火をつけると飛んで行きます

作曲 鎌田浩宮
作詞 服部士郎 / 鎌田浩宮

授業中 君と僕は いつも悪ふざけ
授業中 君と僕は あの手この手で

楽しかった あの頃
ひでえ時代だ この頃
政治家の子供は
戦争に行かないで済む
あの娘が可哀想だよ

火をつけると飛んで行きます  大人になったのさ
火をつけると飛んで行きます  悪い大人ぶっ飛ばす

小学校 君と僕は 給食もりもり5杯もおかわり
素敵な先生だったのさ 自由と青空 教えてくれた

楽しかった あの頃
ひでえ時代だ この頃
社長は金が好きで
原発を売りさばく
子供が可哀想だよ

火をつけると飛んで行きます  大人料金で飛んで行く
火をつけると飛んで行きます  馬鹿な頭で知恵を絞るのさ

火をつけると飛んで行きます  悪化した事態を回避できます
火をつけると飛んで行きます  後藤さんの意志を引き継ぎます
火をつけると飛んで行きます  真夏の日差し僕に突き刺す
火をつけると飛んで行きます  青の時代の虹描き出す
原発を蹴散らします      辺野古に自由を愛と平和を
戦争法案を蹴散らします   安倍を倒せ 僕らに自由を

はいさい、3曲目です。
「闘う」というテーマを、1番具現化している曲です。
舞天にしては、えらくアッパーな曲です。

ライヴの時にも喋ったけれど、僕が中学生の時、管理教育に反対するために、生徒会役員に立候補したんです。
その時、いまこたちがブレーンになってくれて、そのうちの1人、服部士郎君が、選挙ポスターのキャッチコピーを考案してくれたんです。
それが、「火をつけると飛んで行きます」。
鎌田ってゆーヤツは、そーゆーヤツなんだ、とゆーことです。

君の回りには、火をつけてあげると、飛んで行くようなすごいヤツ、いるかい?
それは、貴重なヤツなんだぜ。
でも、君が火をつけてあげなきゃ駄目なんだ。
自分で自分に火をつけるのは、難しいんだぜ。
背中を、押してあげるんだ。
君の願いを、かなえてくれるよ。

この曲を完成させた頃は、まだ戦争法案が話題になる前で。
でも、ライヴ本番が近づくごとに、SEALDsが頑張り出して来て、こりゃあ絶対歌詞につけ加えなきゃいかん、となったわけです。
僕らに自由を。
本当に止める。

イントロ・間奏・アウトロは、ウイングスの「007 死ぬのは奴らだ」へのオマージュです。

「素敵な先生」は、「キャマダの、ジデン。」にも登場する、和田淨美先生と常田晌子先生です。
決して、大木美代子ではありません。
なんたって、校内中を回って給食の余りをかき集めて、5杯もおかわりをするなんてことを許してくれたの、和田先生と常田先生だけだもん。

 

 

この曲が収録されているDVD、CDをエプスタインズにて発売しています。
DVD http://epstein-s.net/archives/25970
CD  http://epstein-s.net/archives/25952


2015.10.09