小諸新聞2014年9月19日(金)より

映画「鎌田浩宮 福島・相馬に行く」
全国ロードショウ第3弾
長野県・小諸市での上映を受けて

地元紙・小諸新聞に
記事が掲載されました。

これが小諸新聞です。毎週金曜日発行、新聞紙ではなく上質紙の、全8面の新聞です。

1面トップ記事は「買い物時のマイバック持参率」です。

2面のトップに、掲載されていました。

みんなの広場

辛くならずに元気が出る

ドキュメンタリー映画あす上映

20日に小諸市で上映する震災をテーマにしたドキュメンタリー映画「鎌田浩宮福島・相馬に行く」を制作した鎌田浩宮監督(46)=東京都世田谷区=
私の27年来の友人杉本君が福島県相馬市に父親と住んでいます。その家を訪れ自然体を撮影した作品で、被災した人が見ても「辛くならずに元気が出る。」そんなドキュメンタリーになっています。
私が制作した映画には「がれき」がまったく出てきません。震災や原発事故を扱った映画は2百以上ありますが、どれも津波やがれきなどの描写があり、見ているとつらくなるものがほとんどです。
被災して苦しんでいる人だって、たまには楽しく酒を飲んだり陽気に歌ったりしたいはずです。
平成24年の8月から撮影を始め今年の4月に完成しました。結論を探りながら、2人の魅力を追いかけていく中で、ホームムービーにならないように編集に多くの時間を使いました。
既に沖縄と鹿児島で上映したほか、音楽家の坂本龍一さんにも見てもらい「この作品は、ぜひ観てほしい」とのコメントももらいました。意識が風化して来ている中、年内に公開することができて良かったと思っています。当日は出演した杉本さん親子が舞台あいさつにする予定です。
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20日(土)午後6時半から小諸市山浦の茶房読書の森で上映。入場千円。問い合わせは鎌田さん(電話090・5544・1181)。

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鎌田は取材に対し「観ていてほっとできるような、心が温かくなるような、寅さんのような映画にしたかった」とは言いましたが、元気が出るとは言いませんでした。
鎌田は「がんばろう東北」と同様、「元気」という言葉も好きではないので、その辺は訂正していただきたいですが、仕方ないですかね…。


2014.09.19