳に心地よく、音楽が映像をひきたてていて良かったです。(無記名)

♪ シンプルであたたかな感じで良かったです。(女性)

♪ YMOがカヴァーした「radioactivity」オマージュされました?(男性)

♪ 多用されているけれど、多すぎると感じなかった。映像とよく寄り添ってると思いました。(無記名)

♪ 懐かしい。(男性)

♪ ごめんなさい!流れているのがわからないくらい気にならない…(言い方が悪い?)ちがう、自然でした。(女性)

♪ 可もなく不可もなく。(女性)

♪ 鎌田ワールドサイドBが気持ち良かったです。(5人のご家族)

小諸で鎌田が泊まった民宿のおじさんが
ヒノキの間伐材で作ったコースター
「復興ースター」
も売れに売れて完売。
売上金は責任を持って
被災地のために使います。

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2014.10.06