2012年2月27日(月) Rotten Apples

文・弥生

BGMがその映像のクオリティに大きく影響するように、
通勤時に聴く音楽もまた、「今日の自分のクオリティ」を作っている。

とは言え。

実は私は通勤時に音楽を聴くのは週に1度くらい。

わりと活字派なので電車では本を読んでいる事が多いのと、
英語の勉強テープ(テープ!)を聴くことも多いので。

そんな私が通勤時に“あえて”音楽を聴くときは・・・
思うに、「テンションが(特に)低い時」に集中している気がします。

通勤時は当然ながら、
「これから向かう先=仕事先(会社)」なわけであって、
まーいつだってそんなにテンション上がらんけどねw

よって、必然的に私のipodにはあまりヌルイ・・というかチルっぽい曲は
入っておらず、私の普段の音楽の趣味の中では「うっとーしいほうの曲」が
多い気がします。

毎度同じ曲ばかり聴いてるわけじゃないので1曲をあげるのはわりと
難しいんですが、他のシチュエーションではあまり聴かないのに、
通勤時になぜかよく聴いてる曲、といえば。

んー。

「スマパン(The Smashing Pumpkins)」、ですかね。

コンピの「Rotten Apples」を、ダラダラ流してることが多いです。

大好き、というわけではないんですが、
なぜかスマパンを聴くと、これから向かう先(=会社)にいる、

「自分が絶対間違ってると言わない上司」

とか

「思いつきでムチャ振りする上司」

とか

「とりあえず自分の興味のあることしかやらない上司」

とか。

そういうモノ(人)が、ほんの一瞬だけ どーでもよくなったり
するから不思議なんですよ。

・・・・・ナゼ? ビリーコーガンの破壊的な性格のなせる技?(笑)

ともあれ。

通勤というのは、私にとっては、
「これから別人格(=フォーマルVer.)の自分を出すためのアイドリング時間」
という側面が強いので、聴く曲もそれを手助けしてくれるモノがいいですな。

ジキルがハイドになるための「薬」

ってトコでしょうかw


2012.03.05