要キャプション。

和む!ウイグルの音楽 pt.1 ئۇيغۇر مۇزىكىسىنى ئاڭلاڭ

構成・文/名無シー・鎌田浩宮

 

 

قالتىس
ئۇيغۇر مۇزىكىسى

 

 

ウェブサイトもしくはブログ
エプスタインズ創刊10周年
記念事業第3弾
和む!ウイグルの音楽
ئۇيغۇر مۇزىكىسىنى ئاڭلاڭ

 

 

ウイグルの音楽を、聴いてみようじゃありませんか。
音楽で、ウイグルを訪ねてみようじゃありませんか。
東京芸大や博物館、ウイグル料理屋さんに寄り道しながら。
その道の大家に、話を聞きに行ったりして。
きっと、楽しい旅になるでしょう。
時間は、たっぷしありますよ。
さあ、一緒に出航しましょうぞ。

 

 

 

1989年、東京。

 

鎌田浩宮
25年位前から、曲を作る際のサンプルネタとして、図書館からCDを借りていたんです。売切れや絶版で手に入らない貴重な音源を、しかもただで借りることができる。自慢めいてしまうが、いや数少なすぎる自慢の1つなのだが、細野晴臣さんや坂本龍一さんから受賞した曲も、図書館から借りた民族音楽のCDをサンプリングして作ったんです。

そこでもしや?と思い調べてみたら、図書館にあったんですねえ!ウイグルのCDが、倉庫に眠ってたんです。2枚もだど。それをお借りしまして。

 

キャラバンの調べ~ウイグルの器楽
1 ムシャーブラクムカーム
2 グンドゥパイ
3 カーデル・マルラン(マルラン公社幹部)
4 タシュワイ
5 ヤルー(恋人)
6 ダワンチェン(大板城)
7 ディハンラー・マディア(農民讃歌)
8 豊作
9 ウッシャーク・ムカーム 第一ダスタン
10 ラクダの鈴の音
11 カルワン(キャラバン)
12 ラーク・ムカーム テザ間奏曲

新疆ウイグル自治区歌舞団
新疆ウイグル自治区新玉区文工団(ホータン)

レワープ:ダウティ・アウティ
バラマン:バーキル・トゥルディ
アジェク:マハムティ・トルスン
ダップ:イミン・クルバン
1989年5月2日 キングレコード第1スタジオにて録音


.     なんと32年前、しかも日本録音!

 

 

 

オアシスの抒情~ウイグルの歌

1 タック・スーレイ(山水)
2 ヤルー・スイニン・ダルダン(恋人よ)(1)
3 ヤルー・スイニン・ダルダン(恋人よ)(2)
4 グリヤール
5 グレー・チスカン・ミニン・ヤレン(花を持つ恋人)
6 ティレック・ボスタン(生き生きとしたオアシス)
7 チャビアート・ムカームのチョンナグマン
8 白い泉
9 遥かなる道
10 トーガン・ジェル(ふるさと)
11 クォールケム・アルタイタウェ(美しきアルタイ山)

新疆ウイグル自治区歌舞団
新疆ウイグル自治区新玉区文工団(ホータン)

歌:パシャ・イシャ
レワープ:ダウティ・アウティ
アジェク:マハムティ・トルスン
ダップ:イミン・クルバン
歌・ドゥタール・タンブル:マハムティジャン・シャキル
歌・ドンブラー:ダリルハン
1989年5月2日 キングレコード第1スタジオにて録音


.    これも日本録音、2枚を1日録りって。

 

 

西域という場。

 

名無シー
ウィグルの歌というと、ニューエイジの喜多郎や、石坂浩二のナレーションを思い出します。ウィグルについての原体験は、ΝНΚ特集「シルクロード」でした。


僕は子供の頃もオカシイ奴だったので、NHKをほとんど見なかったんです。大河・朝ドラ・相撲から始まり、ひょっこりひょうたん島・人形劇の三国志・そしてシルクロード。とにかく見ない。両親が大河ドラマを見ていると、早く9時にならないかな、と思う。大好きな淀川長治の日曜洋画劇場なら、家族全員で楽しめる。


あの時代のΝНΚは、結構面白いコンテンツがありました。映像詩的な番組とかゴールデンタイムに打っていたりして。あれは何というタイトルだったか。少し後だと向田邦子もののドラマシリーズとか、夢千代日記とか、80年代末まではダウナーないい番組多かったですね。


鎌田家、とにかく教養のない一家だったんだわ!


シルクロードも、どことなくダウナーで、お祭り騒ぎの対局にあるトーンでした。現代の生活だけでなく西域の仏教遺跡をたくさん取材していたので、今はいない人々の跡のもの悲しさに満ちていました。

 

 

南はチベット、東はモンゴル、西はキルギス、カザフスタン。

 


西域、ウイグルのすぐ南ですよね!お隣さん。現在はチベット自治区。


広い意味ではウィグルも含みます。ウィグルの辺りは遺跡が多く、国立東京博物館の東洋館にもあの辺の石窟寺院の壁画の模写とか収蔵されていますね。


見せておくんなまし!


白描六道輪廻図という壁画で、原本はベルリン インド美術館に収蔵されているそうです。ウィグルのベゼクリク石窟第18窟の壁画で、日本だと平安末~鎌倉期のもののようです。

 

 

千年前は、仏教文化だった。

 


仏教美術というカテゴリーでしょうね。画題としては、どぶに落ちても根のあるやつはいつかははちすの花と咲くと言う訳で、それを輪廻の中でと言う気の長い話でしょうか。


寅さんサイコー。


寅さんも帝釈天で産湯に浸かるというわけで極道だけでなく仏道ですが、CDのイスラム感とは裏腹に、千年前のウィグルは仏教文化が花開いていたわけですね。お隣モンゴルが仏教世界なのと近いですね。後年、イスラム文化の波が押し寄せてきたわけです。


CD聴きたくて失禁しそう。失禁パンツ。聴きましょう。4曲目「taxway タシュワイ تاشۋاي」です。読者のみなさん、下のYouTubeでお聴き下さいね。

 

 

1曲目「Taxway タシュワイ تاشۋاي」。

 


「Taxwayタシュワイ」ですが、rewap ラワープという弦楽器を使ってるんですね。闇雲に調べてみると…羊の皮を張る場合もあるんですが、なんと蛇の皮を用いることも。蛇味線だ~!

CDの解説を読みますと「第四曲目のタシュワイは、南疆のカシュガル地区・クチャ地区で有名な民謡で、第五曲目のヤルー(恋人)とともに南疆ウイグル娘の美しさを歌う、若者の間で人気の高い曲である」ですって。


バンジョーなどもそうですが、胴の上面が太鼓になっている弦楽器は世界中に広まっていますがどこが起源でしょうね。弦を支えるコマが弦の振動を太鼓の皮に伝えて共鳴させる仕組みは、天面が木製のクラシックギターなど他の弦楽器と同じですね。

 

これがラワープ。

 

調べなきゃ。なぜ蛇か。

 


太鼓は皮の質量が多いほど低音少ないほど高音になりますから、薄い蛇皮を使うのは高音部の楽器でしょうね。ブラジルの手持ちの太鼓パンデイロをやる人で、低音を出したい人は皮の裏側にテープを襞にしてしてまで貼り付けて重低音が出るようにしたりする場合もあります。


名無シーさんも、パンデイロを演奏しますものね。


三味線蛇皮線は高音部の楽器なので、蛇や猫を使うんでしょうね。猫と言うと残酷な感じがしますが、音質最優先の普通の人からするとある種サイコパスなミュージシャン気質だと、牛皮豚皮と言う訳には行かなかったのでしょう。昔は太鼓屋さんの前を通ると小動物の皮がぴんと拡げられて乾かしてあるのを見たりすることがありました。


確かに宗教的な理由もあり、材料として使える動物は限られるでしょうね。


あ、共鳴と描きましたが共振ですかね。レゾナンスするかどうかは革の内側の胴の内部空間の問題ですね。

 


かっちょいい。実際には、こんな感じで弾いてるのだ。

 

竹山さんは、聴いていたのか。

 


この度のCDを、まずは我が家のステレオで聴いた後(今、ヘッドフォン・イヤホン以外で音楽を聴く人、少ないよなあ)、少し離れた台所で、めしを作りながら聴いてたんですね。そうすると、音は小さく、ぼやけた感じで聴こえてきます。正に、BGMのようなもんです。

そうするとですね、2曲目から5曲目…ラワープの曲はインドやアラブの音楽を想起させるんだけど、4曲目の「タシュワイ」だけは、津軽三味線のように聴こえてきたんです。

ある縛りがあったうえで、アドリブで弾く。バチで叩くようなペキペキとした音が聴こえる。これは他の曲も同じなんですが、使っているスケールが、津軽三味線に近いなと…。


津軽三味線についての興味としては、中国の三弦からどの位音階とかメロディーが離れていったかと言うところも興味があります。日本列島を旅する間の変遷です。バチで弾くのは正に奏法の変遷だったでしょう。出来れば初代竹山より前の音源も聴きたい。と言うのは、初代竹山は、中東音楽のレコードとか不通にたくさん持っていて、既に知識的に現代だったからです。


竹山さん、そうだったんですか!

 

 

野望。

 


小泉文夫の文献を読んでみたり、東京芸大へ取材に行ったり、そしてウイグル料理のお店の店員さんに訊いてみたり…ああ、夢が、妄想が広がる!


これはめちゃくちゃ面白そう!一年くらいかけてやれる企画という感じ。聴くにせよ歌うにせよ、折角音楽やっているのですから、音階やメロディー、グルーヴの変遷とか色々細かく調べてみたいですね。


ぜひ、日本にお住まいのウイグルの方や、海外の方にも見ていただきたいですね!ピース!

pt.2はこちらをクリック


2021.02.18

私の2020年ライヴベストテン 鎌田浩宮編

写真・文/鎌田浩宮

 

 

ライヴの開催が難しくなり、その徒花で発生したのが、配信ライヴ。スタッフ・出演者にとっても苦肉の策だと思うのですが、以前はチケット即完売だったものや、遠くて行けなかった地方開催のものを、配信ライヴという形で観られるようになりました。本当にありがたかったです。チケット代に寄付を上乗せして支払うことも、しばし。例年よりもかなり多くのライヴを観ることができました。

生音に勝るものはない、早くライヴハウスに行きたい…という話も分かるんですが、ビートルズからYMOを通過した僕としては、スタジオで緻密に作られた音も大好きです。スタジオテイクそのものが、音響芸術なのです。だからライヴを観ても、レコードやCDの方がよかったなあと思う事、多々あるんです。

音響の悪い会場も多く、ベースの音が聴こえにくかったり、歌詞を聞き取りにくかったり、音が回ってしまって残響音ばかりになってしまったりと、参ってしまうこともあります。最近はほとんどないけれど、音量が大きすぎるのも嫌。その点、配信ライヴは音そのものを堪能できました。

以下、紹介するライヴと映像は合致していないものもありますが、どうぞ!

 

スノードロップ
2020年9月26日
新宿文化センター大ホール

などと書きつつ、2020年は2つのライヴに足を運びました。1つは大貫妙子さん。忌野清志郎 ロックン・ロール・ショー 日比谷野外大音楽堂 Love&Peace 2019の当日券を求め並んでいた際、仲良くなった友達が誘ってくれました。

大きなハコですが、1席ずつ開けての公演です。収支は合うのか?しかし開催すれば、スタッフの方々は収入を得られる。ター坊は、そこまで考えたうえで開催したような。彼女の堂々とした立ち姿から、なんでライヴをやっちゃいけないの?という、怒りにも似た思いを垣間見たような。

 

 

鈴木慶一 ミュージシャン生活50周年記念ライヴ
2020年11月28日
Billboard Live TOKYO

もう1つは鈴木慶一さんの、ミュージシャン生活50周年記念ライヴ。50周年はオリンピックよりも貴重。観に行かないわけがない。実際は、テレビゲーム「MOTHER」のために作ったサウンドトラックを、リメイクしたライヴ。慶一さんはギターのみ、歌わず。

2021年はムーンライダーズ結成45周年ライヴや、はちみつぱい結成50周年ライヴも観たい!

 

 

Botanical House in the ROOM
2020年4月29日

京都・磔磔で行われるはずの「Botanical House Vol.7」が延期になり、出演アーティストが自宅などから発信したライヴ。鈴木慶一さんの「アメリカ」は傑作でした。ぜし、上に掲げたYouTubeをご覧あれ。愛鳥・シレンシオも素敵。ご自身の愛鳥に「静寂」「無音」と名づけるセンス、白眉です。今でも視聴可能です。

 

 

【空間現代『象』】
2020年5月9日

京都「外」にて配信、空間現代。1時間で1曲。空間現代を観に行くだけのために京都を訪れるのはなかなか難しかったので、本当にありがたいものでした。CDでしか聴いていなかったので、こんな風に演奏してたのか?本当にクリック使ってないんだ?多重録音じゃないんだ?といちいち驚く。

終わった後、無音のまま、空になったステージを映し続ける。窓から「外」が見える。時折オレンジ色のライト、車が通過する。無音。その無音は、僕のいる東京とつながっている。

しばらくその後数回続けて、彼らの配信ライヴを観ました。

 

 

OK presents One World Home party
2020年5月24日

民謡クルセイダーズ、テイ・トウワさん、水原希子さん佑果さん、細野さんが出るっちゅーたら、観ないわけがない。でも、細野さんったら、既出のPVを流しただけでして。でもでもいいの、いいのれす。安価なチケット代で奮発して頑張ってるんだもの。企画することに意味があります。

 

 

D.A.N. presents “Supernature”
2020年6月13日

D.A.N.のライヴは何度か行きまして、好きなんです。スティールパン担当・小林うてなさんのバンド、black boboiもいつか観たいと思ってたら、配信で一挙に観られる機会が。映像のカット割りやアングルも練られていて、素晴らしかったです。

 

 

仲井戸”CHABO”麗市 Online Acoustic LIVE 2020
[ソロアルバム1枚を全曲演るライブ Vol.1]
2020年7月26日

[ソロアルバム1枚を全曲演るライブ Vol.2]
2020年8月6日

[ソロアルバム1枚を全曲演るライブ Vol.3]
2020年8月19日

仲井戸”CHABO”麗市×新谷祥子 Duet2020[秋のハーモニー]
2020年9月16日

[ソロアルバム1枚を全曲演るライブ Vol.4]
2020年11月7日

[ソロアルバム1枚を全曲演るライブ Vol.5]
2020年11月21日

MY LIFE IS MY MESSAGE 2020 [Brother&Sister]
山口洋(HEATWAVE)×おおはた雄一×仲井戸”CHABO”麗市
2020年12月8日

7本も観たのか。仲井戸CHABO麗市。南青山マンダラでのチャボのライヴはいつも即ソールドアウトで、観に行けなかった。なので、本当に嬉しかった。

配信ライヴで多くの人が苦労するのって、曲と曲の合間だと思うんです。演奏で心が高ぶっていても、拍手はない。いつもなら出てくるお喋りが、流ちょうに出てこない。「本当ならここで歓声が上がるんだけど」などと余計なことを口走り、余計に空気が冷え込む。

チャボの合間のお喋りは、まるで深夜のラジオのようなんです。夜空の暗闇の中、電波に乗って、一人ひとりの聴き手の心に、声が届く。僕らを心躍らせ、笑わせ、励まし、慰め、曲へつないでいく。

世界中が辛い中で、何を伝えよう?チャボのお喋りが、どれだけ温かであったことか。チャボの詩が、どれだけともしびであったことか。

回を重ねるごとに手応えを感じたようで、「俺、配信、合ってるかも知れない」と言ってなかったかな。

ファースト・ソロアルバムから順に、全曲弾き語りをする内容も素晴らしい。DVD化希望です。10代の頃からRCサクセション、チャボのライヴへ通っていたけれど、その中で今回の配信ライヴは、5本の指に入るベストライヴでした。

1988年、チャボの最初のソロアルバム「THE 仲井戸麗市 BOOK」を購入した、バンド仲間の岩ちゃん。カセットテープに吹き込んで、僕にくれた。1曲目から最後まで、夢中になって何度も聴いた。すげえレコードだ。岩ちゃん、ありがとう。配信、観たかい?これまた、すげえんだ。チャボって、すげえな。岩ちゃん、チャボってサイコーだな。

 

 

NON OUCHI DE MIRU LIVE vol.3(#のんおうちで観るライブ)
2020年7月24日

NON OUCHI DE MIRU LIVE vol.6(#のんおうちで観るライブ)
-のんとも。M 1stアルバムリリース記念ライブ「ショーがはじまるョ!」
2020年12月23日

のんちゃんは、現時点の日本でサイコーのロックミュージシャンだと思っています。それを見事に支えているのが、大友良英さんとSachiko Mさんだと思っています。感じたことを、どこにも遠慮せず配慮せず、音楽に乗せる。できることはなんでもやっちゃえと、多くの配信ライヴを展開。これこそが、ロックだ。他のロックミュージシャンが、不甲斐なさすぎるんです。

 

 

スナック・ダラナ高円寺仮店舗
梅津和時sax,cl,etc. 長見順vo,g 多田葉子sax かわいしのぶb 岡地曙裕dr
+しりあがり寿、安斎肇
2020年9月18日

ここはライヴハウスじゃねえぞ!スナックだぞ!マスターもいるぞ!大好きな「スローバラード」もグダグダだぞ!楽しいぞ!

配信チケット購入の際に寄付もつけて支払ったところ、なんと「梅津和時賞」が当選し、賞品を贈っていただきました。感激です。ありがとうございました。

 

 

Ryuichi Sakamoto: Playing the Piano 12122020
2020年12月12日

教授の配信ピアノライヴ。2014年にがんを発症した際、回復されソロライヴが公演されたら、必ず行こうと思っていました。しかし、海外での公演はあったものの、国内ではイヴェント出演やゲスト出演のみだったと記憶しています。このような形にはなったけれど、ようやく堪能することができました。

最後の即興音楽、印象に残りました。


2021.02.18

2015年3月9日(月)Birds, Pt. I

文/名無シー・鎌田浩宮
構成/鎌田浩宮

 

外出を控えたい
時期なので
ほっとしたい
ものです。

そこでこの企画
「通勤の音楽」
が、復活です。

 

 

鎌田浩宮
お疲れ様です。この最中、通勤は本当に苦痛だと思います。そこで、お互いのストレスを軽減するために、弊誌エプスタインズの1コーナー「通勤の音楽」にてお書きいただくのはいかがでしょう?聴いていてほっとする音楽、心和む音楽、つらさを霧散できる音楽など…。

名無シー
この時期聴くと元気出る音楽何でしょうね。


僕が最近心和んだのは、この辺だったり…

 

 


この人、面白いですね。live at AB とか、めちゃくちゃ面白い!
や、聴くほど面白いですね。フュージョンと遊びと軽快な詩情、空に放たれたような歌心が、まさに自由!この人にあるのは自由ですね。

 

 


ライヴやっとるんですか、この人!観てますよ、今。すごい。同期してる。背中向けて、スクリーン見ながら。この人のCDを買った時、DVDも付属してまして。このスクリーンと同じ映像でした。彼にとって「自由」を表現する際、映像と音楽と自然音、これが3密…3密じゃなくて…


彼は何時くらいから話題になった人ですか?全く知らずにいましたが、いやこれはいいですねほんとに。


僕の情報源はとってもつたないんです。ラジコプレミアム385円に入って、全国各地のラジオを聴いてるだけ…ただ、この曲はNHK-FMの土曜朝、ゴンチチの番組で聴いたんです。1年前かしら?選曲を担当してるのは、湯浅学さんとか、フジカワ PAPA-Qさんとか…


ビッグ・サンは2015年なんですね。これを知らずに今までぼんやりしていたとは……


2015年でしたか!じゃあ、その頃に買ったのかな…痴呆初老には分かる術もなく…。ちなみに、何と新譜 “LUDI”(2020年)が出ました!これもいい!

 

 


もう、ずるい!


この人はリズム感がほんとにいいですね!そして映像素材の空気も活かしている。単なる音楽じゃない魅力。

Christophe Chassol(クリストフ・シャソル)は、1976年生まれ。南アメリカにほど近い、カリブ海にあるフランス領・マルティニークの生まれ。なので、2002年からはユーロを使っている。彼自身は4歳でパリ国立高等音楽・舞踊学校に入学、そしてバークレイへ。今のような音楽と映像を使った作品作りは、2011年以降。

 


2020.04.13