原発総被曝の危機 -いのちを守りたい-

sohibaku

【著者】
原子力行政を問い直す宗教者の会

【出版社】
游学社

【定価】1,404円(税・送料込)

【解説】
2011年3月11日の東日本大震災により、東京電力福島第一原子力発電所でメルトダウンという史上最悪ともいえる大事故が発生した。再三、原発 を危惧する声があったにも関わらずこうした悲劇が招かれてしまったのは、ひとえに反省なき原子力行政によるものである。
さかのぼること12年、1999年9月、茨城県東海村でJCO臨界事故が発生した。当時、最悪の原子力事故と呼ばれた事件だ。その現実を前に、日本キリスト教団の牧師や、日蓮宗、真宗大谷派、浄土真宗本願寺派の僧侶らが声をあげ、一冊の本を世に送り出した。それが「原発 総ヒバクの危機」 だ。
本書は、福島第一原発事故という悲劇を機に内容を加筆・再編集し、改訂版として発刊した。再度世の中に原発をあり方を問い、自らいかに行動するか を提言するための1冊である。

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山本太郎氏(俳優)の推薦の言葉
「原発を止める事に宗教もイデオロギーも関係ない。とにかく生きのびなきゃ。この書はその事を深く理解する愛ある者からの叫びだ」

鎌田慧氏(ルポライター)の推薦の言葉
「人間の生命と魂とに深くかかわる宗教と原発とが、相容れることはありえない。宗派を越えた宗教者の反原発運動に、わたしは深く心を動かされてい る」

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【目次】

序章 それでも原発は必要ですか―臨界事故から12年後の悲劇
  人間の奢りと傲慢さによって引き起こされた福島第一原発事故 
  東日本大震災で 露呈した福島第一原発の真実

第1章 原子の火に殺される―平和利用という名の原発、その現実
  私たちは「総ヒバクの危機」に今ある なぜ、反原発なのか ほか

第2章 「いのち」を守る―宗教者たちの闘い
  ルポ(1)核のゴミ捨て場と化した寒村で反核の闘いを続ける
    ―「青森県八戸市・日本キリスト教団牧師岩田雅一」
  ルポ(2)反原発運動は日蓮聖人そのものの生き方だ
    ―「宮城県仙台市・日蓮宗僧侶梅森寛誠」 ほか

第3章 脱原発社会を目指して―今、問われること
  立花正寛講演会 未知のエネルギー・原子力は未知の汚染源を持っている
    過去と未来を失った時代―原発誘致の中で ほか

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2010.08.02