弐千拾弐年、新年乃御挨拶以候

standbyme-1

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スタンド・バイ・ミー


大みそかの 夜が やってきた
あたりは 真っ暗さ
お月様しか 見えやしない

でもね 怖くないんだ
ちっとも 怖くないのさ
君が そばに
そばに いてくれさえすれば

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皆の上にある空が 転げ落ちて来て
山まで 砕けちまって
海の中に 流れ落ちちまった

でもね 泣かないんだ
一粒さえ 涙見せない
君が そばに
そばに いてくれさえすれば

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放射能が ずっと降り続けて
食い物も 飲み物も 空気さえやばくなって
政治家は 命より カネが大事で

でもね 恐れてばかりでもないんだ
少しずつ 良くなるのさ
君が そばに
そばに いてくれさえすれば

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君の不在が どうしようもなくて
悲しくて 写真の前で 泣きそうになるんだ
でも 君は 空から 見守ってくれているよね

だから 泣かない
一粒だって 涙見せない
君が そばに
そばに いるはずだから

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お正月の 夜が やってきた
子供たちも 猫たちも 放射能が怖くって
お月様しか 見えやしない

でもね 恐れてばかりでもないのさ
少しずつ 良くなるよ
君が そばに
そばに いてくれさえすれば

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君は お星さまになったんだよ
子供たちには そう話すのさ
でも 少しずつ 良くなるよ
本当は そばにいるんだもんね?

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だから 最愛の君よ
いつも そばにいてね
ずっと そばに
いつも そばに

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もめごとばかりの世界でも
いつも そばにいてね
ずっと そばに
たとえ君が 見えなくとも・・・

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訳詞;エプスタインズ非代表取締役社長 鎌田浩宮


2012.01.01