エプスタ1周年企画!洋楽アルバムベストテン

祝エプスタ1周年と数日!

記念企画第2弾は、エプスタ各社員が、
洋楽アルバムのベストテン、決めちゃいます。

といっても、ロックだけには、限りません。
クラシック、ジャズ、民族音楽、なんでもござれ。

非社長が言うのもあかんけど、
おうおう、参考になるじゃねえか。
早速こん中の10枚、図書館で見つけて、予約しちまったい。

なわけで、皆さんも、楽しんで読んでみて下さい。

 

オーツカ (ヤツのオデコに一文字くれろ 担当)

ベストテンと銘打たれておりますが、こうしたものに順序を付けるという作業は、個人的には不可能な領域のものであるよーに思われましたので、ひとまずのところ、順不同で10枚。
大分に物忘れなどという老化現象も始まり出す齢に差し掛かって来た今日この頃においては、多分こーいうのって、その時の気分でバ~っと書いてみたものの、事後的に、あ~アレ忘れてた、となりガチなところに思われたりもするのが常なのでしょうからして、信憑性があるのか否かと問われれば、少々難しいところでわありますがですね、ひとまずのところ、まぁ何時の気分で書いても、半分くらいのところわ被って来るのではなかろうかと思われるわけですね。
というより寧ろ、まぁその時の気分とか自分内流行とか何とかによっても随分と変ってくるのは当然至極なところですからして、多分、今までの人生で一番多く聴いたんではなかろーかと、まぁそんな風に思われる、と謂うところを基準に、ザ~っと選択してみました。あくまでも順不同ということで。

cream

Disraeli Gears/Cream
Wheels Of Fire、所謂、”クリームの素晴しき世界”というですね、あの、クロスロードのライブとかが入ってる方と迷ったんですけどもね、まぁライヴはライヴ、スタジオアルバムはスタジオアルバム、みたいなところが個人的にはあってですね、まぁWheels Of Fireは二枚組ですしねぇ。

The Allman Brothers at Fillmore East/The Allman Brothers Band
と、上記で書いたソバからライヴアルバムですが。これはね、外せないですね。致し方ないかと思いますね。全曲素晴しい演奏ですね、これね。曲もいいんですね、これがね。

The Beatles/The Beatles
一部では駄作だとかまとまりがないだとか謂われる向きもおられるアルバムですがね、あまりコンセプトアルバムとかそーいうのに興味がなかったりするんで、まとまりとかなくってもいーかな、と。地味な曲が素晴しくよろしいアルバムですね。

Abbey Road/The Beatles
と、コンセプトアルバムに興味無しとか書きつつも、このアルバムは、一曲一曲がどうのこうのというより寧ろ、トータルの雰囲気が好きですねぇ。特筆すべきわ、B面のポール氏のメドレーのですね、素晴しいメロディーの曲がほんのちょっとで終わってしまってまた次に行ってしまう~というようなチラリズムが光っているというところでしょうか。

Let It Be/The Beatles
これも賛否両論あるとこですがね。で、これのリミックスのNakedなんてのも賛否両論あるとこですがね、両方好きですね。I’ve Got A Feeling一曲でもOKぐらいの感じで、ビートルズの中でも最も”黒”寄りなアルバムな気がします。

Layla&Other Assorted Love Songs/Derek And The Dominos
阿呆みたいによく聴いた一枚ですね。この時期のライヴ盤なんかも素晴らしいんですが、このバンドは曲の良さも絶好調なんでね。まだ歌うようになってからあんまし経ってない頃の弱々しくって苦しそ~なクラプトンの歌も良いのですね。最近はなにやら超ボイトレとかしちゃったR&Bシンガーみたいなごつい声で歌っちゃってますが。

John Mayall And The Bluesbreakers with Eric Clapton/John Mayall And The Bluesbreakers
これもまさに腐る程に聴いた一枚ですね。ある意味、数あるアルバムん中でも一番くらいにギターの音が好きなアルバムですね。所謂ロックの歴史を変えたオーバードライブ・サウンド、みたいなことをしばしば謂われるところの一枚で。基本的に、ギブソンのギター使ってた頃のクラプトンがいーなー。

Let It Bleed/The Rolling Stones
アコギのカッティングの音がなんとも心地よい一枚。スネアの音とかとっても、このアルバムの音作りは素晴しくよろしいですね。個人的に非常に好みな音です。ちょいとオーバープロデュースなゴスペル・コーラスとか入っちゃってる曲もありますけど、曲も好きですねぇ。

Wish You Were Here/Pink Floyd
楽曲、ギターの音色と、ともかくもシミジミしたい時やら憂鬱な気分の時やらには絶好の一枚ですねぇ。まぁ、一般にはFloydで一枚というとDark Side Of The Moonなんでしょうが、表題曲とShine On Crazy Diamondがあるから個人的にはコッチ、という感じですかね。後者のイントロのギターソロは、まさにブルースというべき代物で、Floydは個人的にはプログレではないと思っとりますね。

Music From Big Pink/The Band
これも枯れた気分の時には最適な一枚ですねぇ。二枚目のセルフタイトルのアルバムとも迷うところですが、白人ボーカルの中では一番位に好きなリチャード・マニュエルの色が濃いこっちをとりあえずチョイスしてみたい気分ですね、本日は。音楽の空気感みたいな部分を、ものすごく感じさせてくれるアルバムで、全くもって心地よい、そんな一枚でしょう。

 

大友太郎 (玉音ちゃんradio 第2回「被災地にボランティアに行った」 担当)

1.バッハ「マタイ受難曲」
2.バッハ「ヨハネ受難曲」
3.ペルト「ヨハネ受難曲」
4.ショスタコビッチ「交響曲第5番」
5.ストラビンスキー「春の祭典」
6.ペルゴレージ「スタバートマーテル」
7.ブラームス「交響曲第4番」
8.ショパン「ノクターン」
9.ベートーベン「交響曲第9番」
10.バッハ「平均律クラビーア曲集」

bach※小中学生の時はチャイコフスキーやらドボルザークやらロマン派の交響曲みたいな分かりやすい情感たっぷりの曲が好きだったんだけど月日とともに、好きな曲もだんだん時代が下ってマーラー、ブルックナー、ストラビンスキー→ショスタコビッチと近現代の曲に行ったあと大学時代にはバッハやペルゴレージなどバロック時代にはまってました。

今は満遍なくそのときの気分で聴いています。受難曲など集中して聴くことは少なくなってきているかな。

  

鎌田浩宮 (売血無能編集長)

サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(ビートルズ)
イン・ザ・ジャングル・グルーヴ(ジェームス・ブラウン)
ヨーロッパのオーティス・レディング(オーティス・レディング)
スタンド!(スライ&ザ・ファミリー・ストーン)
ソングサイクル(ヴァン・ダイク・パークス)
ブリリアント・トゥリーズ(ディヴィッド・シルヴィアン)
ジプシーのとき オリジナルサウンドトラック(ゴラン・ブレゴヴィッチ)
ラム(ポール&リンダ・マッカートニー)
ベスト・オブ・マッドネス(マッドネス)
Music For A Darkened Theatre Vol.2 -Film And Television Music(ダニー・エルフマン)

song sycleラヴェルもレス・ポールもスリーサンズもビリー・ホリデイもサム・クックもシュープリームスもアレサもジミもマーヴィンもティミー・トーマスもアル・グリーンもビーチ・ボーイズもニール・ヤングもロバート・ワイアットもコステロもクラフトワークも入れていない僕はどうかしています。
ただの馬鹿野郎です。

ニーノ・ロータもモリコーネもバカラックも入れずに2枚の新しい映画音楽を入れたのは、寂しい現在の映画音楽界にて奮闘している2人に注目してほしいからなんです。

ビートルズを1枚だけ選ぶのも本来無茶なことです。

ましてビートルズ4人のソロも入れていたらそれだけでベストテンになっちゃうので、どうしても思い出がたっぷし詰まっている70年代のポールだけ入れました。
小学2年の頃夢中でかぶりついていたFENでは、よくポールのソロやウイングスがかかっていたんです。
そこで今回は、ジョージの「オール・シングス・マスト・パス」を泣く泣く落として。

新しい人もと思いレッチリを入れたかったんですが、マッドネスのメロディーの豊かさに負けました。

この世界に天使というものがいるのなら、それは60年代の頃のダイアナ・ロスのような美しい倍音の声をしてるんだと信じて疑いません。

 

倉田ケンジ (「深夜食堂」を褒めちぎる 担当)

Counterfeit e.p. / Martin L Gore

martin敬愛するDepeche Mode全ての楽曲を生み出すMartin L Goreの1989年のカバーアルバム。タイトルが「まがいもののe.p.」とふざけてはいるが、スパークス、ドゥルッティ・コラム、タキシード・ムーン、コムサット・エンジェルス等の曲を、ニューウェイブ、シンセポップ、オルタナティヴ、ダークなエレクロトニカと遊んできたMartinらしい電子音とブルース、賛美歌マインドを織り込んでカバーしている。どの曲も彼の味になっているだけでなく、セレクションの凄さとアレンジの大胆さと極端なシンプルさには今聴いても恐ろしさすら感じる。
以前無人島に持っていく1枚は?という質問でもこのアルバムを出した。「Counterfeit e.p.」を初めて聴いた1990年、私にとって様々なものとの出会いがあった。ギターサウンド、パンク、ロック、バンドブーム、青春の泥臭さを毛嫌いし、より崇高なもの、孤高と思えるものを探していた。苦悩、苦痛をあからさまに吐き出す事すら嫌っていた。身体中に己への欺瞞を溜めて生きていた時代。
そんなある種荒れていた時に出逢ったアルバム。
たった6曲の中に、生誕から入滅に至るまでの「救済」を感じた。
あの時代の私だからこそ、そこまで思い込めたのだと今では思う。

竹原トモヒロ (Cao no Café 担当)

The Specials
Stray Cats
Janet Kay
Ramons
Clash
Sex Pistols
Carol King
The Smith
The Cure

specials洋楽は高校、そして卒業後辺りのラインナップだね。基本ロカビリー系から、高校時代はDISCOでニューウェーブ系、ロンドン行ったら行ったでPANKも聴いたよね。季節や気分によって、ジャズ、レゲエ何でも聴くからなんともランキングしがたいとこです。しみったれた居酒屋いきゃあ、もちろん演歌がしみるしね!

 
 
鉄 (モンゴルの友達、日本で暮らす。担当)

1.Akon Bigbeng dj ARMINWANBUR
コメント 彼の声がすごくいいから好きです。

2.サマンデージャフラン
モンゴルの歌手です。アルバムはたくさん出ていますが、全部好きです。
鎌田さん、以上です。
どうぞよろしくお願いします。

2011.07.26