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“Endless Transit” 第3便 「『あの頃は良かった……』と言いたい人へ。」
はいどーも。
寒いと肌がカッサカサになる弥生です。
知り合いの鍼灸師から
肌荒れにはニンニクや大根がいいと聞き及び、
ニンニクtoo muchで有名な某店のラーメンを食べたところ、
翌日ジムで大量にかいた汗が猛烈なニンニク臭・・・。
my goooooosh! Leave me alone!!!!
——
で。
今回は「時間旅行(タイムトラベルですな)」について。
個人的に、科学が発達しても絶対に実現しないんじゃないか
と思うモノのひとつに「タイムマシン」がある。
ただ、私はアカデミックな事はよく分からんですが、
もしも、万が一、タイムマシンが現実にできるとしたら、
まずは未来ではなく過去へ行けるようになるんじゃないかという気はする。
でも・・・過去に戻っていったいどうだっつーの?
サディスティックミカバンドばりに、純粋に
過去に娯楽を求めて「アハハン~」とやってるだけならいいけど、
絶対悪用する人がいるしさー。
少なくとも私は、過去になんか戻りたくないねー。
懐かしむだけならいいけど、過去を振り返る行為って、
限りなく「今の自分を否定する行為」だと思っちゃうんだよね。
だから、「学生時代に戻りたい~」とか言う人の気持ちって
実はよく分からない。私の学生時代が不遇だったわけじゃないけど、
学生なんて、全然“生産性のない生き物”だし、そういう何も生み出して
なくて、ただいろんなものを「消費」しているだけの自分に
すごくイラついてたしね(笑)。
某ビールのCMでリリーフランキー氏が言っていた
「若いっていいなと思うけど、若返りたくはないよね」って言葉。
グッとくるよ。
別にリリーフランキーが好きなわけじゃないけど、
30~40代過ぎた人達の、わりと正直な感想なんじゃないかと思う。
・・・話は飛ぶが、昔、ポリネシアの島・バヌアツを旅した。
まあそこそこ観光地化されている島なので、人々はそれなりに近代化された
暮らしをしているわけなんだけど、それでも人々の様子が日本人と
根本的に違うなーと感じた部分があって、それは、言葉にするなら
「あ、この人たち、“今”しか大事じゃないんだな」
って事だった。
もちろん、わずかな滞在期間だったので本当のところなんて分からないけど、
おおらかで、ニコニコしてて、でも平気で約束を守らない(笑)ところなんかは、
老後の心配とか、「コレ言って嫌われたらどうしよう」なんていう悩みとは全く無縁に見えた。
でも・・・「生きる」ってそういう事なんだと思う。
過去も、未来も、「今」という時間があって初めて繋がっていくのだし、
1分の60倍が1時間、1時間の24倍が1日、1日の365倍が1年、1年の○十倍が・・・=人生。だもんね。
ゴーギャンは失意と絶望の元にタヒチで死んだけど、
もしゴーギャンが、タヒチで「未来」ではなく「今」を求めたなら、
もっとハッピーな晩年を送れたかもしんないなー、と思うよ。
ま、「幸せな人から質の高い芸術は生まれづらい」という
いかんともしがたい現実はあるんだけも(笑)。
・・・いずれにせよ、タイムマシンがあろうがなかろうが、
「あの頃は良かった・・」なんて何度も言ってる人に、
ロクなやつはいない って事は言えるな(笑)。
【Photo Collection】—————————————————————–
数年前に行ったLAの真っ青な空に映える、
真っ赤な土産物屋(?)の壁。
「情熱的」「罪欲望」「誘惑」「会う約束」
全く日本語の体をなしていないのに・・・・なんだろう? この『伝わる感じ』は。
ビバ、パッション! これぞプライスレス!(笑)
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