2003年2月18日(火) nothing better

文・弥生

いーやー。
今年も
夏がやってきましたねー！

…え？
まだ3月だって？

3月っつーのは、
音楽好きにとってはもう
「夏」
なのですよ。

3月と言えばフジの早割も完売するのであり、
ヘッドライナーの予想が過熱する時期でもあり。

今年はサマソニがいち早くヘッドライナーを発表。
MUSEとメタリカ、そしてなんとSONIC MANIAにSTONE ROSESを
アサインするというブチかまし。
さらにフジはNINとビョーク（久々！）。

一体いくら金があったらいいんだ！！という、フェス好きの
嘆きの声が早くも聞こえてきそうです。

そんな中、今回の「通勤の音楽」で取り上げるのはこちら↓

The Postal Service

前回ここでsimian mobile discoをご紹介したら
ごくごく一部の内向的でコアな友人達（笑）に高い評価を得たので、
まだまだうっすら肌寒い時期に似合う「インドア音楽」ってことで、
似たようなヤツを引き続き。

これまでほとんど活動してこなかったグループですが、
私はこの人達の「内向的な音」が好きでｗ、
わりと私のipodの登場回数は多いです。

フジやサマソニの前哨戦として予想屋達が注目する欧米のフェスのうち、
アメリカの「coachella2013」で活動再開が発表され
一気にHOTな人達になりました。
（ちなみにこのフェス、スカパラも出るんですってよ。日本人の音楽もグローバルになってますね～）

「賑やかなのにすんごい繊細な音楽だなー」

というのが彼等の音楽に
接した私の最初の印象でした。

バンド名は、離れて住んでいたメンバーの2人がDATをやりとりして
音楽を作っていたことに由来するらしいんですが、日本語で言えば

「ザ・郵便局」

なわけで。

そういうなんの主張もない一般名詞を
自分達のグループ名にしちゃうところも、なんともいい。

基本的には前回のシミアン同様、
自分をリラックスさせたい時に聴くことが多いような気がしますが、
シミアンよりはもうチョイ明るいというか陽の当たる感じがします。

「nothing better」なんて、別れがテーマなので悲しいのに、
なんだか「別れ」よりも「（別れた後の）自由」を連想しちゃうんだよねー。

「破壊なくして創造はあり得ない」　つーかｗ

ここが、USとUKの国民性の違いでしょうか？ｗｗ

今の流れだと、Postal Serviceが夏に来日の可能性もおおいにあるわけで…
ん～っ、あたしゃ嬉しい！

今年の夏も、私のお財布は、

「山」と「音楽」

で全滅しそうな勢いでございます。

嬉しい。嬉しい　けど…泣けるヨネ。


2013.03.08

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