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第三映画会初期作品集1

【演出】 大友太郎

【価格】 1,000円(税・送料込)

【収録作品】

1．「明日も遊ぼうね」

2．「Making of 明日も遊ぼうね」(特典映像)　撮影：三浦和樹

【解説】
第三映画会とは、1990年に東京学芸大学に設立された映画サークルで、この「明日も遊ぼうね」が記念すべき第一作となる。当時の学芸大学の自主制作映画には珍しく、小学生から大人までと、出演者の幅も広く、スタッフも総勢20名あまりで創りあげている。
見所のひとつは、原爆の廃墟のシーン。何もない大学の空き地に廃墟のセットを組んで撮影に臨んだ。くすぶる熱で靴のうらが溶けてしまいながらも、廃墟をさまようシーンを小学生がしっかりと演じている。
この作品は自主映画の登竜門であるPFF(ぴあフィルムフェスティバル)アワード1990において入選し、テアトル新宿で上映された。
(同年のPFFでは「ウォーターボーイズ」「ハッピーフライト」の矢口史靖、「デンデラ」の天願大介なども入選している)

【ストーリー】
少年は幼い頃から自分のそばにいる少女の存在に気づいていた。だが、それが誰だかはわからない。ある日、核ミサイルが誤って日本に向け発射された。数時間後の運命を全く知らないかのように無邪気に遊ぶ子どもたち。そこで少年は少女に再びめぐりあった…。
核の恐怖という重いテーマに取り組み、しかも夢見るように語りかけている。戦争を知らない子どもたちが戦争を知らない世代であり続けるためのレクイエムである。

【キャスト】
重藤優子、岡本史浩、日野恒平、二反田尚美、重藤宏樹、瓜生はるか、中村南海子、重藤良樹、小林是也、大友聿子、斉藤博美、道又繁子、入山みどり、山田哲也、角明江

【スタッフ】
監督・脚本・撮影・照明：大友太郎
助監督：鎌田浩昭
脚本協力：松麿健夫、寺島克生
照明：大塚雅樹
照明助手：大島悟、大曽根成吉、陶山佳秀
美術：菊池芳恵
衣装：石川みどり
美術制作：伊藤恵
音楽：江草啓太、後藤聖
特殊効果：鈴木孝広
スチール：須磨尚生、吉田真弘
宣伝美術：長沼陽子
方言指導：浦真理子
題字作成：室賀弘行
車両：長山和夫、伴雅彦、郡司雅昭
メイキング：三浦和樹
協力：石塚上、伊藤英典、上山雅久、魚地博臣、大友麻子、加藤匡通、古賀真奈美、小林和彦、斉藤重雄、末永創、瀬頭知子、土井達夫、内藤慎也、永井学、古屋有志、村下武志、村田俊太郎、本吉夕美子、林愛子、東京学芸大学放送研究会、劇団漠、経堂北教会
製作：第三映画会(8㎜カラー　41分)1990年

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