大阪にて上映での観客の声(2)

2014年10月18日より始まった、
大阪・シネ・ヌ―ヴォXで行われている
映画「鎌田浩宮 福島・相馬に行く」
ロードショウでの
集まったアンケートの第2弾
ほぼ全てです。

お越しになった方々の多くが
阪神・淡路大震災を経験していると思われます。
また、
福島に縁のある方もいらっしゃいました。

そんな方々が、
お書き下さった文章です。
ぜひご覧下さい。

押しつけがましいメッセージでないところは良い。
お父さんのそのままの姿があらわれていたと思います。
(男性)

とにかく切ない映画でした。
私も福島にいたのでなんとなくわかりますが―福島人の気質と、東電が原発をつくるためになにをしてきたかの産物が描かれていてよかったです。
(男性)

登場人物全てが優しく、上品で、心の大きな人たちだった。
鎌田氏に直接会えた事最高にうれしかったです。ありがとうございました!!
(女性)

東日本大震災の直後から、関西のラジオ局では京都大学・小出裕章助教授が出演し(編注:MBSラジオの番組「たね蒔きジャーナル」だと思われる。2011年3月14日から小出さんが出演し、2012年秋に番組が打切りになった)正確な情報を報道していたので、関西の人はだまされることがなかった。圧力がかかったのか出演はなくなったが、この映画を観て福島の人々がいかに正確な情報を得る機会がないかを知った。福島では新聞もテレビもラジオも正しい報道をしていないのではないか。
(女性)

福島の生活を否定する立場、少しなら大丈夫なのでは?ちがうのか?と迷いのある立場、福島で変わらず過ごすことを決めている立場、それぞれどれが正しいのかまちがえているのか、ということは主張されずに淡々と描かれているところがよかったです。
死ぬまで楽しく生きることができたら、それに勝るものはありませんね。
(女性)

震災後、東北に関する映画を見たことがなかったので、本作を見ました。
(今回、シネ・ヌーヴォで上映される作品の中で評価が高かったので、本作品を見ることに決めました)
ドキュメンタリーを見ることはあまりないのですが、福島に住んでいる方の日常を描くことで、今の現実を写し出していて良かったです。
こちらの理解力も要しましたが、原発反対を表だって映すものよりは好感がもてました。
私は神戸在住なのですが、神戸にもミニシアターがいくつかあるので、上映できたらいいなと思います。
(女性)

他の映画と比べて、線量があまり紹介されない映画だなと思った。
(男性)

この映画もいいけど、もうちょっと何に闘う人の姿をうつした方がよかったと思う。
天東村というドキュメンタリー映画、汚染地で稲作を行う人の姿、そこで放射能汚染0の稲作をつくる人の姿みたいな要素もあった方がよかったかな。
(男性)

【音楽について】

切なかった。(男性)

心の揺れが伝わるようで、本作に合っていたと思います。(女性)

あまり音楽には注目していなかったのですが、最初の方は悲しそうな音楽で、各シーンと合っているなと思いましたが、途中から、少し暗すぎるかなという印象をもちました。(女性)

よくわからない。(男性)

この写真は雑誌「関西ウォーカー」映画欄より

時間が足りず、
お客さんとロビーや呑み屋で
語りあったりもするんですが
その中で印象に残ったのは
「杉ちゃん親子が結果的に
国策に従順になってしまっているのは
原発の立地候補地になった時から始まった
『洗脳』の効果なのだ」
という話でした。

これに同意する、しないは
別の話なのですが
こうして1日1日と
お客さんから
刺激をもらえています。

10/31(金)まで大阪・シネ・ヌーヴォX
での上映は続きます。

ぜひ映画館までお越し下さい。
10/25(土)からは19:30よりの上映です。

映画公式サイトに戻る場合はclick!


2014.10.27