- 2013.12.19:第118話 第5章「パパになる?」の巻
- 2013.06.29:第117話 第4章「ろんどんからの浅草、なう」の巻
- 2013.06.23:第116話 第4章「London Calling? そんなのあったよね?」の巻
- 2013.03.28:第115話 第4章「ノッティングヒルのカノジョ」の巻
- 2013.03.21:第114話 第4章「ロンドンの春はまだ遠い」の巻
- 2013.03.15:第113話 第4章イングリッシュブレックファーストの巻
- 2013.03.07:第112話 第4章「パインツとクリスプス、そしてプール」の巻
- 2013.02.28:第111話 第4章「さよならクリス、そしてこれから」の巻
- 2013.02.07:第110話 第4章「ロンドンの曇り空な朝」の巻
- 2013.01.31:第109話 第3章「カノジョの香りのする部屋」の巻
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第25話「キャバ嬢の結婚パーティーへ行くの巻 〜中編〜」
あっという間にパーティー当日
新婦はアゲハ、新郎はヒロシらしい…
らしいって?
だって招待状にも、どこにも名字がないんですもん!
しかもアゲハとヒロシって、そもそも本名じゃないでしょ!
ご両人曰く、アゲハはアゲハ、ヒロシはヒロシだそうで…
本名とかカンケーないとのこと
こんなときこそ“親の顔が見てみたい”といいたいところだが、
肝心の親も親族らしき姿すらない
これでいいのか?
別に、オッサンの考えってワケじゃないけど、あり得なさすぎ!
しかも、キャバ嬢仲間がアップにドレス姿で
結婚パーティーなのか、普段のお仕事なのかわからないし、
オトコ連中もシャツのボタン三つくらいあけ〜の
ネックレスし〜の、ゴツイ指輪し〜ので
確かに親がきたら違った意味で泣くだろうな…
いなくて正解なのかもしれない
そんでもって、肝心のパーティーなんだけど、
司会進行がイナイ!?
始まりという始まりもなく、だらだら人が集まり
だらだらと勝手に飲んでいる始末
15時スタートっていちおう招待状にあったものの
よっぱらったニイちゃんが
“じゃあここらで新郎新婦を祝ってかんぱいといきましょう〜”
と、奇声を発したのが16時過ぎ
ヒューヒューご両人!とか、
アゲハチョーカワイー!とか、
なんだか、安っぽい合コン会場だ
訳の分からない乾杯はしたものの、
その後はまた、まとまりのない合コンへと化す
ボクがどうにかこうにか考えてきたスピーチとやらはどうすんだろう?
結局、予定の2時間があっけなく過ぎた
〆の言葉は新婦アゲハ
“次!二次会だかんねー!カラオケ貸し切ってるから全員参加ね〜”
一同 “ウォー” って、変な盛り上り…
そして、カノジョがボクの肩を叩き「ハイ、いくよ次!」と叫ぶ
どうにかしてるこの人たち…
ボク以外、違和感を感じてる人間はいないのか?
いや、いて欲しい!
ああ、もう帰りたい…
お願いだから、帰らせて…
まだまだつづくこの宴
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