EPSTEIN TALKS ABOUT FUTENMA#31「沖縄の人からお返事が」

構成・鎌田浩宮

おお!
お返事、
来た!

僕、
沖縄に友達が
何人かいるんだけど、
この度の
仲井真沖縄県知事による
辺野古埋立承認
については、
とってもデリケートな問題
なので
お話をしてもらえないで
いたんです。

そしたら。
2010年11月、
沖縄県知事選挙の直前に
エプスタの
EPSTEIN TALKS ABOUT FUTENMA#27
「那覇の友達と、知事選前のお喋り。」

にて本音で喋ってくれた
那覇生まれ那覇育ちの
ヒジュルさん(40代・会社員)から
お返事、
来た!

嬉Cなあ。
以下、
去年末に僕が送ったメール(黒文字)と
先日ヒジュルさんから来たお返事(青太文字)
です。
沖縄の人の
たくさんある本音の1つを
ぜし、お読み下さいね。

お久しぶりです。
鎌田です。

お元気ですか?
景気の方はどうですか?
僕は相変わらず無職ですよ。

ロッテマリーンズの伊志嶺君も大嶺君も、
巨人の宮國君も
夏の高校野球も
2013年、沖縄県勢は今一つで残念!

さて、毎度毎度のお話なのですが
仲井真知事が今朝、
辺野古埋立申請を承認しましたね。
午後には正式に記者会見をするそうです。

そこで、アンケートをさせて下さい。
仕事納めの日(2013年12月27日)
でお忙しいところすみませんが
以下に書く質問にお返事を書いて
ご返信下されば結構です。

ナイチャーも、とても強い関心を持っている人は多いです。
ぜひ、生の本音を聞かせてもらえたらと思います。
よろしくお願いします!

1
現在の、街の様子はいかがですか?
ならびに、職場や家庭や仲間内で、承認の話題は出たりしていますか?
出ているとしたら、どんな話題になっていますか?
皆怒っているとか?
逆に冷めているとか?

⦿予想通り、という感じでしょうか。

 

2
今朝の新聞朝刊に占める承認の記事の割合はどのくらいですか?
ならびに、本日テレビで特別報道番組などは放送されますか?

⦿一面トップのぶち抜きでしたね。
号外も出てたっぽい。

 

3
ヒジュルさんご本人は、
今回の知事の承認をどのように思いますか?
ならびに、沖縄県選出の自民党国会議員や
自民党沖縄県連も移設を容認したことにも
触れてもらえたら幸いです。

⦿元々は自民党が推し進めてたので予想通りですね。
やっぱり世論を伺って反対してただけなのかなぁ…って。

 

4
昨年末の衆院選、今年の参院選で
沖縄では自民が圧勝しましたが
ヒジュルさんは自民に投票しましたか?
または移設反対を公約する党に入れましたか?
それとも移設問題は投票の基準にはなりませんでしたか?
突っ込んだ質問で恐縮ですが
可能であれば詳細を教えて下さい。

⦿確か、自民だったと記憶してます。
少なくとも民主党では無い。
名護市民が分断されてしまったのは鳩山の仕業だからね~。

 

5
その他、何か書きたいことがあれば
ご自由にお書き下さい。

⦿基地が要らない世の中が一番欲しいけど基地との共存も悪くないのでは?
返事が遅くなりすみません。

 

 


(上表は名護市民793人へのアンケート
2013年9月10日・沖縄タイムスより)

 

以上、
ヒジュルさんでした!

エプスタが
主張してきた意見とは
違う意見なんだけど
マスメディアには
出てこない
沖縄の人の
生の本音が聞けて
貴重だ!

これからもエプスタは
その声の大小にかかわらず
大手メディアに載らない声を
つぶさに掲載していけたらな
と思います。

その集積が
沖縄にとって
いい方向に向かえば…
と切に願います。

普天間の辺野古移設 知事「反対したことはない」

仲井真弘多知事は6日、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に向けた埋め立て申請を昨年末に承認したことについて、「(辺野古移設は)実現可能性の問題で非常に厳しいと言ってきたが、反対したことはない」と述べ、辺野古への新たな基地建設自体には反対しないとの考えを重ねて示した。その上で、政府が工期短縮を検討している新基地が早期に完成した場合、承認に際して主張した県外への普天間の分散移転は要らなくなるとの考えを示唆した。県職員向けの庁内放送で年頭あいさつをした後、記者団の質問に答えた。
知事は「工期が短縮されれるなら早期の辺野古移設も考えているか」との質問に対し、「(沖縄の)基地を全国である程度担ってもらえばうれしいが、仮に5年でできれば(県外への分散移転は)原理的にいらなくなる」と述べた。
政府に求めた普天間の5年以内の運用停止などの基地負担軽減策の実効性が疑問視されていることについては「(実効性の)説得力が薄いという批判には断固反論したい」と強調した。
埋め立て承認後も県外移転を求めていることについては「承認したが辺野古移設は時間がかかる。だから県外に移すのが早いという、これまで言ってきたこととぴたり一致する。何も公約と違っていない」と公約違反には当たらないとの考えを重ねて示した。
さらに知事は「任期満了まで働くのは当然だ」と述べ、2期目の任期が切れる12月まで職務を務める意向を強調。次期知事選に出馬するかについては「関係者の意見を聞きながら決める」と述べるにとどめた。
知事は年頭あいさつで、移設先となる名護市の地元久辺3区や市民に対し「苦労をお掛けするが、ご理解とご協力を賜りたい」と呼び掛けた。

(2014年1月7日 琉球新報)


2014.01.08