僕の好きなもの

僕は、ラーメンが大好きです。
あっさりも、こってりも、醤油も、味噌も、毎日でも食べられちゃいます。
お医者さんに、怒られちゃいますけど、やめられません。

僕は、お笑いが大好きです。
サンドウィッチマン、ナイツ、ブラマヨ、バイきんぐ、トレンディエンジェル、友近から、マイナーなビーグル38まで、挙げたらキリがないです。
難しい事は抜きにして笑うと、気持ちがいいです。

僕は、昼寝が大好きです。
やらなくっちゃいけない事があるのに、つい睡魔に負けちゃうんです。
根が、怠け者なんです。

僕は、平和が大好きです。
安心して、ラーメンやお笑いや昼寝が楽しめます。
第2次大戦が終わってから71年経ったこれまで、戦争をしなかった国は少ないのです。
アメリカだって、ベトナム戦争にイラク戦争、沢山の人が死にました。

今度の選挙で、今の政府である自民党と公明党が圧勝し、全体の2/3の議席を獲得したら、戦争はしないと定めた憲法9条を、変えるんですって。
戦争ができるように、変えるんですって。
憲法9条のおかげで、この71年間、1人も戦争で死なずにすんだのに、どうして変えてしまうんだろう。

よく、中国や北朝鮮が怖いから、という人がいるんですけど、彼らが本当に戦争を仕掛けて、攻めてくるんでしょうか。
中国は、とても頭のいい国です。
確かに、日本のすぐ近くまで戦闘機を飛ばしてきたりしていますが、本当に戦争になってしまったら大変な損害になると分かっているのは、彼ら自身です。
だから、それ以上のことは、決してしてきません。
北朝鮮がミサイルを飛ばしたりしているのは、日本を敵対しているのではなく、韓国とアメリカを挑発しているのです。
だって、日本は北朝鮮に恨みを買われるような事、1つもしてないじゃないですか。

一方で先日も、バングラデシュのテロで、日本人が7人も殺されました。
テロリストは、なぜこれまで狙わなかった日本人を選んで、殺すようになったのでしょう。
テロリストは、イスラム国を攻撃し続けるアメリカを応援する国を、恨んでいるからです。

自民党と公明党は去年、憲法9条の解釈を変えて、アメリカ軍と一緒に戦争に参加できるようになりました。
また、日本で製造している兵器を、海外に輸出し販売できるよう
にもしました。
その兵器の一部は、イスラム教の国々と敵対している、イスラエルで
使われています。
日本は、イスラム教のあらゆる国から、恨まれるようになりました。

そうして、無実の7人が殺されました。
憲法9条を変えてしまったら、もっと日本人が死ぬでしょう。
「だったら、もっと自衛隊が報復して、海外でテロリストを殺せばいいじゃないか」と言う人も、いるでしょう。
でも、そうするとますます戦争状態に近づき、テロリストは日本人を狙い続けるでしょう。

だから僕は、憲法9条は変えない方がいいと思います。
そして、現時点で変えてしまっている憲法9条の解釈を元に戻して、自衛隊は海外で戦争に参加できない(これ、難しい言葉で言うと、集団的自衛権の行使をやめる、って言うんです。ニュースでやってたでしょ?)ようにすれば、日本は以前のように恨まれなくなるでしょう。
兵器の輸出も、やめた方がいいですね。
あれで得をするのは、NECや三菱など、兵器を造っている企業だけ
ですもんね。

僕は今度の選挙で、平和を真剣に考えている人に、投票するんだもんね。
そうしないと、ラーメンも、お笑いも、昼寝も、おちおち楽しめません。
海外旅行へ行っても、常にテロにおびえなくっちゃいけないし、今度の東京オリンピックを観に沢山の外国人が来日するのに、その人達をテロリストじゃないかとおびえなくっちゃいけなくなります。

民進党も共産党も投票したくない、って人もいますね。
でも、正直彼らが、過半数を得票するわけがないんです。
だから、今回だけは、自民党と公明党が圧勝しないように、平和を愛する人に投票してみて下さい。
そうしないと、あなたの子供が、戦争で殺される日が遠くないでしょう。
そうなってからでは、遅いんです。
それを食い止められるチャンスは、今回で最後です。

エプスタインズ非代表取締役社長 鎌田浩宮

日本がイスラエルと防衛装備研究 無人偵察機、準備最終段階

防衛装備庁がイスラエルと無人偵察機を共同研究する準備を進めていることが、30日までの日本政府関係者や両国外交筋への取材で分かった。既に両国の防衛・軍需産業に参加を打診しており、準備は最終段階という。

 パレスチナ問題を抱えるイスラエルは旧・武器輸出三原則で禁輸対象だった「紛争当事国になる恐れがある国」に当たるが、安倍政権が2014年に閣議決定した防衛装備移転三原則(新三原則)によって、初めて装備・技術移転が可能になった。

 国家安全保障会議(NSC)が最終判断するが、安倍政権はイスラエルとの関係強化を図っており、共同研究に踏み切る可能性が高い。

2016年7月1日(金) 東京新聞朝刊より

テロ実行犯「外国人と異教徒を殺しにきた」 日本人残るよう指示

【ダッカ=共同】バングラデシュの首都ダッカの飲食店で起きたテロで、店内一角の事務所に逃げ込んだ従業員に、日本人を残してバングラデシュ人は外に出るよう武装集団が指示していたとする証言を地元メディアが報じた。人質となった人たちの証言によると、実行犯はイスラム教を汚す外国人に嫌悪を示す一方、イスラム教徒には礼儀正しかった。

一日、ラマダン(断食月)明けの祝祭を控えた週末の夜だった。国際協力機構(JICA)関連事業に携わる日本人技術者らがテーブルを囲むレストランに武装集団が乱入した。

ある従業員は客の日本人男性と共に店の一角にある事務所に逃げ込んだ。実行犯は現地語を話す若者たちで「外国人と異教徒を殺すために来た」と繰り返した。事務所に人がいると気付くと、日本人を残しバングラデシュ人は出るよう指示。その後、銃声が聞こえた。

2016年7月4日(月) 東京新聞朝刊より


2016.07.05