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神奈川にて上映での観客の声
2015年8月1日、
神奈川・真鶴町民センターで行われた
映画「鎌田浩宮 福島・相馬に行く」
ロードショウでの
集まったアンケートの
全てです。
観客動員はこれまでで1番少なく、
問題が風化してしまっている事も感じましたが、
上映後のトークショウでは
観客からの質問、ご意見、ご感想が
時間ぎりぎりまで途切れることなく、
中には涙ぐむ方までいらっしゃいました。
どうぞご覧下さい。
お客様が制作した福島がテーマのレリーフ。
見捨てられた動物や原子力のマークがちりばめられています。
たんたんとしてほっとして見れる。
(男性)
鎌田さんは放射線量も被曝も顧みず、どのような思いで鳥小屋を掃除したのですか?
その思いを考えると、涙が出ずにはおられません。
(女性)
私の親戚には原子力発電関係で働いている者がおり、以前事故を起こした時に集中的に非難され、マスコミからあらぬことをも書かれたりし、メディアの恐さを痛感しました。
その点この映画はメッセージ性が強くなく、その中にかすかな想いが見えてくる、面白い映画でした。
私の息子も定職らしい定職にもつかず、ミュージシャンでありますが、その息子と重ねながら見ていました。
ほんわかな時間、ありがとうございました。
(男性)
杉ちゃんのお父さんのように国に対しものを申さない人は、国にとってはどのような存在に映るのだろう?
(男性)
夏にチャコの散歩してる広い画のシーンが印象に残りました。
高1の時に部活の合宿で訪れた会津の風景を思い出しました。
素晴らしい自然が失われてしまったこと、冒頭の「FUKUSHIMAはOKINAWAだ。」がすごくジワジワと染み込みます。
沖縄に住んでみて感じていることが増幅されました。
子ども達と遊んでいる海の上を、オスプレイやその他ヘリ戦闘機がフツーにとんでいる。
こんなことが70年続いていること。
この先フクシマで続いていくこと。
危険性の意味合いは違うけれど。
辺野古にほど近いところに住む友人に聞いた話…基地問題を語ることのタブーもフクシマと重なるね。
まとめきれないや。
(男性)
私には仙台に住んでいる親せきがいます。
小学生の子供もいるが、もっと離れた所に引っ越しをしようとは考えていない。
それを否定も肯定もしませんが、私達家族は子供のために沖縄へ引っ越しました。
色んな考えや想いがある、それを考えるきっかけ作りのできる映画になるだろうと思いました。
(女性)
夫が福島生まれでした。
今は避難して福岡に住んでいます。
食べて福島を応援するか、被曝しないために食べないでいるか、いつも家族の中でテーマになっています。
子供もそのことを理解してくれていることが救いです。
(女性)
もっと広い範囲でみたかった。
ネコ、動物へのやさしい思いやりを感じました。
私も2年前に愛犬を亡くして今だひきずっています。
生きているものすべて愛だと…心…にある。
戦争も原発もいやだ。
これからの若者達の為に。
お酒とタバコをひかえめに…色々の作品を楽しみにしています。
(女性)
考えさせる問題を感じた。
原発の近い所に住んでいる人。
二度この様な問題をおこさないようにしたい。
(無記名)
【音楽について】
特になし。(無記名)
もう少し聞いてみたかった。(女性)
自然でした。(女性)
きれいだった。(男性)
静かで、おだやかな気分になるメロディでした。(男性)
フワリと、入ってきて映画のトーンとすうっとリズムを作ってると感じました。(男性)
シーンと音楽は合っていたと思います。出演者の心情が音楽に反映されていたように感じ、胸に染みる音楽でした。(女性)
東京から2時間かけて来た方や、
幼稚園に通うお子さんを連れて来た方、
沖縄から一時帰省して来た方もいました。
皆様、信じられないほどの猛暑の中、
ありがとうございました。
ロードショウは
続きます。