長野県小諸にて「男はつらいよ」21作上映迫る

大輪の
花火にも似た
あの女性…
大きな瞳に
光る涙が
私には
真珠のように
思えましてね…

 

冒頭、
初の
特撮
シーンが。

 

今回の上映は、「男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく」。
1978年8月5日公開。
同時上映は勝野洋主演「俺は田舎のプレスリー」。

頭の寅さんの夢から、笑えます。
この時期公開された「未知との遭遇」のパロディー。
宇宙人役は、なんと源ちゃん。
源ちゃん、ピンク・レディーの「UFO」を帝釈天内で歌うカット、あり。
時代だなあ。

 

初の、
歌って
踊り
笑って
涙する
マドンナ。

 

今回のマドンナは、木の実ナナさん。
ドラマに映画に歌に活躍してるけれど、彼女は16歳でデビュー以来、しばしヒット曲に恵まれず、本場のショー・ビジネスを学ぼうと渡米。
帰国してから、踊って歌える舞台俳優として売れっ子になるんだねえ。
越路吹雪さんや細川敏之さんと共演、ヒット舞台に恵まれる。
だから、この作品は、木の実さんを想定した当て書きだったんじゃないかなあ。
情熱的。
野性味。
そして、素直さ。

今回のストーリーは、木の実さん演ずる踊り子が、踊りを辞め惚れた男と結婚をし主婦として生きるか、結婚を諦め生きがいの踊り子として生きるかという、2つの夢に揺れる話。
正に、1970年代の女性のテーマだった。
現代でも、まだまだこうした悩みを持つ女性は多いけれど、実は、寅さんを始め男性の悩みでもあるんだよねえ。
夢を追うか?
所帯を持ち、堅実に生きるか?

だからこの作品を観る際は、単に女性特有の問題と捉えずに、人間それぞれに与えられたテーマだと思って観てほしいんです。
愛する人のためなら、夢を捨てられるか?
夢のためなら、愛を捨てられるか?

そしてファンなら知っている事だけれど、木の実さんが演ずる松竹歌劇団の踊り子というのは、元々は倍賞千恵子さんが俳優になる前の職業だったんだよねえ。
当時、倍賞さんは映画の出演が嫌で嫌で、歌劇団に戻りたいと泣いていたそうです。
だから…倍賞さんが躍るシーンなんかもあったらなあ…と思うのはファンのわがままですが。

1977年に傑作「幸福の黄色いハンカチ」へ出演、翌年のこの作品にも登場するは、武田鉄矢
ちなみに、あの「3年B組金八先生」は、翌1979年から放映されました。
それにつけても鉄矢の顔の細長い事。
ロン毛の馬だ、こりゃあ。
でも、高倉健さんの相手役として、しっかり頑張ってたもんなあ。
ちなみに、我らがココトラ代表・一井正樹は、鉄矢の大ファンだそうだ。

木の実さんは、32歳。
武田鉄矢さん、29歳。
倍賞さんは、37歳。
渥美さんは、50歳。
3代目おいちゃん、下條さんは63歳。
おばちゃん、三崎さんは57歳。
前田吟さんは、34歳。
太宰久雄さんは、55歳。

 

プレイガイド、
あります。

 

さてさて。
以下の場所にて、前売券を購入できます。
大人1000円→900円、学生500円→400円と、100円お得ですから、ぜしお買い求め下さいね。

おみやげのみやさか 小諸市相生町1-3-1
甘味処みつばち 小諸市相生町2-1-10
幸せの黄金の鯛焼き小諸店 小諸市与良町3-8-2
そば七 小諸市本町3-1-2
だんとコーヒー 小諸市加増(大字)719-4
布引温泉こもろ 小諸市大久保620-3
大和屋紙店 小諸市本町3-1-4

【あらすじ】

旅先の田の原温泉で自動車整備工の失恋青年の留吉(武田鉄矢)と意気投合する寅次郎だったが、宿賃を貸してくれないかと速達を送ってさくらが迎えに行くことになったのだ。旅先から帰り、店を手伝いながらとらやで骨休めをしていた寅次郎。そんなある日、店を訪ねてきた美しい女性の姿にハッとする。彼女はさくらの学友で松竹歌劇団(SKD)の花形スター紅奈々子(木の実ナナ)だった。実は寅次郎が旅の間、博の工場の慰安行事で浅草の劇場で東京踊りの公演を見に行っていた。実は、恒例の慰安旅行だったのだが、金づまりで中止になっていた。そんな寅次郎は地味で所帯じみた妹とは対照的な奈々子にすっかり魅了されて後をついて浅草に行ってしまう。

寅次郎が奈々子に夢中になっているさなか、さくらは江戸川で留吉と再会する。寅次郎はレビューを観に行こうとするが、留吉が「農村の将来を考えるシンポジウム」の熊本代表で参加するために上京し、そこで寅次郎と一緒にレビューを観に行くことになる。そんな留吉もレビューに病みつきになっていった。熊本に帰ってこないそんな留吉を心配していた母は手紙をよこしたが、留吉は食堂の出前のアルバイトをし、踊り子たちに夢中になっていた。

 

寅さん全作フィルムで観よう会

やすらぎ会館 にて
(渥美清こもろ寅さん会館地下1階)
長野県小諸市古城1-4-26
しなの鉄道小諸駅より徒歩5分

2016年2月13日(土)

開場 午後2時30分
開映 午後3時00分

大人 1000円
学生 500円
中学生以下は無料です

前売券取扱中!
大人900円 学生400円 限定50枚
【取扱窓口】渡辺 090-4180-6214までどうぞ!

主催:コモロ寅さんプロジェクト『いつもココロに寅さんを♪』
(通称:ココトラ)

後援:小諸市 小諸市教育委員会 小諸市観光協会 小諸商工会議所
小諸新聞 コミュニティテレビこもろ 東信ジャーナル 信濃毎日新聞社

協力:松竹 小諸フィルムコミッション 山川視覚教材社
お問い合わせ:090-2953-2172(代表者・一井)

☆特典☆
その1.

毎回1個ずつ、寅さんにちなんだココトラオリジナルのスタンプ押印。絵柄は来てのお楽しみ♪12個集めると、これまた素敵な景品プレゼント!きっとワクワクしちゃいますよ♪(≧∇≦)

その2.
基本的に飲食物持ち込み自由!ぜひお好きな飲み物、食べ物片手に、楽しくご鑑賞ください♪ただし、ゴミは各自お持ち帰りください。

2015年6月現在、この上映会に際して、
ココトラへご協賛下さった皆様の一覧です。
誠にありがとうございます!(敬称略)

▽小諸
・小諸病院 20口
・火付盗賊グループ 20口
・アサマ2000パークスキー場 5口
・きものおぎはら 10口
・鈴木医院 10口
・(株)セイケンハウス 10口
・㈱大栄商事 10口
・ラピス 10口
・京屋クリーニング 8口
・アサマ2000パークスキー場 5口
・川上土地家屋調査事務所 5口
・きものおもてなし処 5口
・草笛本店 5口
鯉の店小諸魚甲 5口
・コピーヌクラブ 5口
・佐久小諸観光(株) 5口
・Space 桜舞 5口
・たかこの布あそび 5口
・ゆもと呉服店 5口

・アゲハ屋靴店
・旭屋クリーニング
・芦田川印舗
・一ぜんめし揚羽屋
・いも平
・遠州家
・おしろや
・日本料理 音羽
・おみやげとりんごのさかい
・おみやげのみやさか
・亀や
・喫茶食事しおり
・きもの工房やまざき
・コインランドリーおひさま
・小林歯科医院
・小林薬局
・小諸いも平
・佐藤青果店
・佐藤デザインルーム
・幸せの黄金鯛焼き
・塩川塗料店
・車留夢
・章文堂
・スナック和楽
・セーブオン小諸インター店
・セブンイレブン御影店
・そば蔵丁子庵
・蕎麦倶楽部井泉庵
・そば七
・そば・パスタ HARADA
・だんとコーヒー
・つぼ八小諸店
・釣具のもとや
・天麩羅割烹 懐
・中澤食糧
・bar For you
・富士屋醸造
・ベル・コーヒー
・北信米油ニュー小諸SS
・ポム美容室
・万年堂
・もとや釣具店
・山城館
・渡辺歯科医院

▽東御
・ヘアサロンきむら 5口
・石の高昇
・スナックYOU
・永井精穀(株)
・長野セルトップ
・とんちき麺
・とんちゃん家

▽上田
・なごみの会

▽東京
・銀河鉄道㈱ 5口

【個人】
・井出澄子 20口
・大内壽恵麿 10口
・小俣哲夫 5口
・掛川和人 5口
・相原由美子
・市村道喜
・井出正雄
・今村純二/俶子
・岩井千賀子
・宇阿野宏之
・大井洋子

・荻原裕子
・小山良生
・北川治
・榊原菜穂子
・坂口由紀子
・笹平民雄
・佐藤サカエ
・鈴木聡
・武田里代子
・得能伸次
・中島均
・中村光江
・名小路雄
・比護清
・細萱千秋
・本間邦仁
・眞木美津恵
・松井元司
・松本理加
・宮下繁都
・横尾修弘

・匿名希望 28口

☆ココトラでは、引き続き広くご協賛を募っております。
個人・法人・団体様問わず1口1,000円〜。
ご芳名は、当日のしおり、会場、本ページで披露させて頂きます。
(匿名希望可)ご協力、宜しくお願い致します。
【ご連絡先】090-2953-2172(代表・一井)


2016.01.20