- 2016.11.22:長野県川上村・続報
- 2015.03.23:第17便「おカタいのにユルい宮城県庁」
- 2014.04.21:第16便「古き佳き仙台市役所」
- 2013.08.19:第15便「標高1135.3mの村のトイレ」
- 2013.06.24:第14便「長野県上田市役所」
- 2012.02.14:第13便「東京都庁のトイレの落書き」
- 2011.08.26:第11便「なでしこリーグの試合」前編
- 2011.08.19:第10便「東京駅の、トイレの、落書き。」後編
- 2011.08.12:第9便「東京駅の、トイレの、落書き。」前編
- 2011.08.05:第8便「柴又の、トイレの、落書き。」
サブ・コンテンツ
- 2023.03.26:[Radio] walkin’ to the beat everlasting⑦
- 2023.03.04:[Radio] walkin’ to the beat everlasting⑥
- 2023.02.26:[Radio] walkin’ to the beat everlasting⑤
- 2023.02.25:[Radio] walkin’ to the beat everlasting④
- 2023.02.19:[Radio] walkin’ to the beat everlasting③
第12便「なでしこリーグの試合」後編
文と写真 鎌田浩宮
さあ、開門!
グッズ売り場もあるけど、
写真を撮る間も惜しんで、客席へゴー!
お。
正面のど真ん中の3列目に座れた。
「このスタジアムはピッチと客席が近くていいね」
詳しいファンの声が楽しい。
さ。
いい席も取れたし、トイレへゴー!
様々なスポーツ、イヴェントに使われるここの落書き、いかに?
お。
トイレは昭和39年建築、じゃなく、新しい。
当然東京駅のように利用者は多くないので、
臭くない、取材し易い。
なでしこもバンドマンも僕も、これしきじゃめげない。
あった。
「バカとマスコミは使いよう
三流芸人そのまんま東ヨリ←サイテーのゲス」
芸人としては確かに三流に違いない人物だったが、
ううむ、何があったのか。
学会で言うところの、著者以外解読不能落書きに属する。
でも、競技場でまさか芸能ネタがあるとは思わなかった。
さて、席に戻って、
自宅でチンチンに冷やしておいた缶ビール、プシュ。
猛暑の中、スポンジのごとく。
両チーム、アップが始まった。
これだけで気迫が伝わるから、殊更ビールが効く。
特にアンクラスは、代表に1人も選手を送り込めていない。
スポンサーも増えていないんじゃないだろうか。
一挙手の必死さが、試合後まで続いた。
そしてグラウンド練習。
取材陣、少ないど!
そして向正面、客、ゼロ。
しかし、試合開始間近になって、こうよ!
やった!
僕も含めてにわかファンばかりだから
ぎりぎりになって来たんだろう。
5000人から7000人というところかな?
サポーターが応援合戦。
アンクラスは5人くらい、
ベレーザは10人くらいか?
ホームのベレーザサポーターが、
親切に応援の仕方を教えてくれるんだが、
会場が広すぎて、声が届かないんです…嬉しい悩み。
試合直前で気付いた。
旗は3つのみ。
国旗、国歌、なし。
いいねえいいねえ!
そしてキックオフ!
懸命に声援を送るおじさんファン、
ちょっと照れ臭い僕等にわかファン、
でも僕、頑張って応援したよ!
このなでしこブームをファンが後押ししないでどうする。
試合は5-0でベレーザの圧勝。
http://match.nadeshikoleague.jp/2011/nadeshiko/match_page/m13.html
残念ながら両チームにかなり力の差があるし
実はチーム内でも選手の差があるように見えました。
でも、ラフプレーがないのは気持ちいい。
そしてこれからロンドン五輪予選に向かう
岩清水・永里選手からの挨拶。
ベテランファンから「いわし!」の声が飛ぶ。
あったかいねえ。
両チームとも、お客さんに礼をした後、
きちんとサポーターの方に駆けより丁寧に挨拶。
きよらかだねえ。
そして試合で疲れてるだろうに
ベレーザ3選手によるサイン会と、
それとは別に、後援会に入っているファンとの交流会。
サインをする選手の方がむしろにこやかで、
ありがとうと声さえかけてくれます。
こっちがありがとう、なのにね。
これからどんなに人気が出ても
こんなあったかい場であるといいですね。
いい映画やライヴを観終わったみたいに
その場から去りたくないな、
そんな競技場からの落書きレポでした!