- 2016.11.22:長野県川上村・続報
- 2015.03.23:第17便「おカタいのにユルい宮城県庁」
- 2014.04.21:第16便「古き佳き仙台市役所」
- 2013.08.19:第15便「標高1135.3mの村のトイレ」
- 2013.06.24:第14便「長野県上田市役所」
- 2012.02.14:第13便「東京都庁のトイレの落書き」
- 2011.09.02:第12便「なでしこリーグの試合」後編
- 2011.08.26:第11便「なでしこリーグの試合」前編
- 2011.08.19:第10便「東京駅の、トイレの、落書き。」後編
- 2011.08.12:第9便「東京駅の、トイレの、落書き。」前編
サブ・コンテンツ
- 2023.03.26:[Radio] walkin’ to the beat everlasting⑦
- 2023.03.04:[Radio] walkin’ to the beat everlasting⑥
- 2023.02.26:[Radio] walkin’ to the beat everlasting⑤
- 2023.02.25:[Radio] walkin’ to the beat everlasting④
- 2023.02.19:[Radio] walkin’ to the beat everlasting③
スピンオフ企画「カメラ=万年筆② W山内」
この前、シングルマザーの親友から、彼女の2歳の娘との、しみじみと身に染みる、ミニシミするようなやり取りのお便りをもらったので、以下、転載します。
元気~?なみ(注:鎌田の愛猫)も元気?
昨日、嬉しいことがあったんで、ちょっとメールをば。
昨年末についについにDVDプレイヤーを購入(正確にはもらった)のですが、
しかし、ほとんどの時間を「耳をすませば」「トトロ」や
サンプルでDMに入ってた「しまじろう体験版」などの
再生に費やされ、ゆっくり見ることもできていなかった
トランキルオーヴァーのDVD(注:鎌田のバンドのライヴDVD。エプスタでも売ってます)でしたが・・・・なんと!
昨日の夕食後、実花子が棚から
「これは?」と引っ張り出して来たのを見ると
「トランキル・オーヴァー」のDVD。
「それ、かまちょ(注:鎌田のあだ名)のライブのだよ。かまちょが歌ってるの。
この前、ライブ行ったでしょう?かまちょ、覚えてる?」といったら
覚えてるのかいないのか
「かまちょ、見る、これ、見る」と主張。
映像と音楽が始まると「みて、かまちょだ、かまちょだよ!始まったよ!」
と大興奮。
「かまちょ、シャツ、かわいいね~」とか言ってたよ。
(注:鎌田はナマイキにもバリ島で買ったシャツを着ている)
音楽にあわせて、摩訶不思議な踊りを踊っている実花子を後ろから眺めつつ
実花子とかまちょのライブの映像を一緒に楽しめるようになったんだ~と
けっこう、感無量になったよ。
「音楽」(注:曲名)では、頭をぶんぶん振って、激しく踊っていた実花子ですが
ラストの沖縄のかんからさんしんの歌では、立ち止まり、
音に吸い寄せられるように立ち尽くしていたよ。
そして、改めて、あの歌は、本当に好きだなあ。
疲れ切った心と身体に降り注ぐ、暖かい日射し、
柔らかい波打ち際の光景がまぶたに浮かんでくるよ。
優しく哀しく暖かい歌に触れて、なんか、涙が出てきたよ。
それを静かに、実花子と二人で聴き入った、
とても豊かな夜の時間を過ごしました。
実花子が、頭じゃなく、五感で音楽のシャワーを浴びてる感じなのが
後ろ姿から伝わって来た。
やっとこさっとこ、たどり着いたDVD、
いいものを見せてもらったよ~ありがとう!
とゆー、ご報告なんでした!
では、またね!
僕は決して自慢をしたくてこのメールを載せたわけじゃないんです。
僕らは仲間と切磋琢磨して、10代の頃から、鼻ったれのコゾウの頃から、音楽やら映画やら、そして今やこのエプスタやらを創ってきたんだけど、
遂にその仲間の子供たちが、僕らの創ったものを楽しむようになったんだなあ、
ようやくそんな年齢になったんだ、
年を取るのも悪くないもんだ、
と生まれて初めて味わう感動にふけったんです。
きっとその場にいたら、僕も涙ぐんだであろうくらいに。
実花子は大きくなったら、僕の創ったものだけじゃなく、お母さんが創った、ちぃと難しい映画も観るようになるだろう。
お母さんの映画や僕の音楽を、色んな思いで味わうんだろう。
そしてあと18年もすれば、一緒に酒を酌み交わしながら、お互いの作品を語り合ったりできるのだ。
素晴らしいことだぜ。
既に僕のもう1人の親友(42歳)は、既に今年高校3年生になる息子と、僕のライヴに来てくれたりしている。
あの曲がよかったよ、なんて話し合ったりするらしい。
あと数年だ。
あとほんの数年ぽっちで、酒を酌み交わし、作品を語り合えるんだぜ。
年をとって、よかった。
ここまで生き延びて来れて、よかった。
さてさて、長ぁ~いマクラが終わって。
どんだけ楽しいのか試してみるべか、と始めてみたツイッター。
未だにつぶやくことの楽しさを見出せず、エプスタの告知くらいしかつぶやいていないんですが、エプスタを面白がってくれているのか、全く面識のない人からフォローしてもらったりしてます。
おーこれがツイッターの醍醐味なんね、未知のコミュニケーションツール。
で、僕をフォローしている人、さすが!楽しい人が多くて。
色んな人、います。
そーいった人って、OMOROな写真を撮ってきたり集めたりする能力、長けているようで。
とゆーことで、今回はツイッターのフォローで知り合った、S.Fujita (@Hon_Kong)さんが提供してくれた写真で、いってみるでよお(ご提供、ありがとうございました!)。
これ、近頃ありがちの、CGだとか偽造写真だと思ったんだが、調べてみると、本当なんである。
http://www.h4.dion.ne.jp/~yama-aki/
こちらが世田谷区の山内あきらさん。
こちらはヤマノウチさん、なのね。
http://www.a-yamauchi.com/
こちらが品川区の山内あきらさん。
お。
こっちはヤマウチさん、だ。
このポスター、どう子供のような素直さを持って考えても、自民党のウケ狙いだと思うんです。
W山内よ、ふざけて、いいぜ。
どうせこのクニの政治なんて、行き詰まりまくっちまって、誰が手ぇつけたって、どうにかなるほど簡単なもんじゃないんだ。
せめてクスッと笑わせてその場をしのぐくらい、いいじゃないか。
でもね。
自分の子供に恥ずかしくないことをしていこうぜ。
このクニの人々のために、恥ずかしくないことをしていっておくれ。
少しでもいい世の中になるよう、務めておくれ。
子供は僕らのやることなすこと、なんだって楽しみにしてくれているんだから・・・。
<< スピンオフ企画「カメラ=万年筆① すいかサイダー」 スピンオフ企画「カメラ=万年筆③ 路上ライブをする事案」 >>
Column&Essay
