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私の2018年映画ベストテン 大友麻子編
毎年恒例
キネ旬ベストテンと
エプスタベストテン。
第2回は
映画「止められるか、俺たちを」
プロデューサーの
大友麻子さんによる
2018年映画ベスト4
ですぞ。
1)「1987、ある闘いの真実」
上映後もいろんな感情が吹き上げ、涙が止まらず、映画館から出て、シネマートの向かいの富士そばの前で、しばらく泣いてました。
比較的若い監督さんで、80年代の街並みを完全に再現したセットで、とても丁寧にじっくりじっくり撮ったということを後で知り、韓国の映画というか文化的な深み、映画づくりへのパワーに改めて圧倒される。
2)「ドゥニヤ」
四方田犬彦さんに教えていただいて、水道橋のアテネ・フランセで拝見。
ジョスリーン・サアブさんというレバノンの女性アーティストによる劇映画。
少女の割礼文化という衝撃的な題材も扱っているのですが、地球の軸の上に立つ肉体という感覚が映画の中から溢れ出し、上総掘りで井戸を掘っていた時のような、狂おしいような心持ちに。
映画でこんな感覚を味わえるなんて・・と思った作品です。
(編集部注:ジョスリーン・サアブ監督は、この記事を掲載した数日前の2019年1月7日、長い闘病生活の末、70歳にて逝去しました。)
【アテネ・フランス文化センターHPによるあらすじ・解説】
カイロで詩を学ぶドゥニヤは、プロのダンサーを夢見ていた。ダンスの選考会で博識のバシール博士と出会ったことから、詩・ダンス・音楽における快楽の探求が始まるが、やがて彼女は、セクシュアリティが抑圧された封建的な社会と対峙することとなる。エジプトにおいて絶大な人気を誇る美人女優ハナーン・トルクと、著名な歌手でもあるムハンマド・ムニールが主演。エジプトにおける女子割礼を描いたことで、公開されるやいなや国内で大きな議論を巻き起こした。
3)「万引き家族」
期待が膨らみすぎていたので、その意味では、物語としては、
なるほどふむふむ、という感じではあったのですが、なにしろ、最後の取り調べのシーンが出色。
言葉が全然噛み合わない、同じ空間にいるのに巨大な見えない壁が立ちはだかっている感じ。
そして、さくらさんに惚れてしまうほどの存在感。
劇場を出てすぐ、あったかい麺がどうしても食べたくなり、渋谷センター街の富士そばに直行した。(アップリンクで見てた)
4)「孤狼の血」
「止め俺」でご一緒させていただいた白石和彌監督のパワフルな一作。
広島の呉を舞台にしたヤクザと警察のズブズブっぷりをエンタメパワーで描いてます。
番外編)「止められるか、俺たちを」
自分たちで作ったので、客観的には評価はできません。
ただ、折々に若松プロという空間に携わった人たちが集まって、でこぼこしながら生まれて来た作品で、この作品が残ったということには、もはや感謝の気持ちしかありません。
自分の中でも一つの区切りに。
映画の後、泣きたかったら、富士そばだぜ。
2019.01.10
Column&Essay
