名古屋にて上映での観客の声

2015年1月17日、
名古屋・シアターカフェで行われてた
映画「鎌田浩宮 福島・相馬に行く」
ロードショウでの
集まったアンケートの
ほぼ全てです。
この日は、
阪神淡路大震災から
ちょうど20年の日。
名古屋の鮮やかな銀幕で観る浪とチャコは
ことさら悲しいものでした。
どうぞご覧下さい。

仕事で浜松に勤めているので、浜岡原発の話をよく聞く。
ただ草むしりをするという名目で、何千人もの雇用を生んでいる実態がある。
もう既に、むしる草もない状態だが、雇用し続けている。
こうして、原発にしか依存できなくなる地域が増えていく。
(男性)

知り合いの相馬の方が「あきらめている」と言っていました。
(無記名)

震災関連の映像はどれもさけてきたのですが、チラシで酒を飲んで笑っている写真を見て、これなら見てみたいと思い来ました。
杉本親子の震災前と同じ生活をしようとする意思を感じ、たぶんこれは福島に住む人々は誰もが思うことなんだろうと。
テレビでは福島で住む人々の日常が分からないので、それが見えてよかったです。
若い人たちにももっと見てもらえることを願っています。
(女性)

自分としては意識していたつもりだったが、線量の問題について、自分が忘れてしまっている所が多く『これも震災の“風化”なのか』と思ってしまった。
復興とは何なのか、何が必要なのかがいつの間にかズレてきてしまった所を反省させてくれる有意為な作品だと思います。
(男性)

これからも杉ちゃんとの友情を大切にして下さい。
この映画は友情を描いているので、この映画に意見するという事は、友情に意見するという事。
僕は杉ちゃんたちとの友情にあれこれ意見したくない。
鎌田さんがデモに行く前、逮捕されてもいいように持病の薬を必ず持って行くシーンがあります。
行動を起こすという事はそれなりの覚悟がいります。
簡単に原発反対という人たちがいるが、彼らは逮捕されてもいいという覚悟はあるのでしょうか?
(男性)

普通の暮しが自然な雰囲気で良かった。
(男性)

密着型ドキュメンタリー。
非常にプライベートな映画だが、伝わるパワーは大きい。
父親のキャラの良さと、フツーな生活ぶりがよかった。
「祭りの馬」ならぬ「祭りの鳩」で、この映画が全国にはばたく事を祈る。
(男性)

メディアでは取り上げないストーリーで、こういう人々も現在暮し続けているという現実は、ある意味誇らしく思います。
よい視点と感心しました。
(女性)

スギちゃん親子の、生きていく覚悟を、感じました。
(女性)

震災後も、生まれ育った土地で今も生活をし続ける家族が多い。
その方たちに焦点を当てた映画は少ない中で今日、とても良い映画に出会えて良かったです。
(女性)

台詞が聞き取れないこともあり、インパクトに欠け起承転結のない映画と感じた。
(女性)

原発賛成、反対と、メッセージを声高に押し付けないところがいい。
(男性)

【音楽について】

よかった。(無記名)

ところどころに入るピアノが印象的でした。(女性)

映像に合っていていいと思いました。(男性)(同様意見多数)

(おそらく良い意味で)気にならなかった。(男性)

前半は少し音が大きく感じた。あとの方は◎(無記名)

他のロードショウ会場に比べ
はしばしで笑って下さる
観客が多く
嬉しかったです。

中日新聞の記事を読んで
子供の夫が相馬出身で、
相馬という所が
どういう所なのか知りたい、
とお越し下さった方もいました。
その方のご感想が
「もう福島の人は諦めてそこに暮らし続けている」
というものでした。

ロードショウは
続きます。

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2015.01.17