長野県小諸にて「男はつらいよ」第11作フィルム上映迫る

一部写真/文・鎌田浩宮

ほら、逢っている時は
何とも思わねえけど
別れた後で
妙に思い出すひとがいますね
…そういう女でしたよ
あれは

先日、TOKIOは東銀座・松竹本社へ、打合せに行ってきたど。
ムズカシい話を、いっぱいしてきたよ。
社会人としてね、渥美清こもろ寅さん会館復活に向けて、ね。
松竹としても、2019年の「男はつらいよ」公開50周年記念イヴェントに向けて、盛り上げていきたいとのこと。

小津作品のポスター溢れる松竹本社の控室にて
万感の思いに浸る、ココトラ・シュノージン。

 

リリー、
リリー、
リリー、
とわの、
リリー。

 

さあ、遂に今回は、リリーこと浅丘ルリ子さんのご登場だ。
1973年8月4日に公開されたこの作品「男はつらいよ 寅次郎忘れな草」
観客動員数:239万5千人(歴代 2位)っていうんだから、すごいもんだ。
全48作(プラス1作)の中での、第2位だもんね。

当時は「あしたのジョー」が完結。
ベトナム和平協定。
パルコ渋谷店オープン。
ちなみにこの時、浅丘さんは33歳。
渥美さんは、45歳。
倍賞千恵子さんは、32歳。

浅丘さんのデビューは、1955年(15歳)。
小林旭との「ギターを持った渡り鳥」が、1959年(19歳)。
石原裕次郎との「銀座の恋の物語」が、1962年(21歳)。
同じく裕次郎との「夜霧よ今夜も有難う」が、1967年(26歳)。
正に、多い時には1年に10本以上の作品に出ていました。
70年代からは、テレビドラマの出演も増えていきます。
そして1971年(31歳)で、石坂浩二さんと結婚。
そんな頃に、山田洋次監督と出会うわけですね。

こちらの寅さんファンサイトから抜粋します。

山田監督は当時、朝間義隆さんの提案で気軽に、受身的に浅丘さんに会ったらしい。山田監督が彼女と話をしているうちにだんだんこの女優さんを使って、もっといい企画の物語が作れる、と思い、その時のアイデアをいったん白紙に戻して、彼女から出てくるイメージを暖め、遂にリリーという魅力的なキャラクターを産みだした。ということだ。山田監督が渥美さんという人に会っているうちに寅さんという人間像やその周りの人間関係までイメージが湧き出てきたように、浅丘ルリ子さんという女優さんは山田監督をして、リリーという魅力的なキャラクターをイメージに浮かべさせたのだろう。それほどにも凄い役者さんである。ちなみに『リリー松岡』というネーミングは初期の作品「いいかげん馬鹿」の歌手「サリー松丘」の発展バージョンであろう。

そうなのだ。
こうやって、徐々にリリーというキャラクターは生まれたのだ。
娯楽の中心が、映画からテレビへと移っていく過渡期。
浅丘さんご自身も、それまでのアイドル路線から、本格的な俳優として路線を変更していく時期。
「男はつらいよ」も、遂に10作を越えてしまい、山田監督も血の汗を垂らしながら、アイデアを練っていた頃。

 

浅丘さんのデビュー作「緑はるかに」より。

詳しくは、この上映会にも度々力を貸して下さる娯楽映画研究家・佐藤利明さんのコラム「みんなの寅さん ACT11 寅とリリー、二人の渡り鳥」を読んでみてちょうだいな。

さてさて。
上映前のお楽しみコーナー(昼2時半開演)、今回はみすず幼稚園の園児が、
ひな祭りにちなんで歌と踊りで盛り上げてくれるそうだ。
もうね、僕らはただ上映会を催しているんじゃあないのよ。
村おこし、町おこしなわけよ。
その辺を、小諸市も理解してほしいねえ。

 

生中継
フロム
小諸。

 

当日お越しになれない方へ朗報!
上映前のお楽しみコーナーと、上映後のトークショウを、Ustreamで生配信します。
午後2時半くらいになったら、こちらをクリックするか、下の画面にてご視聴下さいね。

Broadcast live streaming video on Ustream

 

遂に、
東京⇔小諸
バスが
走る。

 

そして遂に4月の上映会からは、
夢だけでつくった 世界一小さなバス会社・銀河鉄道株式会社による、
東京(東村山・新宿)と小諸を結ぶ、日帰り往復ツアーバス
「長野県小諸『寅さん全作フィルムで観よう会』に行くバスツアー」
が運行されます。
運転をされるこの会社の社長さんは、バスと寅さんが大好きでたまらない。
なので、渥美さんが愛した小諸・古城軒での美味しいお蕎麦の昼食付で、
往復5800円(別途900円で上映も観られます)という、採算度外視の破格の価格が実現しました。
運行は、この毎月第2土曜の「寅さん全作フィルムで観よう会」のある日だけ。
しかも、走るバスがすごい。
シリーズ第25作「寅次郎ハイビスカスの花」(1980年公開)のラストシーンに登場するバスなのだ!
乗っているだけでも、懐かしき乗り心地。
バスには車掌さんが同乗し、いろんな話が飛び出すかも。
現時点では、東村山を朝8時15分に出発、新宿を午前10時15分頃に経由、お昼に小諸着、お蕎麦を食べ、映画を観て、夕方5時30分に小諸発、夜のちょうどいい時間帯に新宿・東村山着という経路を考えています。
ご予約・お問合せは、銀河鉄道株式会社・予約センター☎042-398-0088まで。
詳細は、後日発表!

これがそのバス。日野RC-701P。

【あらすじ】

初夏の北海道網走に出向いていた寅次郎は、そこでドサ回りの三流歌手リリー松岡(松岡清子)と出会う。何かにつけて悪態をつく男勝りのリリーに寅次郎も最初のうちは手を焼いた。が、やがてそれが虚勢だと気づいた寅次郎は、自分の身の上とリリーの育った環境が良く似ていることから同情心を抱く。リリーも心に傷を負った寅次郎の話を聞くうちに、寅次郎を兄のように慕うようになった。しかし、寅次郎の同情心はやがて抑えがたいほどの恋心へと変化していくのであった。

 

寅さん全作フィルムで観よう会

やすらぎ会館 にて
(渥美清こもろ寅さん会館地下1階)
長野県小諸市古城1-4-26
しなの鉄道小諸駅より徒歩5分

2015年3月14日(土)

開場 午後2時30分
開映 午後3時00分

大人 1000円
学生 500円
中学生以下は無料です

前売券取扱中!
大人900円 学生400円 限定50枚
【取扱窓口】清水薫 090-3206-3530までどうぞ!

主催:コモロ寅さんプロジェクト『いつもココロに寅さんを♪』
(通称:ココトラ)

後援:小諸市 小諸市教育委員会 小諸市観光協会 小諸商工会議所
小諸新聞 コミュニティテレビこもろ 東信ジャーナル 信濃毎日新聞社

協力:松竹 小諸フィルムコミッション 山川視覚教材社
お問い合わせ:090-2953-2172(代表者・一井)

☆特典☆
その1.

毎回1個ずつ、寅さんにちなんだココトラオリジナルのスタンプ押印。絵柄は来てのお楽しみ♪12個集めると、これまた素敵な景品プレゼント!きっとワクワクしちゃいますよ♪(≧∇≦)

その2.
基本的に飲食物持ち込み自由!ぜひお好きな飲み物、食べ物片手に、楽しくご鑑賞ください♪ただし、ゴミは各自お持ち帰りください。

その3.
寅さんには、恋愛、家族、教育、生き方、ファッション…などなど、実に様々な切り口がありまして、毎上映後の約30分間、みなさまとの座談会を開きます。時にはサプライズゲスト登場もあるかも…♪ここでしか聴けない裏話も飛び出しそうです♪^_−☆

2015年2月現在、この上映会に際して、
ココトラへご協賛下さった皆様の一覧です。
誠にありがとうございます!(敬称略)

▽小諸
・小諸病院 20口
・アサマ2000パークスキー場 5口
・きものおぎはら 5口
・草笛本店 5口
・コピーヌクラブ 5口
・佐久小諸観光(株) 5口
・ゆもと呉服店 5口
・(株)セイケンハウス 5口
・アゲハ屋靴店
・旭屋クリーニング
・芦田川印舗
・一ぜんめし揚羽屋
・遠州家
・おしろや
・音羽
・おみやげとりんごのさかい
・亀や
・川上土地家屋調査事務所
・喫茶食事しおり
・きものおもてなし処
・きもの工房やまざき
・京屋クリーニング
・コインランドリーおひさま
・小林歯科医院
・小林薬局
・小諸いも平
・佐藤青果店
・幸せの黄金鯛焼き
・塩川塗料店
・車留夢
・セーブオン小諸インター店
・セブンイレブン御影店
・そば蔵丁子庵
・蕎麦倶楽部井泉庵
・そば七
・そば・パスタ HARADA
・たかこの布あそび
・だんとコーヒー
・つぼ八小諸店
・釣具のもとや
・天麩羅割烹 懐
・中澤食糧
・bar For you
・富士屋醸造
・ベル・コーヒー
・北信米油ニュー小諸SS
・ポム美容室
・万年堂
・もとや釣具店
・山城館
・ラピス
・渡辺歯科医院

▽東御
・ヘアサロンきむら 5口
・石の高昇
・スナックYOU
・永井精穀(株)
・長野セルトップ
・とんちき麺
・とんちゃん家

▽上田
・なごみの会

【個人】
・相原由美子
・市村道喜
・井出正雄
・岩井千賀子
・大井洋子
・荻原裕子
・小俣哲夫
・小山良生
・北川治
・榊原菜穂子
・坂口由紀子
・笹平民雄
・鈴木聡
・名小路雄
・細萱千秋
・本間邦仁
・眞木美津恵
・松井元司
・松本理加
・宮下繁都
・横尾修弘

・匿名希望 25口

☆ココトラでは、引き続き広くご協賛を募っております。
個人・法人・団体様問わず1口1,000円〜。
ご芳名は、当日のしおり、会場、本ページで披露させて頂きます。
(匿名希望可)ご協力、宜しくお願い致します。
【ご連絡先】090-2953-2172(代表・一井)


2015.02.26