- 2012.12.05:第九十九夜:「コスモスなどやさしく吹けば死ねないよ」
- 2012.11.14:第九十八夜:「わたしの想うアレやソレ」
- 2012.10.31:第九十七夜:「いきものアルバム最終回 <イヌ>」
- 2012.10.24:第九十六夜:「百夜通い」
- 2012.10.18:第九十五夜:「二度と辿り着けない場所」
- 2012.10.11:第九十四夜:「わたしの理想」
- 2012.10.03:第九十三夜:「ワカゲノイタリ」
- 2012.09.26:第九十二夜:「私は巨大になりたい」
- 2012.09.19:第九十一夜:「近頃のあたしゃ・・・」
- 2012.08.15:第九十夜 :「あなたは知らない世界」
サブ・コンテンツ
- 2023.03.26:[Radio] walkin’ to the beat everlasting⑦
- 2023.03.04:[Radio] walkin’ to the beat everlasting⑥
- 2023.02.26:[Radio] walkin’ to the beat everlasting⑤
- 2023.02.25:[Radio] walkin’ to the beat everlasting④
- 2023.02.19:[Radio] walkin’ to the beat everlasting③
第五十五夜:「続・文学少女」
皆様、台風襲来の影響は大丈夫でしょうか?
各地の被害を見る度に体中が痛くなる想いが致します。
緩めず、でも焦らず、周囲と共に十分な対処をしていきましょうね。
と、今宵は様々な不安を断ち切る為にも、
なんだか一部で好評だったと噂の「文学少女」シリーズと参りましょう。
何故突然って?それは今日は元気に暇だからです!
ちなみに「文学少女」とは、いつも仕事が終わった深夜に一人
お酒を飲みながらネットでこそこそ集めている趣味画像を使い、
その画像を「小説の表紙」として、そこから「タイトル」や、
「裏表紙のあらすじ」などを妄想する、私の一人遊びです(笑)。
熟女疑惑から脱する為に少女を名乗りたいだけではないのです!
少年隊だっていい歳こいて未だに少年名乗ってるじゃない!
前回の文学少女 http://epstein-s.net/archives/3556
「キミニモデキルヨ」
23年に亘り沈黙を守り続けた男がいた。
全国の子供達にも、フガフガ言う獣にも愛されてきた彼。
彼の作品は全ての子供の心に大きな楽園を創った。
しかし最終回の刻は彼を無視して訪れた。そして上層部が
彼に突きつけたのは彼の「沈黙」を破る事だった。
苦悩の末、彼は掲げられ続けた言葉を控え室で飲み込んだ。
「ぼくに・・・できるのかな?」
そんな男の背をそっと抱き締め、涙と共に相棒は語り掛けるのだった。
「・・・フガ フガ フガ フガ・・・フ ガ ガ ~!!!」
身を削り、子供の為だけの唯一の玩具職人として駆け抜けた、
長身男のLast Jobを追う衝撃のドキュメンタリー。
「逃亡者の真実」
奇抜ないでたちで世界各地を飛び回り、
老若男女に対し「我を探したまえっ!」と挑発し続けた男がいた。
誰もが彼を知っていた。
しかしその誰もが彼の胸中を探ることはしなかった…。
捕縛された彼の口から出る衝撃の事実。
余命幾ばくも無い最愛の妹の為、特効薬を探して世界を巡り、
目立つ格好で立ち振る舞う事でスポンサーから金をもらい、
莫大に掛かる治療費に当てていたという。
参考人として聴取された日本の著名ホラー漫画家は語る。
「えっ? ボク関係ないよ?!」
世界は彼を探す事に固執し、再び彼を野に放つ。
自由の身となった彼は小さく呟くのだった。
「探される人生より、探す人生の方がいいよね、本当は」
実は命の輝きとか伝えていた、愛と感動の写文集。
なんだか今日は渋い男性の話ばかりになりました。
写真のセレクトのせいか、私の心境のせいか。
でもどんなことにも素敵な裏側があったらいいですよね。
なんてね。
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