舞天のライヴCD、販売開始しました

文・鎌田浩宮 for Booten

以前報告した通り、
先日2013年2月23日に
我がバンド・舞天(ブーテン)、
311以降久しぶりに、
ライヴを行ないました。
仙台、相馬、長野、つくば…。
ありがたい、
って言葉じゃ薄っぺらいほど、
沢山の方が、来て下さいました。

冷静に振り返ると、
僕らの過去のライヴというものは
自分の満足度と
来て下さった方の満足度が
イコールではなかったものも
多かった気がします。

いや、その時は全力を出し切っているんです。
でも、数年経って振り返ると
満足な出来ではなかったり。

ただ、今回に関しては
自分で書くのもおかしいのではあるが!
とても多くの方に喜んでもらえました。

 

311 
で 
はがれた 
ピース 
を 
CD 
で 
うめなおす。

 

311以降、
僕らの世界は、
幸せとは言いにくいものに
なってしまいました。

双方そんな思いを抱えながらの
お客さんと僕らの演奏が
(「泣くな、はらちゃん」風に書くと「両思い」だ)
311以降の喪失感を、
ライヴというひと時の集まりで
少しでも吹き飛ばせたような
そんな感想をもらえたのが
何よりも嬉しかったんです。

(皆さんからのライヴの感想は、エプスタのこちらあちらそちらに掲載したです)

そこで、
今回来られなかった人の中で
「ちぃと聴いてみたいな」
「聴いてみてやってもいいかなくらいだけども」
「ライヴに行ったけど、もう1回聴いてみたいぞ」
という人がいたらと思い、
そのライヴを完全ノーカット版の、CDにしました。

「Booten 5th anniversary live」
1枚1000円(送料込)です。
高かったら、言って下され。
如何様にでも、致す!

そこで。
実際にライヴには来られなかった読者の方に
このCD、聴いてもらいました。
推薦文、もらえました。

率直に良かった!
政治メッセージのダイレクトな1、2曲目も思わず吹いちゃうような感じがいい感じだった。
あのならでは感!
それと、ハープ、ギターの音が音質的にハープに近くて、あの一つに混じりそうで一つの生木を縦に裂くようにまた二つに割れる感じは、宅録のエキスパート的なこだわりを感じて戦慄した。
そう言う音色的こだわりで言うと、あのシャウトがホーミーっぽくなる祝歌も、どっと駆け込むようなフレーズに、あの尋常じゃないシャウトの驚きどころのバランスも見事で、思わず感嘆。
沖縄の壊されそうな徒然感も、微妙にダイレクトなパンチにせず現地の空気間の良さに寄せて訴えるあたりが良かった。
音源、本当にありがとう。
今度は生で聴きに行きますよ!

(浦路地のレコードコレクターNさん より)

「エプスタインズ」での、独占販売。
下記URLから、ご購入してみないかい。

http://epstein-s.net/archives/11924
(こちらでは、買わなくっても、試聴できます。お気軽にお立ち寄りを)

それでは、どうぞよろしくお願いします。


2013.04.11