“Endless Transit” 第5便 「“ひとり”は“独り”か? ~ひとり旅のススメ」

だうも。ほぼ月イチ参加、弥生でございます。

そういえば昨日の朝の電車で、前にいた20代と思しき女性がメールを打っていて、別に見るともなく画面を見たところ、そこに書いてあったのは

『おはよー。
 今度のアキちゃんの誕生日、卵とかどうかな?』

・・・卵!? 誕生日に卵!? なんのっ!?!?

気になりすぎて、しばらく眠れそうにありません。。

——-

・・・なんて話はどうでもいいんですが。

さて、今回は「ひとり旅」の話をしようかと思います。

実は私のひとり旅デビューはわりと遅くて、20代半ば@タイでした。
周辺には世界中にフラリとひとり旅に出る友人も多く、本当は昔からひとり旅には
憧れていたんですが、・・・・要は勇気がなかったんでしょうな。

その後、20代半ばに、まーベタな話ですがオトコ関係で
何度か精神にダメージを喰らいまして(笑)、「コリャ、人生もっと
違った生き方をすべきなんでないかっ!?」と、ハタと思ったわけです。

その解として、私の中で選んだのが「ひとり旅」でした。

・・・・まー、なんというか、「現実逃避」「傷心旅行」だったんでしょうねー。
当時は認めたくなかったですけども。

でも結果として、その後フラっと出かけられるひとり旅の
面白さに魅せられ、国内外・遠近問わず、様々な場所にひとりで
出向くようになりました。

『ひとり旅ってさー、どこが楽しいの?』

・・・・うんうん。いますよね。こういう質問してくる人(笑)。

「ぜひその答えが知りたーい」という純粋な質問の仕方ではなく、
その質問の裏に“つーか、高い金払ってなんでわざわざ孤独になりに行くの?”
的なアイロニーに満ちた裏感情ありの質問。

いーんです。

旅に限らず、人生なんて十人十色なわけですから。
いくら「AKBって最高じゃね!?」って言われても、
私にはその魅力は1%たりとも分からないわけですし。

ただ、「ひとり旅」って、AKBの好き嫌いとは次元の違う、
「やってみたほうがイイ」魅力がいっぱい詰まってるんですよ。

だから、ただの「食わず嫌い」でひとり旅の経験をしていない人には、
近くても、1泊でもいいのでぜひとも一度試してみていただきたい!

・・・そんなわけで、わたくし弥生が、勝手に「ひとり旅親善大使」として
超個人的な視点で「ひとり旅のよいところベスト5」を考えてみました。

【第5位】スケジュールが自由!

ひとり旅の魅力はコレに尽きる気もしますけどね。
事前に考えていた計画を突然変えちゃう(ある街がエライ気に入って、
もう1泊滞在することにしたとか)なんて、ひとり旅だけに許された
特典なんだと思います。これを二人以上の旅行でやると・・・ねえ~。。

私はフィリピンで、コレをやったがために当時の彼氏と大喧嘩をして、
1ヶ月以上以上口をきかなかったことがあります。
今思えば、ただのワガママ女だったな と(苦笑)。

【第4位】出会い!

やっぱねー。人生はラブっすよ!ラヴ。

・・・と、言いたいところですが(笑)、それだけじゃなくて、
別に異性・同姓、国籍、老若男女問わず、
ひとり旅のほうが人と知り合う機会は圧倒的に多いです。友達と旅に行くと、
やっぱり友達とばっかり喋っちゃいますからね(それも楽しいけど)。
女性のひとり旅は出会い故のリスクもあるわけですが、
人生なんて「ハイリスク、ハイリターン」に決まってるんですのよっ!

【第3位】Mにはたまらない

ひとり旅って大抵「知らない場所」に行くので、
何から何まで初体験てこともたくさんあるわけですよ。
当然、失敗もたくさんするし、恥ずかしい事もいっぱいある。
私はM傾向があるので、失敗をして「まっ!こんな恥ずかしい私を見られちゃって!」
という気分になった時には、正直アドレナリンが放出しますね(笑)。

【第2位】その後の快感がたまらない

私は、1週間を通して家にいるという事がほとんどない人間なんですが、
実は、逆説的なようですが大変な「家好き」です。
時々ほぼ1日家に居られる日ができたりすると、
もう嬉しさのあまり、フニフニフニ♪と、
「林檎殺人事件」を踊っちゃうくらい、良い気分になります。

だから旅から帰ってくると、家に帰った瞬間に
鳥肌が立つくらいの開放感があったりします。
(まあ、その開放感が持続するかは別として)

ホラ、時々殿方でもいるでしょう? あえて「女断ち」して
“ソノ時”の快感を増幅させる人。アレですよ、アレ。あれとおんなじ。

別に旅で嫌な思いしてるわけでも我慢してるわけもないんですよ。
でもやっぱり、自分の匂いのする布団で寝るときの安心感て
特別なものがありますしね。
やっぱり人間て「コントラスト」が好きな生き物なんだなー とシミジミ思います。

【第1位】「ひとり notイコール 孤独」を知る

「ひとり旅」が、実は「独り旅」ではないという事は、
ひとり旅をしたことがない人には絶対に分かりません。

物理的なひとりって、孤独じゃないんですよ。
こればっかりは、言葉ではなかなか上手く説明できなんですけど。

逆に、「二人でいるのに孤独」なことほど辛い事はないでしょう?

「“孤独”の本当の意味を知ることができる」、
これが、ひとり旅の一番の収穫なのかもしれません。

・・・・まもなくGW、夏休みと大型ホリデーの季節がやってきますが、
そんなところまで待ツ必要はありません。さっそく今週末からでも、
Let’s traveling alone!

【Photo Collection】———————————————————–

昨夏、山歴4年で初めて富士山に登りました(写真は山頂の観測所)。

登った時一番に思ったのは、

「外から見ると超イケメンのクセに、付き合うと(登ると)凡庸なヤツだな~」

という事でした。

山女子(山ガールではない)の私にとって、富士サンってあんまり
魅力的なオトコじゃないんだよねー。

人気者が嫌い、斜に構えた男が好きなの。・・・・嗚呼、ダメンず人生。

vol5

2011.04.22