番外編 『留置場で日記書いちゃいました ④』

さてさて、カッキテキなyoutubeの使い方をしていたこの番外編も、今回で最後です。

前回、A級戦犯を祀っている事の是非、敢えてすっ飛ばして書きましたが、最後に、ちょっこしその事を書いて、しまいとしましょ。

その是非については、僕がどう考えるかではなく、他者がどう感じるかを考えてみたいんです。

アメリカを含む当時の敵対国、占領されていた東・東南アジア諸国、どの国の人々にしてもかなり多くの人々は、ヒトラーやムッソリーニに相当する人物、ないしその部下や仲間を祀っている場所にしか感じないだろうなあ。これは厳然たる事実でしょ、ね。

あと、懸命に日本人に同化しようと皇民化運動に同化し、させられ、お国のために集団自決を強いられた沖縄の人々は、A級戦犯を祀るという事を、どう思うかを考えてみましょうか。

・・・、そうやって、自分がどう思うかと同じくらい、他者がどう思うかを慮れば、この話って、子供でも分かる事だと思いますよ。

え? まだ分かりません?

ならば、沖縄に行って、アメリカや東・東南アジアに行って、言いたい事を思う存分言ってくればいいでしょう。内地だけで言いたい事を言っているのは、内弁慶だってもんです。

来週からは、戦ゴジさんが帰ってきて、映画評、再開しますよ。番外編を応援してくれた人、だんだん!(最後もゲゲゲ風で!)

2010.10.03